2005年04月号(Vol.111)小学生で英検準2級、 合格のための3条件!!

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2005年04月号(Vol.111)小学生で英検準2級、 合格のための3条件!!

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2005/04/01 2005年04月号(Vol.111)小学生で英検準2級、 合格のための3条件!!

小学生で英検準2級、
合格のための3条件
!!

 池袋スクールに通う櫻井瑛子ちゃん(現在、小6)は、昨年度、英検準2級に合格しました。英語を始めたのは小学校2年生。たった4年間で高校初級レベルに達したことになります。何がこの偉業を可能にしたのでしょうか?


友だちと話せるようになりたい!

–準2級、合格おめでとう。英語はどうして勉強しようと思いましたか?
オーストラリアにいる私の友達と話したかったからです。
まだ、日常会話に自信がないのでもっと勉強してホームステイをしてみたいです。

–家庭ではどのように英語を学習していますか?
家では1人で勉強するのではなく、私の祖父に教わりながら宿題や単語を勉強しています。祖父母の家で勉強するときは、約2時間は英語の勉強をしています。今は、英検2級に向けて勉強中です。単語カードや、祖父がパソコンでつくってくれるテストなどもやっています。

–英語を今までにやめたいと思ったことは?

ニッセイトに入ったばかりの頃、私以外の友達は先生と楽しそうに会話をしていました。そんなみんなを見てとてもうらやましくなりました。やめたいとは思わなかったけれど、ちょっと自信がなくなりました。でも反対に、もっとがんばろう!そうすればきっと先生と楽しく会話ができるようになると思い、ニッセイトで使っているテープを聞いて覚え、自信をつけました。

–将来の夢は?
私の将来の夢は、英語に関わった仕事です。具体的なものといえば、みんなが喜ぶような外国映画などの台本を書いてみたいです。そのためにも、単語をいっぱい覚えていこうと思います。


英語に堪能な祖父が見てくれています

お母さまにもお話を伺いました。

–英語を始めさせた動機は何ですか?
小学校1年の12月に、オーストラリアに仕事で行く際に瑛子を同伴し、仕事の間、2日ほど1人で友人宅に預け、その後、私も合流して計1週間滞在しました。そのお宅には同い年の女の子がおり、手振りなどで意思疎通に欠くことはなかったようですが、「英語が話せたら…」と瑛子自身が思ったようで、帰国後、本人が英語を習いたいと言い始めました。

–ご家族の方は今回のお子様の受験対策で何かお手伝いをされましたか?
私たち夫婦が仕事で遅くなる時、瑛子は週3日ほど祖父母宅で夕食後まで過ごしています。瑛子が英検3級の勉強を始めた頃から、我家では英語に堪能な瑛子の祖父が家庭学習に付き合っています。親が教えると、どうしても反抗期の子供はふくれ面になりますし、親もすぐにカーッとなるので、継続的学習をするには無理があります。その点、祖父ですと、子供も素直に教えに従っているようですし、両親にあれやこれやと言われない独立した領域で勉強しているという実感があるようで、自主性が芽生えた感じがします。準2級英検の直前の10日ほどは、毎日、バスで祖父母宅に行き、1日2時間ほど勉強していました。

–瑛子ちゃんは日本語の読解力がとてもありますね。読書は小さい頃から親しんで来たのですか?
小さい頃は、読んでほしいといわれた絵本を読むようにしていました。小学校に入ると音読を家人に聞いてもらうという宿題がありますが、毎日のように同じ話を聞かされるのもたまらないので、短編童話など私の知らない話の本を音読の宿題代わりに読ませていました。こちらもストーリーを知らないので、子供は親に「読み聞かせてあげる」といった姿勢で張り切って読んでいたように思います。読書に関しても好きなものについては集中力を発揮して読んでいます。春休みはダレン・シャン12巻を2週間ほどで読破していました。ファンタジーのジャンルが好きだと言っています。以前、読書好きの友人が、「家庭で親が本を読まないのに、子供に本を読めといってもそれは無理。親が読む姿を子供が見れば、子供も自然に本を読むようになる」と言っていました。我家もそのタイプかも知れません。

–英検や他の試験などで、今後お子様に期待していることなどがありましたらお聞かせください。
「TOEIC BRIDGE」などパターンの異なる試験にも対応できる実力をつけてほしいと思います。ただ英語の能力を向上させるためには、日本語の能力も備わっていなければならないと思いますので、日本語力も向上させてほしいと思います。また英語はあくまでも手段ですので、自分が英語で表現したいこと、コミュニケーションをとりたいことなどを、どんどん見つけていってほしいと思います。また、外国語でコミュニケーションをとるためには、正しい文法の知識に加えて、どうしても伝えたいという強い意欲、そして度胸、厚かましさが必要であると思いますが、瑛子には、これらの要素をバランスよく習得して、世界の多くの人々と意思疎通のできる楽しみを味わってほしいと思います。


母国語の土台がしっかりできている

総合英語クラス担任 井本さと子

瑛子ちゃんがレベルチェックを兼ねて振替に来たのは2年前でした。英語の理解度はもちろん、集中力、学習態度を見て上のレベルのクラスでも大丈夫、この子は絶対伸びる、と確信を持ちました。そして更に1年後、5年生になる時点で瑛子ちゃんに合う小学生のクラスはなく、中学生クラスを勧めました。しかし、そのクラスは既に中3のテキストを使用していたため、編入前の短期間に中2の学習内容を詰め込まなければなりませんでした。編入当初は非常に苦労していて、クラスが終わる時間も9時半と遅く、ご両親もローテーションを組んで送り迎えのサポートをしていらっしゃいました。クラスにも時間の経過と共に溶け込み、毎週行っている単語のテストは、中学生を圧倒するような勢いでしっかり合格点をとっています。授業で使用している洋書原本「Magic
Tree House」の物語はとても気に入っているようでテープ教材とそっくりに朗読できます。
瑛子ちゃんの上達している英語力に関して特筆すべきことは、それを支えているのがしっかりした母国語のバックグラウンドだということです。外国語の文法は日本語の説明を解さないと学習することは非常に難しいのですが、瑛子ちゃんは中学3年生と同じような説明をしてもよく理解できているようです。習い事もご両親が上手に制限されているようで、瑛子ちゃんには精神的なゆとりさえ感じます。英語を趣味のように楽しく学習されていることは、講師として何よりも嬉しいことです。英語を通して今のまま素直に、自分の興味の世界をもっともっと広げていって欲しいです。


■おじいさんが英語の学習を見てくれるというのは特殊な例かもしれません。しかし、注目すべきは3点です。はっきりした目標があること、家庭学習に相当の集中した時間をかけていること、そしてそれを支えるしっかりした国語力があるということです。どれも欠かせません。瑛子ちゃんの合格はこの条件を満たせば小学生でも準2級合格が可能なことを立証してくれました。インタビューをヒントに無理!と言わず、“我家でできる第一歩”を見つけてみませんか。


平成16年度 第3回英検合格者

※学年表記はすべて受験時です。
5級
相田泉(小3)  高橋なつみ(小4)  石川友梨(小4)  大島葵(小4)  小原将大(小5)

4級
吉本怜司(小3)  菊池真歩(小4)   小野里沙綾(小4)  小野塚頌人(小4)  原田理奈(小5)  恩田唯果(小5) 松本美嘉(小5)  栗原涼矢(小6)

準2級 
櫻井瑛子(小5)  福徳枝里子(中2)  松田賢(中2) *一木美里(中3)(*第2回英検合格)


SPELLING BEE (スペリング・コンテスト)

平成16年度 後期成績優秀者発表(2月実施)

GE6 部門
1位 92点 佐藤舞(小4)
2位 90点 乾敬吾(小4)
2位 90点 小川遼太朗(小4)

GE5 部門
1位 100点 栗原涼矢(小6)
2位 96点 野田貴紀(小5)
3位 91点 斎藤豪視(小6)

GE4部門
1位 99点 櫻井瑛子(小5)
2位 97点 福徳枝里子(中2)
3位 94点 滝沢雅紀(中1)

GE2部門
1位 98点 松野翔太(高2)
2位 87点 丹治彰乃(高2)


英語で言ってみよう!

『お皿並べるの、手伝って!』

ひとつひとつの単語を英語に置き換えようとし、知らない単語に出会うと、途端にコミュニケーションをストップしてしまう人がいます。単語や文法にあまりとらわれず、伝えるんだという意気込みが欠かせません。「並べる」っていう言葉を知らなくても代用できる言葉はありますね。
そこで、次の会話文にチャレンジ!

M:お皿並べるの、手伝って!
K: お昼は何?
M: サラダにスパゲティよ。
K: いいにおい!
– – – – – – – – – — – – – – – – – – – – – – –
M: Can you help me set the table?
K: OK, mom. What’s for lunch?
M: Salad and spaghetti.
K: Mmm, smells good!


編集後記

As the old cock crows, the young cock learns.
子は親を見て育つ

英語の学習でつまずく時、そこには日本語に問題があることが多いようです。かく言う自分も成績に伸び悩み担任の先生に相談したところ、読書量の不足を指摘されたことがあります。それから心して読書に努めるようにしていますが、なかなか思うように進みません。インタビューの中で、「家庭で親が本を読まないのに、子供に本を読めといってもそれは無理」という言葉に思わずドキン。子どもに読書の大切さを説きながら、自らが今どんな模範になっているのか改めて考えさせられました。

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