2000年7月号(Vol.58)絵本、好きですか?

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2000年7月号(Vol.58)絵本、好きですか?

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2000/07/01 2000年7月号(Vol.58)絵本、好きですか?

絵本、好きですか?
今年度、幼児クラスのカリキュラムに絵本を使ったストーリー・タイムを導入しました。導入のきっかけは、昨年度、保護者の方から頂いたアンケートです。ニッセイトのカリキュラムは、いつも皆さまの貴重なご意見が土台になっています。


幼児に与える絵本の効果は?
子供たちは、お母さんやお父さんに読んでもらう絵本が大好きなのではないでしょうか。新しいことばを覚えたり、絵本の主人公と一緒に絵本の世界を冒険したり…。子供たちを魅了する絵本、その効果にはどんなことが期待できるのでしょうか?

・ことばを覚えられる
・世の中がことばによって表現できることを学べる
・世の中のいろいろなものに興味を持たせることができる
・道徳学習ができる
・探究心が育つ
・絵本の登場人物を通して、いろいろな考え方や感じ方を知ることができる

まだまだありそうです。読み聞かせのなかで育まれる親子の親密感もそのひとつでしょう。でも、その読み聞かせ、読み方ひとつでおもしろくも、つまらなくもなります。また、道草(?)を好む子供に聞かせるには、忍耐や演技力も必要なのではないでしょうか。
日本でも人気の高い絵本の中には、洋書の翻訳版も少なくありません。原作には原作の良さがあります。その素晴らしさに出会わせてあげたい、簡単なフレーズなら、日本語でもそうであるようにすぐ真似をして覚えてしまうのではないかしら…、そんな期待を込めて、ニッセイトのアンケートに絵本導入の要望を出してくださったのが、Pre-primaryクラスの堀澤優惟ちゃん(現在、3歳)のお母さんです。優惟ちゃんは絵本が大好きで、レッスン後はいつもお母さんに絵本を読んで欲しいとおねだりしています。ある時、待合室からディズニーのアニメに出てくるプルートの声が聞こえてきました。「あれ? そんなコンピューターソフトあったかな?」・・・よく耳を澄ましてみると、優惟ちゃんのお母さんが絵本を読んでいるではありませんか。なるほど、普段からあんなふうに絵本を読んであげているから、優惟ちゃんは絵本が大好きなんだ、と感心したほどです。
さて、その堀澤さんに改めてインタビューをさせていただきました。


–絵本は、月に何冊くらい読み聞かせをしてあげていますか?
種類は、1、2冊です。ほとんど毎日(寝る時)、その時気に入っている同じ本を読み聞かせます。同じ本を読むので、長いお話でも子どもは暗記していて、人形に読んであげたりしています。
–最近の優惟ちゃんのお気に入りは?
ぐりとぐらのシリーズ。食べ物がでてくるのが気に入っているようです。
–絵本を読んであげる時に、心がけていることはありますか?
読んでいると、ストーリーとは別のことを言ったり、絵の細かいところばかり見ていたり、先に進まないことも多いのですが、できるだけ本人の納得のいくようにしてあげようと思っています。それに、話し言葉はなるべく感情を入れて読んでいます。
–英語の絵本も読んであげているのですか?
1冊、トライしましたが、あまり好きではなかったようです。
–ニッセイトでこの春より設けたストーリー・タイムの感想は?
集中して聞いています。知っている言葉がストーリーになって出てくるので、楽しんでいるように見えます。この間も、パパが新聞を読んでいたら“Reading!” と言って私たちを驚かせました。


ニッセイトが選んだ5冊
それでは、ニッセイトが前期のカリキュラムに選んだ5冊を紹介しましょう。基本的には、1ヶ月に1冊の予定。どれもとてもやさしい内容です。ご家庭で引き続き、お父さんやお母さんが読んであげても良いかもしれません。もし、ご希望があればニッセイトでも注文を承ります。



Spot’s First Easter
(Eric Hill 作 Picture Puffins 出版)

◆イースターにちなんで選んだ一冊です。子イヌのスポットは、お友達とイースターエッグを探しまわります。
さて、スポットはいくつの玉子を見つけることができるでしょう?



Daddy, Can You Play With Me?
(Harriet Ziefert & Emilie Boon 作
A LIFT-THE-FLAP BOOK 出版)

◆リトル・ヒポは、お父さんに遊んでほしいと思っています。でも、お父さんはいつも忙しくて…。新聞を読んでいたり、タイプを打っていたり、車を磨いていたり…。



Animal Sounds
(First Little Golden Books 出版)

◆いろんな動物の鳴き声が載っているとてもクラシックな本です。ねこや犬はもとより、牛や馬、ねずみや小鳥、いろいろな動物の鳴き方を知ることができます。



Old Macdonald had a farm
(Child’s Play 出版)

◆お馴染み、”Old Mcdonald had a farm”の歌に合わせたビッグ・ブック。ページをめくる毎に動物が増えていきます。歌いながら楽しめる本です。



THE VERY HUNGRY CATERPILLAR
(Eric Carle 作 Penguin books 出版)

◆みなさんお馴染みの「はらぺこあおむし」。おなかをすかせたはらぺこあおむしは、毎日いろんなくだものを食べておなかをいっぱいにしていきます。そして、最後には…。


E-mail from Phoebe
ここエディンバラも夏ですが、東京ほど暑くないです。これが夏なんて信じられないくらいです。
私は、耳が聞こえない子供の学校である “Donaldson’s College” に採用が決まりました。この学校で初めて、耳は聞こえても言語障害を持つ子供たちを受け入れることになり、私はその子供たちを担当します。今、そのための準備に追われています。それに、耳の不自由な子供たちと会話をするために手話も覚えなくてはなりません。これも大変ですが、日本語よりは難しくないです!!!

ニッセイトの皆さんのことがとても懐かしいです。いつかひょっこり顔を出せたらと思っています。皆さん、これからも元気にがんばってください。でも、あまりがんばり過ぎないように!
Phoebe Salter


これって英語? 
ブラインドタッチ ~blind touch~
今やコンピューターを扱えないと仕事もままならない時代。やはりブラインドタッチぐらいはできるようになりたい。ハイ、ここでもまた和製英語の登場です。いわゆるキーボードのキーを見ずにタイプすることを英語では、“blind touch”とは言わずに “touch-typing”と言います。コンピューター用語は英語から来たものばかりと思いがちですが、これは落とし穴でしたね。もう一つおまけに、テンキーも“ten key”ではなく、“the number keys”と言います。


編集後記
This book reminds me of my childhood.
(この本、懐かしいー)

本屋さんの絵本コーナーで教材としての絵本を下調べしていた時のこと。近くを通りかかった若いカップルが絵本に手を伸ばして、「あっ、がらがらどんだ!」「おれも知ってる。懐かしいなー!」と声を上げて喜んでいました。なんだかその会話に、親の愛情に包まれて育った二人の幼児期を想像できる思いがしました。そんなふうに子供の頃の思い出の一冊がある。とても素敵なことだと思います。



 

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