2000年6月号(Vol.57)子供の頃のイースター  —私の思い出

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2000年6月号(Vol.57)子供の頃のイースター  —私の思い出

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2000/06/01 2000年6月号(Vol.57)子供の頃のイースター  —私の思い出

子供の頃のイースター
       私の思い出
先月号では、教室で取り組むイースターエッグ作りを特集しました。私たちに馴染みの少ないイースター。もう少しその文化を知るため、イギリス出身のジョアン先生、アメリカ出身のパトリック先生にイースターの思い出を寄せていただきました。


楽しみは、頭大のチョコレート・エッグ
Joanne Haddock
イギリスでは、イースターの次の月曜はバンクホリデー(銀行や公共の機関が休日となる日)となり、学校はイースターの前後の2週間が休みです。
子供の頃、私はいつもイースターの来るのを楽しみにしていました。なぜなら、この日、子供たちはチョコレートの玉子をもらえるからです。とても大きいんですよ。私の頭より大きかったのを覚えています。その玉子のチョコレートを割ると、中にはまたチョコやお菓子が入っています。
学校では、ニッセイトのクラスでもやったように玉子を染めたり、色を塗ったりしました。また、草花で帽子を作ったり、歌を歌ったり、踊ったり、ゲームをしたり、それにパレードなんかもしました。10代では、“エッグトス”をやったのをよく覚えています。ペアを組んで、生卵を割らないように投げ、パートナーはそれを上手にキャッチし、その距離を競います。競技の後、辺りはもう割れた卵でぐちゃぐちゃです。
私の家族はキリスト教徒でなかったので、教会に行くことはありませんでした。イースターの時期、父はよく長期休暇を取り、キャラバンで旅行に連れて行ってくれました。というより、ヨットレースに参加するため、レース開催場所に連れて行ってくれたのです。そこには他の子供たちもたくさんいて、エッグハントでは激しいバトルが繰り広げられました。誰が一番大きい玉子を見つけるか? 一番多くの玉子を見つけたのは誰か? といったバトルです。また、大人も一緒になって海に浮かぶブイに取り付けた玉子を取る競争もしました。でも、だいたい壊れてしまったり、しょっぱくなっていたり…。私にとってイースターは、家族や友達とのとても楽しい思い出です。


親戚や友達がたくさん集まる日
Patrick Harris
もともとイースターは、イエス・キリストの復活という歴史的な出来事を祝う日です。イエス・キリストが亡くなり、その3日後に神は彼を生き返えらせたのです。
私はキリスト教徒の家庭に生まれたので、小さい頃からイースターの意味を知っていました。そして、他の一般的なアメリカ人のようにイースターを過ごしてきました。
イースターの日曜日、私は父と母、そして二人の姉と教会に出かけ、牧師さんの話を興味深く聞いていたのを良く覚えています。そうそう、イースターの朝、クリスマスにプレゼントの入ったストッキングをもらえるように、ゼリー・ビーンズやチョコレート、そしてイースター・エッグの入ったバスケットをもらいました。でも、食べるのは教会から帰るまでお預け…。
教会から帰ると、いよいよイースターエッグ・ハント(玉子探し)。家の中や庭に隠された玉子を探しまわり、見つけたら食べることができます。また、この日、家には親戚や近所の子供たちが大勢やってきます。子供たちは、また近所の家に押しかけたりして、とてもにぎやかに過ごしました。夕食は、七面鳥やチキン、時にはアヒルなどがローストされ、天気が良ければ外でバーベキュー。みんながいろいろな料理を持ち寄りますから決して足りなくなることはありません。おなかが一杯になるまで食べ、その後は、テレビの特番で「King of Kings」 「Ben Hur」、またはイエス・キリストの復活に関する映画等を楽しんでいました。

もう、だいぶ昔のことになってしまいましたが、その頃の生活はとてもシンプルで、ただ家族や親戚、友達が集まることが一番の喜びだったように思います。今でも楽しい思い出です。

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イギリス、アメリカ、国が違えばその祝い方も異なるようです。家庭や宗教によっても違うでしょう。また、世代によっても変わっていくものです。ジョアン先生の話では、現在イギリスで教会に行く習慣を持つ人は1割くらいでは、と言っていました。今のクリスマスがそうであるように、宗教色はあせ、イベント的なところが受け継がれているようです。だからこそ全国的な祝日として多くの人に親しまれているのかもしれません。
時代はいよいよ21世紀。これから益々、地球規模のコミュニケーションが必要になってくるでしょう。この時代を担う子供たちには、英語や他の言語の学習を通して自国以外の文化にも触れ、グローバルな感性を養っていって欲しいと願っています。


EASTER EGG CONTEST 入賞者発表
【木の玉子部門 Pre-primary / Primary】 
池袋スクール
The Best Easter Egg
中谷さくら(小1)

The 2nd Best
佐藤舞(年長)

川越スクール
The Best Easter Egg
長谷川桃子(年長)

The 2nd Best
森田菜月(年長)

【木の玉子部門 Pre-basic / Basic-a,b】
池袋スクール
The Best Easter Egg
西原章太(小6)

The 2nd Best
矢島朋尭(小2)

原田理奈(小1)

西原有美(小6)

川越スクール
The Best Easter Egg
土井南美(小3)

The 2nd Best
矢口真帆(小4)

【本物の玉子部門 Basic-c / Intermediate】
池袋スクール
The Best Easter Egg
久間浩美(小6)

The 2nd Best
渡辺祐奈(小6)

川越スクール
The Best Easter Egg
児島綾乃(中3)

The 2nd Best
小川月菜(中2)


これって英語? 
シャープペンシル ~sharp pencil~
削る手間が省ける上、先が太くなることなくきれいに書けるシャープペンシル。今では鉛筆を使う人のほうが少ないくらいですね。さて、この“sharp pencil”というのは実は和製英語。私たちが言う「シャープペンシル」のことを米国では“mechanical pencil”、英国では“propelling pencil”と言います。ちなみに英語で“sharp pencil”と言った場合、その直訳通り「とがった鉛筆」の意味。お店で店員さんに尋ねたら、真新しい鉛筆と鉛筆削りを持って来るかもしれません!?


編集後記
It takes all sorts to make a world.
(いろんな人がいてこそ世の中)
いろんな宗教、いろんな価値観、
いろんな考え方、いろんな…
この地球に存在するいろんな違い
分かっていても、いざ直面するとストレスに…
自分が理解されないことにジレンマを感じたり、
相手の言動に悩んだり……
そんな時、「自分は正しい」を疑ってみる
ふと、
自分の思い込みに自分が支配されていることに気付く
我日々反省



 

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