1999年10月号(Vol.49)上達の舞台裏

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1999年10月号(Vol.49)上達の舞台裏

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1999/10/01 1999年10月号(Vol.49)上達の舞台裏

上達の舞台裏
 今年度も半年が過ぎました。マラソンにたとえれば、折り返し地点でもあります。今まで走ってきたコースを振り返り、再度これからの走り方を検討してみてはどうでしょう。全力完走を目指すのも良し、ゆっくりと周りの景色を楽しみながら走るのも良し、のんびり歩いて完走を目指すのも良いでしょう。


 


もっと、褒めてあげても良いのでは…
 9月最終週、ニッセイトの各スクールではオープンクラスが行われました。4月より上達をすごく感じられた方、あまり感じられなかった方、いろいろといらっしゃったことでしょう。毎回、オープンクラスでは、保護者の方にお子さんの学習意欲、上達、またご感想などのアンケートを実施しています。定期的なフィードバックは私たち講師、スタッフに欠かせません。皆様の言葉に励まされたり、発憤したり、また発見や気づきがあったり…。
時に、お子さんの成長、上達に関して、保護者の方の目と、講師の感じ方に大きなギャップを感じることがあります。「歌がすごく上手でしたよ」「いいえ、声も他の子より小さいし…」。または、「最近、とっても積極的になってきましたよ」「いいえ、授業態度が悪くて見ていられませんでした…」などなど悪いところの指摘ばかり。単なる謙遜でもなさそうです。保護者の方はクラスの中でどうしても他のお子さんと比較してしまいがちです。そうなると、そのお子さん本来の成長や上達が見えなくなってしまう恐れがあります。他のお子さんより劣っていたことだけが印象に残り、素直に上達を褒めてあげることができなくなってしまうのです。お子さん自身はとってもがんばっているのに、それを認めてもらえないと気持ちの拠り所がなくなってしまいます。そもそも完璧な生徒などいません。子供たちは、認めてもらい、褒めてもらって、次の行動エネルギーにしていきます。悪いところは叱り、良いところはちゃんと褒めてあげましょう。


 


上達を左右する家庭学習
 さて、英語の上達を左右するのは学習の総時間。週に1時限、スクールに通っているだけでは上達も限られたものでしかありません。ところが、習わせている(?)立場になると、過大期待してしまいがちです。自分が何か習い事を週に1時間することを想像してみればわかりますよね。目に見えた上達を望むのであれば、プラスアルファーの努力が必要です。それは、宿題をしっかりしていくことだったり、自発的な学習をすることであったり…。今回のオープンクラスアンケートから「上達を感じる」とお答えいただいた方の多くは、家庭学習にもお父さんや、お母さんがかなり積極的に参加していることが改めて読み取れました。オープンクラスをひとつの表舞台とするならば、そこで目立った上達を披露しているお子さんの舞台裏には、それ相応のご家族の協力があるようです。
 さて、英語の上達を左右するのは学習の総時間。週に1時限、スクールに通っているだけでは上達も限られたものでしかありません。ところが、習わせている(?)立場になると、過大期待してしまいがちです。自分が何か習い事を週に1時間することを想像してみればわかりますよね。目に見えた上達を望むのであれば、プラスアルファーの努力が必要です。それは、宿題をしっかりしていくことだったり、自発的な学習をすることであったり…。今回のオープンクラスアンケートから「上達を感じる」とお答えいただいた方の多くは、家庭学習にもお父さんや、お母さんがかなり積極的に参加していることが改めて読み取れました。オープンクラスをひとつの表舞台とするならば、そこで目立った上達を披露しているお子さんの舞台裏には、それ相応のご家族の協力があるようです。

 家で何をしたら良いのかわからない、という方のために家庭学習の参考例をあげてみましょう。

・宿題を一緒にする
・英単語を生活の中で照らし合わせながら覚える
・テープ教材を一緒に真似てみる
・テキストの内容を復習する
・テキストの内容を生活の中で使ってみる
・テレビの英語番組やビデオを積極的に利用する
・英語の絵本を何度も読む、または読んであげる
・歌やチャンツを一人でも歌えるようにする
 
上記どれをとっても、小学校の高学年くらいになるまでは一人でできそうにありません。極端に言えば、良くも悪くも、ある年齢までは保護者の方の目標意識、協力がお子さんにそのまま反映するということです。また、家庭学習には学習意欲を活性化させる相乗効果もあります。

・わかるからおもしろい
・発話に自信がもてる
・できると褒められる

といったことが必然的に起きるからです。家庭学習をするようになってから、英語がより好きになり、クラスでも積極的になったというケースは数知れません。ポイントは、いかに興味をそそるように導入するかです。無理強いしてもお子さんの反発をあおるだけですから。


 


家庭学習を見てあげられない
 しかし、保護者の方の中には「忙しくて見てあげられない」「嫌いにならず、楽しく学習していってくれれば良い」という方もいらっしゃるでしょう。そういう場合はできる範囲内の協力でいいのです。ただし、上記の逆もこれ然りですから、お子さんの発する信号には敏感でいてあげてください。

・わからないからつまらない
・自信がないから言えない
・間違えると叱られる(プレッシャーを感じる)
 
こうなると英語が嫌いになってしまいかねません。もし今のクラスが負担になっているようでしたらクラスを変えてみるのもひとつの方法です。易しいクラスで、自信を回復し、のびのびと参加しているといったケースもあります。いずれにしても継続は力。ゆっくりではありますが、ある期間を振り返ってみれば必ず成長や上達があります。そのうちに、「クラスのお友達と一緒に次のレベルに行きたいからがんばる」などと言い出したらしめたもの。達成目標がはっきりしてくるとパワーが倍増してくるものです。
 『THE 21 能力開発のすべて ’99(PHP研究開発所)に、「偏差値が高ければ仕事もできるか?」と題したレポートがありました。ある大手企業の人事部リーダーは、「新入社員に求める理想像は、達成意欲の高さ、周囲に働きかける力の強さ、そしてプレッシャーに強いことで、つまり目標達成パワーをもった人材ということになります。具体的にいえば、システムが悪いから何もできないと考えるのでなく、自らシステムを作って実行してしまうような意識をもった、行動力のある人材を求めています」と語っていました。今日、実業界では学歴社会から実力社会へ移行時期にきています。学歴だけでは通用しません。自分の目標を立てる。そしてそれを実行する。できなければ修正して再チャレンジ。こういった能力は一朝一夕では身につきません。日頃の習慣化が大切です。英語とのつきあい方、もう一度考えてみませんか?


 


これって英語? 
ワイシャツ ~Y shirt (?)
 すっかり日本語として定着した「ワイシャツ」。襟のところがY字型にも見えるのでワイシャツ(?)とも思いきや、実はこの言葉、英語の“white shirt(白いシャツ)がなまったものなのです。昔はその語源通り白いものばかりでしたが、今では色物も多くなって、“white shirt”とは言えないですよね。それはさておき、「ワイシャツ」のことを英語では、ただ単に、“a shirt”でいいのです。


 


編集後記
So many men, so many minds.
(十人十色)
 十人いれば、十の考え方、感じ方があるということ。英語の学習に関しても、歌が好きな人、本を読むのが好きな人、おしゃべりが好きな人、いろいろでしょう。自分の好きなことを見つけ、それをどんどん高めていって欲しいと思います。「みんながしているから」と主体性がはっきりしないこと、案外多いのではないでしょうか。自分が何をしたいのか、どうなっていたいのか、もっともっと自分との会話が必要な気がします。

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