1997年7月号(Vol.31)親子で楽しむ英語の絵本! お勧めの一冊

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1997年7月号(Vol.31)親子で楽しむ英語の絵本! お勧めの一冊

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1997/07/01 1997年7月号(Vol.31)親子で楽しむ英語の絵本! お勧めの一冊


 

親子で楽しむ英語の絵本! お勧めの一冊

 

 お子さんが幼い場合、日本語の絵本を読んであげることを日課にしている方も多いと思 いますが、時には、英語の絵本を親子で楽しんでみませんか。今月号ではお勧め の一冊をご紹介します。


想像力をフル回転

 

 子供はみんな絵本が大好きです。文章が少しくらい難しくても、絵が内容理解の手助けをしてくれます。そして、より深い理解を得ようと、想像力をフル回転させ、一生懸命にイメージの世界を膨らませます。これが、感性や創造性を磨くのに大いに役立つのです。絵本は、ビデオやテレビの一方通行の情報提供と違い、「間」の活用が自由自在。読み手次第で、必要なだけ「間」を持つことができるのです。一緒に笑ったり、驚いたり、また「どうしてかな?」「どうなっちゃうのかな?」と思考する時間があるからこそ、子供は自分で自分のイメージ世界を拡張できるのです。これは、非常に有効な親子間のコミュニケーション学習の場になります。1ページ、1ページを味わいながら、親子で、嬉しさ、悲しさ、怒り、いろいろなハラハラ、ドキドキを共有してください。とにかく一緒に楽しむことが大切です。この共有体験は、子供たちにとって心の栄養になり、また、同時に思考力や感受性を『自然に育てる』結果になることでしょう。


 

英語の絵本にチャレンジ

 

 英語の絵本には、時々、見慣れない単語などが出てきて、ちょっとまごつくところがあるかもしれません。でも、それはそれで、自分の勉強にもなるはずです。中にはテープ付きのものもありますが、お母さんやお父さんの生の声が一番です。肉声には、機械音とは違った安心感が生まれるからです。多少の発音問題などあまり気にせず、一緒に学習するつもりで取り組んで欲しいと思います。良い絵本は、何度読んでも飽きないものです。また、読んでいくうちに味わいも深まります。お子さんが高学年の場合は、ページ毎に読みあっても良いでしょう。分からない単語は見栄を張らずに(?)一緒に辞書で調べたりするのも楽しい作業です。ポイントは、声にすることです。そして、湧き起こる様々な感情のシェアリング(共有)をすることです。今回は、年齢に合ったお勧めの一冊を紹介します。対象学年は大まかな目安です。


 

お勧めの一冊

 

幼児

 

THE VERY HUNGRY CATERPILLAR (Eric Carle/ Picture Puffins出版 1330円) おなかをすかせた青虫が、月曜から毎日いろいろな食べ物を食べて大きくなります。各ページの穴にひもを通して、青虫になったつもりで読んでみましょう。

 

小学生低学年

 

Spot’s Walk in the Woods (Erick Hill/ Picture Puffins 出版 1680円) 小犬のスポットが森の中へ散歩に行きます。途中に橋があったり、動物に出会ったりします。キーワードが小さなflap(覆い)で隠され、そのflap上には、単語の絵が描かれ ています。そのflap上の絵をお子さんが読むようにしても楽しいでしょう。

 

小学生中学年

 

FROGGY GETS DRESSED (Jonathan London and Frank Remkiewicz/ Picture Puffins出版 1110円) カエルのフロッギーは、雪の中へ飛び出します。でもフロッギーが外に出るたびに、着るものを忘れて、お母さんから呼び戻されます。”FRRROOGGYY, did you forget to put something on?”服を着る時の音と、反復する文章がとても愉快です。

 

小学生高学年

 

DAYS WITH FROG AND TOAD (Arnold Lobel/ Harper Trophy出版 910円 テープ付1580円) カエル君とヒキガエル君のお話。一冊に5話あります。ヒキガエル君は、面倒くさがりやで、部屋の中も散らかりほうだい。「明日やればいいさ」。でも、カエル君と話しているうちに、「明日のんびり過ごすには、今、やっておこうかな?」という気になってきます。

 

中学生

 

THE LITTLE HOUSE (Virginia Lee Burton/ Sandpiper Houghton Mifflin Books出版 1100円 テープ付き1580円) はじめは静かな環境にあった小さなおうち。でも、まわりに道ができたり、ビルが建っていきます。ある女の子がビルに囲まれたその家を見つけて、お父さんにねだります。あの小さなおうちを、花や木のある丘の上に移動させて欲しいって。

 

高校生

 

The Giving Tree (Shel SilverStein/ Haper & Row出版 2840円) 少年と大きな木の愛情物語。木は、少年が小さい頃、遊び相手になってくれ、お金が欲しくなるとりんごの実を差し出し、家が欲しいと、木の幹を差し出してくれました。そして、年老いた少年に最後に差し出したものは…。

 

*上記金額は1997年6月現在の本体価格です。消費税は含まれていません。
*上記絵本は、ニッセイトでもお申し込みいただけます。

 


 

Day Trip さくらんぼ狩り ツアー日記

 

 6月14日(土)、総勢35名が山梨県甲府にさくらんぼ狩りに参加しました。梅雨の合間の好天に恵まれ、意気揚々のスタート。ところが、好天気が裏目に出て、中央高速は大渋滞。トイレ待ち1時間?冗談じゃないよ~! でも、バスの中は、BINGOの歌や、ゲームで盛り上がりました。また、DAY TRIP ENGLISH CARD(英語の質問文や簡単な表現を集めたカードで、適切な状況の中で使うと、先生からスタンプがもらえる)のスタンプ集めでは、出発1時間足らずでスタンプを集めきってしまったお友達もいて、先生たちを驚かせました。
さて、予定よりだいぶ遅れてのさくらんぼ園到着。鈴なりのさくらんぼには、それまでの疲れを忘れさせるものがありました。木によじ登る子供たち、お父さんや先生に肩車してもらう子供たち、大人も子供も食べ競っていました(?)。今回、バスの中での時間が長かったこともあってか、多くの子供たちがDAY TRIP ENGLISHを制覇して商品を手にしました。Congratulations!  来年もまた、楽しみにしていてください。


 

連載特集
ガンバレ達也君、沙耶ちゃん!

 

 6月13日から、アメリカは早くも夏休みが始まりました。達也と沙耶も、こちらの学校に来て2ヶ月です。月~金は現地校、土曜は日本語補習校と結構忙しい生活でした。補習校では、普段のストレスを解消しているようで、2人とも毎週楽しみにしています。特に沙耶は、「週1日がアメリカの学校で、補習校が5日ならいいのに」と言っていて、それを聞く親としては胸がチクッと痛みます。この夏休みには、沙耶待望の補習校10日間集中授業が始まりました。授業のスピードは、日本の6倍で進みます。算数は、現地の学校でも教わっているのでどうにかなりますが、国語や社会はかなり厳しい状態です。特に滞米年数が長くなるほど、漢字能力は落ちていくようで、家庭での”気合い”が勝負になってきます。
アメリカ人の子供たちは、2ヶ月半もある長い夏休みを、サマースクールやサマーキャンプに参加したりして過ごします。大きい子になると、泊まりがけのキャンプもたくさんあります。達也と沙耶も行く予定になっているので、詳しい話は次号で。ちなみに、アメリカは夏休みが年度末なので、宿題は全くありません。我が家は、コミュニティーで持っているプールとテニスコートが付いているので、暑くなってからは、子供たちは毎日泳いでいて、2人とも真っ黒です。車の送り迎えばかりで、ほとんど歩くことがない子供たちにとって、水泳は良い体力作りになります。皆さんも良い夏休みをお過ごしください。

 

1997年6月 平野悦子


 

今月のへぇー

 

「ゴミ持ち帰りツアー」がトレンディー
インド洋に浮かぶモルディブ共和国は、今や人気の観光地。しかし、年々増える観光客に伴い、ゴミの処理問題が深刻化してきました。そこで、ドイツの航空会社が始めた「ゴミ持ち帰りツアー」。到着するとポリ袋が配布され、滞在中に自分たちが出したゴミは、空き缶やたばこの吸い殻に至るまで、この袋に入れて母国へ持ち帰るんですって。へぇー。


 

編集後記

 

 You can’t judge a book by its cover. (本の内容は、その装丁からはわからない)
皆さんは、本や絵本を買う時に、どのように選びますか。ついつい、タイトルや表紙につられて買い、思わぬ失敗をしたことはありませんか。その逆もあるでしょう。本屋の片隅に目立たなく置かれてある一冊。でも、勧められて読んでみるととても貴重な一冊、ということもあります。このことわざは、「人は見かけによらない」ということを示唆しています。見かけだけで物事や人物の判断をすることは、その人の視野を狭め思わぬ失敗を招いてしまいます。表面的な特徴にとらわれて、大切な中身を見逃さないようにしたいものです。


新たなコラム「読者の広場」を設けます。このコラムは皆さまの投稿で構成されます。お気軽にご参加ください。
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