1996年10月号(Vol.22)英語でキャッチボール、無理せず、休まず、あきらめず、お母さん、ガンバッテ!

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1996年10月号(Vol.22)英語でキャッチボール、無理せず、休まず、あきらめず、お母さん、ガンバッテ!

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1996/10/01 1996年10月号(Vol.22)英語でキャッチボール、無理せず、休まず、あきらめず、お母さん、ガンバッテ!

英語でキャッチボール
無理せず、休まず、あきらめず、
      お母さん、ガンバッテ!
 この春より始まったEnglish Catch Ball、その後、どのように進めていらっしゃいますか。「時間の経過と共に当初の意気込みも薄れ・・・」、という声も聞こえてきそうです。そこで、今月号では、7月に実施されたお母さんのためのワークショップ(勉強会)に参加された方々のアンケートから、いくつかの奮闘例を紹介しましょう。

 



今回、7月に池袋校、川越校で開催されたワークショップには、22名のお母さん方が参加されました。この企画は、「キャッチボールが思うように進まないのですが、何か良い方法はないでしょうか」といった声に応えて実施されたものです。内容は、English Catch Ballの練習を主としたものでしたが、発音練習に加え、家庭での状況を想定した寸劇など、実践的なものも組み込まれていました。突然の寸劇には冷や汗(?)をかいていた人も多かったようで、楽しさの中にも緊張感あり、といった様子でした。
 では、参加されたお母さんの実践例をいくつか見ることにしましょう。



「やはり、親が意識をもって取り組まなければ・・・」
 とにかく私自身がすぐに日本語を使ってしまいます。でも最近は、気が付いたときには、単語だけでも英語で言うように心掛けています。やはり、親が意識をもって取り組まなければいけないなと感じております。今はとにかく、「手を洗った?」という英語ばかりを使っています。
(池袋:相澤孝子さん)
●何かを始める第一歩は、意識化することです。あせらず一歩ずつ進んでください。今年の夏はO-157の影響でDid you wash your hands? はかなり定着したのではないでしょうか?



「私が英語で話しかけると、ウケてしまいます」
 朝食の時にEnglish Catch Ballを行うことが多いのですが、最近はついつい忘れがちです。私がより積極的にできたらもっと上達するのは分かっていますが、余裕がなくできていません。たまに使うせいか、私が英語で話しかけるとウケてしまい、子どもが何度もまねをします。まあ、今はこれでもいいか、と自分をなぐさめています。
(池袋:高橋喜久美さん)
●お子さんに負けずに(?)、これからもがんばってください。でも、楽しそうなキャッチボールですね。



「親のための回答例集のようなものがあると助かるのですが」
 親の語学力不足のため、会話の度にプリントを見なければならないので、つい面倒になりがちです。「ファミコンをしてもいい?」と言う文だけは、それを英語で言わないとやらせないことにしているので、毎月必ず星印がついています。ただ、問題なのは、その回答に条件を付けたくても、付けられないと言うことです(例えば、「食事の時間になるまで」とか、「一回ゲームオーバーになったらおしまい」とか)。親のための豊富な回答例集のような物があると、大変助かるのですが。
(川越:中嶋朱芝さん)
●素朴な疑問、積極的な質問、大歓迎です。お気軽に講師やコーディネーターまでご質問ください。



「主人の両親の前では英語で話しにくい」
English Catch Ballのプリントは、ああ、こういう表現もあったな、という感じで活用しています。今のところ、Takashiからの語りかけを無理強いせず、私の言ったことを理解して答えられればいいと考えています。苦労話といえば、主人の両親と一緒に暮らしているので、なかなか両親の前では英語を話しにくいということでしょうか。
(池袋:磯貝純子さん)
●お察し致します。おじいちゃまやおばあちゃまにも、キャッチボールに参加していただけるといいですね。



「娘のあからさまな拒絶を受けました」
 諸々の事情により、我が家で忘れ去られた存在だった可哀相なシートでした。突然使い出した時には、娘のあからさまな拒絶を受けました。私自身も嫌気がさしてしまい、しばらく口にしませんでしたが、そのうち、教室に通う往復の車の中などリラックスした時間のほうが反応してくれるように思い、無理のない程度に使っています。
(川越:鈴木真理子さん)
●そうです、無理強いしても意味がありません。キャッチボールはゲームなのですから。



「Please.やThank you.は欧米語のとてもよいところ」
 「ネェーネェーネェー おしょうゆ!」食卓に着いたとたんの息子の大声。こちらも負けずに「お母さんは、ネェーネェーネェーという名前じゃないし、だいたいお醤油がどうしたの?」とやり返します。これでは、まったくのJapanese Catch Ballとしたって最低。ハタと思い出して、In English, please! とたたみかけても既にタイミングが悪く・・・。しかし、日本語で親子間だとなかなか「どうぞ」や「ありがとう」が言えませんが、さりげなく、Please.やThank you. が添えられるのは欧米語のとても良いところですね。
(池袋:田中潤子さん)
●Please. Thank you.って本当に素敵な言葉ですね。日本語でももっと自然に使いたいですね。



「少しずつですが、彼の中で英語が根づいているように思う」
 日常生活の中で特に意識せず自然体で問いかける様にCatch Ballをしています。日ごろ聞きなれた言葉にはYes. No. で答えてきますが、初めてのことや少し長いセンテンスになると「なんて言ったの? ABCじゃなくて“あのね”(日本語のこと)でお話してよ!」とWild Catch Ballになることもしばしば。時に自分が強く主張したい時など英語を急に使い始めたりします。例えば“No!!” “I’m NO!!” など文法的にはめちゃめちゃでも言いたいことはとても分かります。少しずづですが彼の中に英語が根づいているように思う今日このごろです。
(池袋:小原明美さん)
●お子さんなりに、英語、日本語の使い分けをしてきているのですね。英語だと言いやすいことってありますからね。



「子どもにも発音を注意されながら努力しております」
English Catch BallのNo.1は、いつも朝食時に、No.2は学校から帰ってきたらほとんど毎日会話していますので、今では子どもからの返答が自然な形になってきました。ただ難点は発音です。私としては、できればきれいな正しい発音で、と思いますが現実はそういきません。先生に教わりながら、また、時には子どもに注意されながら努力しております。
(川越:間仁田幸枝さん)
●素直にお子さんに教わることができるっていいですね。素敵な親子関係だと思います。



 皆さん、いろいろと悪戦苦闘しているようです。でも、大切なのはその過程にあるコミュニケーションです。そして、基本は楽しみながら、英語の学習を共有していくことです。間違いを指摘し合うより、間違いを受け入れ励まし合うような関係が、言葉の上達には欠かせません。赤ちゃんが言葉を覚えていく過程と同じです。家庭でのキャッチボールが、英語を言葉として使う感覚を膨らませていってくれることを願っています。


環境まいと~く

 先日、カリフォルニアにあるヨセミテ国立公園のパンフレットにとても気になるデータを見つけました。この公園は、もう20年も前から、リサイクルプログラムを組んで環境に配慮しているそうです。捨てられたり、風で飛ばされたゴミ、これらは、どのくらいの年月を経て土に返るのでしょうか。
ガラスのビン    100万年
アルミ缶      80ー100年
皮類         約50年
ビニール袋    10ー20年
煙草の吸い殻   1ー5年
果物の皮      2ー5週
どうですか?想像以上に時間がかかるものだと思いませんか?これからも、心してゴミと付き合っていきたいものです。
吉祥寺スクール 丸山淳子



※「今月のへぇー」は、スペースの関係上お休みしました。


編集後記

 私たちの多くは、学校で間違わないための英語教育を受けてきました。その弊害として多くの日本人は、人前で英語を使うことに躊躇し、間違えることを極端に恥ずかしがります。日本人の英語力は世界162ヶ国中149位、アジア27ヶ国では最下位から2番目だそうです。何とも寂しい結果です。しかし、私たちが受けてきた英語教育は必ずしも無駄ではないはずです。「知っている英語を使ってみる」「自分の使える表現を少しずつ増やしていく」という前向きな姿勢があれば、脳の片隅に眠っているかつての英語が甦り、より楽しいものになっていくのではないでしょうか。


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