1996年4月号(Vol.17)TAKE AN ACTION! 1996年、ニッセイトは動きます。

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1996年4月号(Vol.17)TAKE AN ACTION! 1996年、ニッセイトは動きます。

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1996/04/01 1996年4月号(Vol.17)TAKE AN ACTION! 1996年、ニッセイトは動きます。

ここでは、ニッセイトが毎月発行しているニッセイト・ニュースを掲載しています。
(内容的には、ニッセイトに在籍する生徒、及び保護者の方を対象としていますので、予めご了承ください。)

1996年4月号 (Vol.17)

TAKE AN ACTION!
1996年、ニッセイトは動きます。 

  Time flies.1996年も早3ヵ月が過ぎました。そして、今週から新年度のクラスがオープンします。1995年度、良いことも悪いこともたくさんあったと思いますが、ここで心機一転、96年度を元気にスタートしましょう。そこで、今月は特別号として、今年のニッセイトがチャレンジするアクションプラン(行動計画)を紹介します。その前に、もう一度、なぜニッセイトが英語を通したコミュニケーション教育に取り組んでいるのかという“原点”を再確認してみましょう。


 『英語を学習する目的は?』という問いに「21世紀の国際社会で、生きていかなければならない子ども達には、必要不可欠なものだから」、と多くのご父母が答えることでしょう。事実その通りでしょう。しかし、ここで考えたいことは、その先にあることです。
 英語という言葉(コミュニケーションの手段)の向こうにある「何か」、私たちにとってより重要な意味を持ち、精神的な豊かさを育む可能性を秘めたものについてです。今、私たちの住む社会は、一方で科学技術の発達に代表される変化の波があり、もう一方で科学至上主義への反省から、より精神性を重視した社会変化の波があり、また、その他の波もあり、それらがぶつかり合って、ますます大きく、かつ複雑な渦巻きが形成されています。その中で、私たちは、日々さまざまな問題解決を迫られます。景気の低迷、政治に対する苛立ち、いじめのこと、仕事場での人間関係がうまくいかない、一家団らんの一時が持てない、等など、問題が目の前に山積みにされている感があります。地球規模で考えると、文化、価値観、生活習慣の違いが、問題をより交錯させ、解決の難しいものにさせています。しかし、どんな問題もほとんどの場合、私たち自身が生み出したもので、100%解決不可能というものはないはずです。一見、私たちの生活とはかけ離れているかのように思われる宗教戦争や利害の絡んだ国際協定、壊滅的な環境汚染なども、実は私たちの抱える問題と本質的には同じものなのです。現実的には非常に難しい問題ですが、どこかに糸口があるはずです。それを見つけ出すためには、問題の当事者同士が同じテーブルにつき、お互いを理解し合うことが第一歩です。お互いの考え方、感じ方、利害などの、どこが同じで、どこが異なるのかを知らなければなりません。ここにコミュニケーションの必要性および意義が生まれるのです。これにはマニュアルがありそうでありません。最終的には、相手を思いやる心、自分のことを伝えたいという情熱、そして、その自己表現の技術がどれだけあるか、ということになります。毎日の生活で、どれだけ悔しい思いをしたり、うれしい思いをしたり、失敗したり、恥をかいたり、そして、それらをどのように分かち合ったかが、真のコミュニケーション能力を育てるのだと思います。子ども達が英語を学習するということは、ただ単に技術的な言語能力の向上を目指すだけでなく、心の成長を遂げていくということでもあるのです。私たちは、言葉の学習を通して、その先にある豊かな世界を共に感じたいものです。



 子ども達は、なぜ英語を学習しているのでしょう?親は何のために子どもに英語を学ばせているのでしょう?ニッセイトは、何を目指して英語教育に携わっているのでしょう?今年96年度は、これらの問い掛けを、子どもは子どもなりに、親、講師はそれぞれの立場で追求して欲しいと思います。なぜなら、そこにこそ全ての始まりがあり、答えがあるのですから。そして、その答えは決して画一的なものでなく、多様性に富んだものであるはずです。そこには、一人ひとりの答えがあるだけで、「正解」はないのだと思います。また、その答えは変化してゆくものかも知れません。いずれにせよ、自分なりの方向性を見つける場、それがニッセイトという「スペース」なのです。


ニッセイトの96年、3つのアクション

 今年、ニッセイトは、家庭と教室、講師と親、親と子ども、子どもと講師、教育と社会、のインターラクティブ(相互に、より高密度で、有効性のある)なコミュニケーションの展開を目指していきます。
1. より充実した授業のための家庭学習(家庭で
英語のキャッチボール)
 この4月より、新たな家庭学習を実施します。それは、家庭で簡単な英語のやり取りを子どもと楽しみながら継続する、というものです。ポイントは「楽しみながら」です。英語が苦手なご父母の皆さんも、また、得意な皆さんも、もう一度まったく新しいものにチャレンジするつもりで取り組んでください。私たちは、これまで家庭学習というと、やはりかたい勉強のイメージが強いためか、楽しむという感覚がほとんどなかったように思います。コミュニケーション能力アップのための家庭学習なのだから、もっと発想を自由に飛ばしてみても良いのです。やはり、言葉は使わない限りモノにはできません。日常生活で、英語を頻繁に使える人は、かなり限定されることでしょう。とすれば、意識的にそういう環境を作り出していく必要があります。お母さん、お父さんと冗談交じりにでも使い合ってみる。英語を共通の題材として一緒に学び合う姿勢が、子どもに学ぶ興味、意欲を喚起させることになるのです。間違ってもいいのです。固く考えずに、押し付けでなく、一緒に使ってみよう話してみよう、といった姿勢を大切にしてほしいと思います。そう、英語のキャッチボールなのですから。 
2. 父母のネットワーク創りに向けて
 過去数年間、ずっと温めていた企画がやっと動き始めました。「親として、ひとりの同時代を生きる人間として、共に自己実現を目指す」をスローガンに、ポジティブ(積極的)なパワーを結集したいと思っています。どのような方向に進んでいくかは、参加する皆で考え、一緒に決めていきたいと考えています。21世紀を子供たちだけに託すのでなく、自ら参加し、行動を起こしていけるようになることを願っています。まずは、ニッセイト・ニュース作りに少しずつ協力していって頂くところから始められればと考えています。そして、夏休み前に一度、ワークショップ形式で会合を持ちたいと思います。もし皆さんもワクワク、ドキドキするようなアイディアがあれば是非お知らせください。
3. ニッセイトOB会を設立
 ニッセイトを巣立っていった生徒は、既に約3,000人を超えました。今年、その中の有志8名がOB会運営委員会を発足させました。そして、3月24日に第一回の0B会が開催され、懐かしい顔が集まり、お互いの近況を報告し合いました。今後、年2回ぐらいのペースでOB会を開き、機関紙なども発行する予定です。単に昔を懐かしんで飲み食いするような会ではなく、自分の受けてきた教育を再検証したり、今の教育がどうあるべきか考え、そして自分がどう生きて行くべきかを模索する場となれば、と思っています。また、将来的には、ご父母のネットワークとも連動し、よりダイナミックな展開になることを願っています。
 1996年、ニッセイトは、これら3つのアクションを中心に、それに付随する諸々のことに積極的にチャレンジしていきます。 
 



 先のニッセイト・ニュースに関するアンケートでは、皆様からのたくさんの貴重なご意見をありがとうございました。とても励まされる思いでした。中でも、環境コラムに対する反響はとても大きく、今後もこのコラムは継続していきたいと思います。また、家庭学習に関する情報をもっと載せて欲しいというご要望も多くありましたので、今年度のテーマとして扱っていきたいと考えています。今後も、ご要望、ご意見ありましたら、下記編集部までご一筆ください。

 



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