A Hit and A Miss はどういう意味
数十年前、日本人プロ野球選手がMLBでまだ誰もプレーしていなかった時代でした。シアトルマリナーズのホーム球
場 King Dome で(後にSafeco Fieldに建て替えられ、そして現在はその名称がT-Mobile Park と変更)初めてメャーリー
グを観戦しました。ホームチームの選手がホームランを打った時、ドーム球場内でものすごい音で花火があがり何事が起
ったのかとビックリしたものでした。その後何年かして、ホームランを打つたびに花火が上がったせいかどうかわかりま
せんが、キングドームの屋根が崩落する事故があり、ドームは解体されSafeco Field(イチロー選手が最初にプレーした
ホーム球場)が建てられました。川越教室GE担当のマサです。
メャーリーグで最初に大きく活躍した選手はピッチャーの野茂英雄さんで、その後、松井秀喜さんや鈴木イチローさん
が続きテレビのニュースをにぎわしたものです。現在はテレビをつけるとMLBの話題はほぼ Otani-San の話題ばかり
ですが、彼の活躍ぶりを見るとそれもうなずけるはずです。
ただ、大谷選手以外にも活躍している日本人選手が多くいます。例えばシカゴカブスの今永翔太選手(投手)の活躍が今
期前半、次から次へと三振を取っていく投手として頻繁にニュースに取り上げられていました。4月だったか5月にテレビ
のニュースをつけっぱなしで台所で作業していると何度も“A Hit and A Miss”と言うフレイズが聞こえてきていました。
これはどういう意味かと、あとで別な野球番組を見ていると彼が相手バッターから空振りを取った後にアナウンサーがリズ
ミカルにまた小気味よく“A Hit and A Miss”と言っていたので、あー「空振り」という意味なんだと納得。それしても日
本語直訳すると「一振りしてそして一打ち損じ」となり何とも間の抜けた言い方になります。でも英語で言うとリズミカル
です。英語にしろまた、日本語にしろそれぞれ独特の調子のいい言い回しがあります。
先ほど出た三振の話に戻りますが、過去にアメリカでまた現在テレビでMLBを観戦していまだにわからないことがありま
す。ホームピッチャーが三振を奪うたびにファンが “K” というプレイトを横に並べて増やしていきます。”K” は三振の数だ
とわかりますが、それが何の短縮形?なのか分からないことです。その当時 host mother に “What does this “K” mean?”
と聞いたことを覚えています。ただ、彼女は全くスポーツには興味なく “I have no idea. ” と言って、その後はそのままで
現在に至ります。それで今回ニッセイトのカナダ出身の講師 Amieke Walker さんに聞いてみました。彼女は日本と同様に
中学か高校の時にソフトボールをしただけで、わからないということでした。
それでインターネットで調べてみました。ただ、諸説ある様です。
「Baseball Trip」さんによると
- 1.三振を英語で表すと「strike out」または「struck out」となります。
このstrikeとstruckの末尾にある「K」だけを取って、三振を表現するときの簡易的な表記としたという説です。
アルファベットの綴りから取るとすれば、頭文字の「S」でも良さそうですが、野球の中にはSから始まるプレーがい
くつもあります。
2.knockout(ノックアウト)という、すなわち相手を倒したという意味からくるこの単語の頭文字Kを取って、三振
の表記に利用したとする説になります。現在では、この説が有力とされているようです。
- 3.ワンアウトなら一死、ツーアウトなら二死です。
この「死」を意味する「kill」の頭文字Kをピッチャーが三振を奪ったときに使用するようになったという説もあります。
三振をすれば、必ずアウト(死:kill)が加算されます。
- 4.三振は、ストライクが3個積み重なった結果のアウトです。
これをスコアブックに書き残すときに、三画で書けるKが使われるようになったとする説もあります。
などだそうです。
大リーグなど野球を観戦するとき、なにかしらこういう豆知識を持っていれば面白いかもしれませんね。
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