小学4年生で英語を始めるメリット
早いもので、3月も中旬。
20日は暦の上でも「春」。春分の日ですね。
こんにちは。
池袋校の吉野和子です。
先日、かれこれ30年のお付き合いになる近所のお寿司屋さんに行きました。
カウンターだけの小さなお寿司屋さんですが、地元の人々に愛され続け、
私たちがいる間にも常連客がひっきりなしに、店の中を覗き込んでいきます。
そのカウンター席に、父親らしい人物と一緒に、小学校3、4年生と思われる男の子が座っていました。
その男の子は、何やら本らしきものを広げ、小声でつぶやいています。
子供がいるのが珍しいこともあって、そこに居合わせた男性客が、
「僕、なんの本を読んでいるんだい?」
と、声をかけたその瞬間から、その男の子と私たち大人の会話のキャッチボールが始まりました。
「ことわざの本。」
「へえ、ことわざ?難しい本を読んでいるんだね。」
「全然難しくない。おもしろいよ。」
「僕はどんなことわざが好きなの?」
「『竜頭蛇尾』かな。」
その途端、大人たちは一瞬、口を閉ざしました。
そこに居合わせた全員が、頭の中で『竜頭蛇尾』の意味を考えていたに違いありません。
「すごいね!でも『竜頭蛇尾』ってどんな意味?」
「最初は、勢いがいいんだけど、だんだん終わりのほうになると振るわなくなること。
頭は竜のように立派なのに、尾は蛇のようにヒョロヒョロしているから、、、。」
それからもその男の子は、知らない大人の中で物怖じせず、自分の読んでいることわざのことを話し続けました。
その後の話しの中で、その子は小4で、父親の仕事の関係で去年の3月にアメリカから帰国し、
4月から日本の小学校に通い始めたことがわかりました。
「どおりで。。。」
私はこの男の子が、聞かれたことに関してしっかりと答え、なおかつ自分の意見も言えたことに納得をしました。
するとお寿司屋さんのマスターが、私を指さして、「この女の人は英語の先生だから英語で話してみたら」と
彼に勧め、その後しばらく、彼と私の英語での会話が続きました。
日本に帰国してから、『アメリカにいた時と比べて自分の意見をいう機会が少ない』ことや、
『クラスが静かで自分はいつも先生に叱られる』というようなことを英語で話してくれました。
基礎教育である小学校の教育が、旧態依然のままである事を強く感じた瞬間でした。
小学生で英語を始めるというのは、英語だけではなく、人前でも自分の意見をしっかり言えるようになる為の
大きな助けになるのではないかと思います。
また、年齢が上がると「間違えたくない」「恥ずかしい」といった感情が強くなりますが、
小4くらいの時期なら楽しみながら英語を学べることが多いのも確かです。
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