中、高生に絶対お薦め!英語の本
こんにちは!
池袋校の吉野です。
前回は、「Baby-Sitters Little Sister」シリーズをご紹介しましたが、今回はその元となる本、『The Baby-Sitters Club(BSC)』シリーズについてご紹介します。この本は、英語圏で大人気となった児童文学シリーズで、子どもたちの友情や責任、そして現実社会の課題まで描かれているとても深い作品です。
『The Baby-Sitters Club』は、Ann M. Martinによって書かれたシリーズで、対象は9歳〜12歳くらいの子どもたち。1986年から出版が始まり、今では100冊を超える作品が出版されています。最近ではグラフィックノベル版やNetflixでのドラマ化もされ、現代の子どもたちにも愛されています。
この物語の魅力のひとつは、なんといっても主人公たちが『自分たちでベビーシッターのクラブを立ち上げる』という行動力です。主人公のクリスティを中心に、中学生の女の子たちが集まり、地域の子どもたちの世話を仕事として引き受けていくのですが、その運営の様子がとてもリアルに描かれていて、まるで小さな会社のよう!
クラブのメンバーには、それぞれ個性豊かで背景の異なるキャラクターが登場します。特に注目したいのは、アジア系アメリカ人のクラウディアや、アフリカ系アメリカ人のジェスなど、多様な人種や文化のキャラクターが登場する点です。
クラウディアは芸術が大好きで、伝統的な日本の家庭の中で自分らしさを模索しています。一方で、ジェスは新しい学校や地域で、目に見えない“違和感”や偏見と向き合いながら生活しています。
このように、子ども向けの本でありながら、『人種差別や多様性といった社会的テーマ』をしっかりと描いているのがこのシリーズのすごいところ。
また、この本を英語学習の一環として読むと、本当に多くの「生きた英語表現」に出会えます。
例えば:
🗣 よく使われるリアルな会話フレーズ:
- “You’re such a baby.”(子どもっぽいな)
- “Get real!”(本気で言ってるの?)
- “I’m grounded for a week.”(1週間外出禁止)
- “We need to come up with a plan.”(何か考えなきゃ)
- “That’s so unfair!”(ずるいよ!)
- “We totally nailed it.”(完璧にやり遂げた!)
どれも学校の教科書には載っていないけれど、ネイティブのティーンたちが実際によく使う表現ばかり。読みながら自然と口に出して覚えると、英会話にも役立つこと間違いなしです!
このシリーズを読んでいると、「中学生でもここまでできるんだ!」という前向きな気持ちになれますし、
自分の考えを持って行動する大切さを学べます。そして、それぞれが抱えるバックグラウンドの違いがあるからこそ、お互いを理解し、助け合う姿勢が育まれるのだと感じさせてくれる作品です。
英語学習をしている方、子どもと一緒に本を読みたい方、そしてちょっと前向きな気持ちになりたい方にも、『The Baby-Sitters Club』シリーズはとてもおすすめです。
ぜひ、手にとって読んでみてくださいね!
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