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2012/04/01

2011年度、上達の著しかった人はどんな人?

 今月は、ニッセイトのコーディネーター、講師に今年度上達の著しかった生徒さんを推薦してもらいました。上達のリズムは人により異なりますが、あることをきっかけに急激に伸びるお子さんもいます。今回紹介させていただく生徒さんもまさにその二人です。最初のインタビューは川越スクールに通う森雪乃さん(新小6)です。

チャンス到来!

 

総合クラス担当のAki講師推薦

 

 人にはそれぞれ花開くタイミングが違うことをいつも感じるのですが、雪乃ちゃんを見ていて改めて実感しました。現在はGE5-2に在籍し、GE7から初めて4年目。単語の読み書きにも苦労する日々が続き、体調不良でお休みすることもあり心配する時期もありました。
 雪乃ちゃんの突然の変化に驚いたのは去年の夏休み前でした。夏休みの宿題としてたっぷり8枚のプリントを出したのですが、弟妹のレッスンを待っている間にすべて終わらせてしまったのです。採点してみるとほとんど間違いもありません。「この集中力はすごい!」と感心し彼女に伝えました。この年から年2回行うスペリングコンテストも連続して満点を取るようになりました。


インタビュー

 

–講師から雪乃さんの伸びが最近著しいとの話を聞きましたが…。
お母さん:ありがとうございます。確かに最近、すごく意欲的に取り組んでいます。お風呂に入る時も英語を唱えていることがあります。(笑)

 

–それはすごい。お母さんから見ていつ頃から変化がありました?
お母さん:去年のクリスマスの練習あたりからです。

 

–講師の話によると、同じクラスに積極的な生徒さんがいて、いつも一歩引いてしまうようなところがあったらしいですね。昨年はその生徒さんが他のクラスに移られ、女の子がただ一人に。演目は、「Little Red Riding Hood(赤ずきん)」なので、主役をやらざるを得ない状況だったとか。
お母さん:学校でもそうなんです。自分からは積極的に手を挙げるタイプではないんですが、でも選ばれると一生懸命に取り組むんです。

 

–主役に選ばれた時はどんな心境だった?
Yukino:嬉しかったです。なので頑張ろうと思いました。

 

–家庭での練習はどのくらいしました?
Yukino:毎日30分以上はCDを聴きました。それに母や弟にも相手をしてもらってセリフの練習をしました。

 

–英語はどんなところが楽しい?
Yukino: Katherineの会話クラスは、絵本を使いながら物語を考えたりするのが楽しいです。Akiの総合英語クラスは、一般動詞をやっているんですけど理解できてきたので楽しくなってきました。

 

–英検5級もほぼ満点での合格でしたね。英検のための特別な勉強もしたのですか?
Yukino:サンタさんが、任天堂DSの英検用のカセットをプレゼントしてくれたのでそれを使って勉強しました。

 

–英語は何歳から始められたのですか?
お母さん:某大手の教室に3才から通っていました。ただ、その教室が閉じられることになり、いろいろ探している時にニッセイトを知り入学しました。
それまで教室では自己紹介をちょっとした後にゲームをして、それから色塗りをして終わりというようなパターンでした。ですから、ニッセイトに入学してからの内容の違いに驚き、これまでの2年間は何だったんだと悔しくなりました。(笑)それまでは家でCDを聴く宿題もありませんでしたし、ただ通っていたという感じです。またニッセイトには、総合英語クラスといって日本人の先生が読み書きや文法の指導をしてくれるのもとても魅力でした。

 

–英語の学習を嫌がる時期はありませんでしたか?
お母さん:ありました。英語に行く時間が近づいてくるとおなかが痛くなったりして行くのを億劫がることもありました。でもほんの一時でしたけど。

 

–雪乃さんは、弟さんや妹さんの英語の勉強も見てあげているそうですね。
お母さん:私が英語が全くダメなので本当に助かっています。将来はニッセイトの先生になろうかなって言っていました。その時は宜しくお願いします。(笑)

 

–それは楽しみですね。お待ちしています。

 


 次に紹介するのは池袋スクールに通う斉藤盤くん(新年長)です。

 

Ayaコーディネーター推薦

 

 盤くんが最初にニッセイトに来てくれたのは2才の時、Babyクラス創設時でした。それから早3年です。初めこそは「お友達と遊びにきている」という感じでしたが、ある時から学習姿勢に「おやっ?」と思うほど変化が表れてきました。お母さんにお話を聞くと、クラスの誰も答えられなかった質問に自分だけが答えられたことがあったのだそうです。そのことが自信となり、モチベーションの増加にもつながったようです。今では、それが彼の表情と態度によく表れており、質問をされなくても自分から積極的に英語で発言するようになってきています。間違いを恐れずに「伝えたい」という一生懸命さが伝わってきます。本当に英語が好きなんだなぁと感じ取れます。これからもその気持ちを忘れずにどんどん英語を上達させていって欲しいと思います。

 


インタビュー

 

–お母さんから見て上達を感じられますか?
はい、前回のオープンクラスでも「こんなことが英語で言えるんだ!」と驚くことがたくさんありました。これまでは、お友達とふざけてしまっていることの方が目についていたんですけどね。たぶん、それまでは自分の自信のなさをふざけてごまかしていたんだと思います。でもある時、自分だけが答えられたことがあったようで、そのことをとても嬉しそうに話してくれました。その時以来ですね、少しずつ変化が現れ始めたのは。たぶん大きな自信になったのだと思います。

 

–家庭学習はどのように取り組んでいますか?
英語のCDは毎朝聞いています。というより、朝起きてから幼稚園に出かけるまでニッセイトのCDをかけっ放しにしているだけなんですけど。その間に着替えたり、ご飯を食べたり、歯を磨いたりしています。

 

–これからお子さんに期待していることは?
はい、私自身が英語が苦手だったので、子どもにはそんな苦手意識を持つことなく楽しく英語を続けていって欲しいなと思っています。

 

–日頃からコツコツと努力を積み重ねていると必ずどこかで花開く時があるのですね。これからの上達を楽しみにしています。

 


平成23年度 第3回英検合格者

 

5級 
高田真玲奈(小2)  佐藤雄大(小3)  貝原夢美(小4)
森雪乃(小5)  吉田歩(小5)  小林大輝(小5)
新堀哲大(小6)

 

4級
久保遼(年長)  佐々木捺海(小3)  趙梨那(小5)
島田翔太(小5)  今野未也美(小5)  井上綾菜(小6)
加藤あかり(小6)  歌津琉花(中1)  新井優希(中1)   
大田佳慶(中1)

 

3級
高見佑奈(小6)  菊池紗也香(小6)  鏡原成流(小6)   
岩原宏平(小6) 中村智香(中2)  中本和花奈(中2)

 

準2級 
森口珠衣(小5)  山岡結望(小6)  猪谷美瑛(中2)  
加藤陽香(中2) 藤本萌波(高3)

 

2級
花輪和(中3)  岡田藍瑠(中2)

 


SPELLING BEE (スペリング・コンテスト)
平成23年度 後期成績優秀者発表(2月実施)

 

GE6 部門
1位 高田真玲奈(小2)100点
1位 橋谷田聖(小2) 100点
1位 岩田侑子(小3) 100点
1位 大野 萌(小3) 100点
1位 泉 咲来(小3) 100点
1位 西 菜花(小3) 100点
1位 小町翔太(小3) 100点
1位 佐藤雄大(小3) 100点
1位 神谷隼人(小3) 100点
1位 小笠原萌音(小4)100点
1位 斉藤アミン(小4)100点
1位 青木 渚(小4) 100点
1位 滝本 茜(小4) 100点
1位 目崎愛理(小4) 100点
1位 田中陸斗(小4) 100点
1位 伊藤亜紀子(小5)100点

 

GE5-1部門
1位 佐藤愛梨(小3)100点
2位 貝原夢美(小4) 99点
3位 有村優希(小3) 95点

 

GE5-2部門
1位 阿部悠斗ルーカス(小3)100点
1位 泉 未来(小4)100点
1位 森 雪乃(小5)100点
1位 小林大輝(小5)100点
1位 井上綾菜(小6)100点
1位 宮下悠愛(小6)100点
1位 成田江里(小6)100点

 

GE4部門
1位 保坂孔雅(小3)100点
1位 荒生恵霞(小5)100点
1位 森口珠衣(小5)100点
1位 趙 梨那(小5)100点
1位 村奈菜緒(小5)100点
1位 森部紫央(小6)100点
1位 中島萌乃(小6)100点
1位 川口優衣(小6)100点
1位 原 拓真(小6)100点
1位 鏡原成流(小6)100点

 

GE4-2部門
1位 大田佳慶(中1)100点
2位 川越海咲(小5)91点
3位 三上 悟(中1)80点

 

GE3部門
1位 大塚 慶(中2)100点
2位 横山裕介(中2) 96点
3位 植松大貴(中2) 86点

 

GE3-2部門
1位 川田優佳(小6) 100点
1位 石澤桔梗(小4) 100点
3位 荒川 唯(小6)  97点

 

GE2部門
1位 岡田藍瑠(中2)98点

 

G1部門
1位 金咲也華(小6)100点
1位 高見俊也(中3)100点
3位 金 和徳(中3) 92点

 


編集後記

 

Many a flower is born to blush unseen.
(人目につかず咲く花多し)

 

 美貌や才能があっても世間に認められないまま終わる人が多いという諺です。人生、何が転機になるか分かりません。でも、コツコツと努力しているとチャンスは訪れるものです。今年度、たくさんのつぼみがどんな花を咲かせるか楽しみです。