TOEICテストは大学入試や就職試験にも有利!
池袋スクールに通う絢香さん(高3)は、TOEIC公開テストで800点を取得。上智大学の推薦入試にも合格しました。最近、TOEICテストは企業だけでなく大学入試にも高スコアが求められているようです。
–上智大学の推薦入学おめでとうございます。TOEIC試験の結果が800点は素晴らしいですね。
ありがとうございます。
–TOEICを受験しようと思ったのはなぜですか?
希望する大学の推薦入試の要件が、英検の準1級かTOEICの700点以上だったので私はTOEICを頑張ろうと思いました。
–ニッセイトで一昨年実施したTOEIC Bridgeのスコアは174点でしたね。満点が180点ですからとても素晴らしい成績です。
TOEIC Bridgeで成績を残せたのでTOEICを受験してみました。最初に受けた時は705点でした。推薦入学の応募資格である基準ラインをクリアできたので安心してしまったせいか、その後スコアは伸びず、むしろ下がってしまいました。そこからです。本気で勉強に取り組み始めたのは。
–絢香さんは、高1の時、英検2級にも合格しましたよね。TOEICよりは英検と思いませんでしたか?
英検は合否だけです。TOEICはスコアで成績が表示されるので自分には向いていると思いました。でも、今思えば英検もしっかり勉強しておくべきだったと思っています。
–絢香さんは中学の時、「英会話クラス」を辞め、「総合英語」だけを履修していましたよね。
はい。先生が変わり、同じクラスのメンバーも少なくなったので、学校の英会話だけでもいいかなと思ったからです。でも、たびたび「英会話クラス」もやっておけば良かったなと後悔しました。
–それはどんな時ですか?
英検準2級の一次試験に合格した時も二次の英語面接試験には自信がありませんでした。また、中学校で気付いたのですが、文法問題も音で理解できていることが多々ありました。理屈は分からなくても発音してみると正解が分かるのです。小さい時からやってきて本当に良かったなと思いました。一度、会話クラスを辞めたからこそ、その大切さ、楽しさも発見できたように思います。
–高校生になり、英会話クラスも再び取るようにしたのはそういった理由からですか?
はい。それに、他の人があまりやっていないからこそやる価値があると思いました。高校生は学校や予備校でも受験英語中心ですから。
–去年、アメリカへのホームステイを経験しましたよね。どうでしたか?
とても貴重な体験ができました。私の通っている学校では本来、高1で参加するのですが、その年、新型インフルエンザが大流行しキャンセルになってしまいました。とても楽しみにしていましたからすごく残念でした。高2の時に希望者は参加できることになりましたが、高2で参加する友だちはほとんどいなく正直すごく迷いました。でも思い切って参加してみて本当に良かったと思います。私の通っている高校はキリスト教の学校ですが、ホームステイ先でホストフレンドの洗礼に立ち会うことが出来、教会に対する考え方もだいぶ変わりました。また、春にはこのホームステイでの体験を題材に学校のスピーチコンテストにも参加しました。東北大震災の影響でコンテストに順位をつけないという方針だったためあまり緊張もせずに、むしろ楽しくできました。「自分って目立つことが好きかも」と再確認した気がします。(笑)
◆高校3年生にもなると大学受験のため英会話の学習を中断せざるを得ない人も少なくありません。そんな中、絢香さんは「他の人とは違うことを」と好きな英語を継続し、結果を出したことは素晴らしいと思います。
英会話の本当の楽しさは上級レベルになってからです。中級レベルではリスニング力に自信がつき、自分の意見も多少言えるようになってきます。しかし、ビジネスの世界では意見を議論し合い、自分の主張を発信できることが要求されます。ニッセイトで英語を勉強されている生徒さん達にはぜひ、このレベルに達するまでは頑張って欲しいと願っています。
TOEIC Bridge,、TOEICテストのすすめ
ニッセイトでは目安として英検の3級以上に合格している生徒さんたちを対象にTOEIC Bridgeテストを実施しています。TOEIC BridgeはTOEICへの架け橋という意味を込めて基礎的なコミュニケーション英語能力を評価するために開発された世界共通のテストです。英検と同様に高校入試や大学入試でも多くの教育機関や企業がスコア結果を重要視してきています。
楽天やファーストリテイリングでは、2012年から英語を社内の公用語にするという報道がありました。企業のグローバル化の中で、もはや英語の必要性は避けられない状況にあるようです。
平成23年度 第2回英検合格者
5級
有村優希(小3) 平野有紗(小3) 山田紗聖(小3)
伊原優嘉(小5) 小澤杏(小5) 下田健一郎(小5)
松田一輝(小6) 鈴木穂香(中1)
4級
植木彩(小1) 大山朱耀(小4) 大川希来(小5)
江田美聡(小6) 高見佑奈(小6) 宮下悠愛(小6)
静優夏(小6) 原拓真 (小6) 渡邉嘉一世(中1)
3級
羽毛田咲耶(小3) 村奈菜緒(小5) 杉本託望(小5)
山岡結望(小6) 持田詩帆(中1) 西田早希(中1)
植松大貴(中2) 岩本葵(中2) 高見俊也(中3)
準2級
羽毛田咲耶(小3) 松本希(中1) 長谷川葵(中3)
荒幡楓(中3) 高見俊也(中3) 広岡凌(中3)
2級
大印琉生(小4) 金和徳(中3)
編集後記
So many men so many minds.
(十人十色)
人々の数だけ意見の数があるという意味です。また、国が違えばなおさらですね。こんなアメリカンジョークをご存知ですか?
ある船で火災が発生し、船長は乗客に海に逃げるよう指示しました。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ!」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士ですよ!」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています!」
イタリア人には「さっき美女が飛び込みました!」
北朝鮮人には 「今が亡命のチャンスです!」
そして日本人には、「みんなもう飛び込みましたよ!」
どこか頷いてしまいませんか?
国民性はあるかもしれませんが、やはりまわりに合わせるのでなく常に自分らしく生きたいものです。