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2008/06/01

2008年06月号(Vol.146)夏のイベントが    待ちきれない!


夏のイベントが
   待ちきれない!

 日差しも徐々に強くなり、暦の上では夏に入りました。そこで今月号は夏のイベントをご紹介します。サマースクールは新しいアイディアを組み入れてワクワク感も倍増!
サマーキャンプの今年のテーマは「欧米の子供たちの体験するキャンプ」です。


英語は使って覚える!

 英語は使わない限り話せるようにはなりません。それは今の受験英語が証明しているのではないでしょうか。どんなにテストで好成績を取っていても実際に使う練習をしていないと全く話せないものです。ましてや受験英語は「答えはひとつ。間違ってはいけない」と子どもたちの潜在意識に刷り込みをしてしまう恐れさえあります。言葉の学習は間違えながら体で覚えていくことが自然です。赤ちゃんや子どもが言葉を学んでいく過程を振り返れば明らかですよね。誰かが使っていた言葉を真似て使ってみる。周りがそれに反応してくれるとその通じたという実感が嬉しくて何度も繰り返します。そうしながら徐々にいろいろな言い回しを覚えていきます。でも発した言葉が状況に合っていないことも多々あります。そんな時、お父さん、お母さんは「こんな時はこう言うんだよ」と優しく教えてあげます。これが言葉を学ぶ過程です。

 英会話教室の役割は正にここにあります。ニッセイトのカリキュラムはなるべく生徒さんたちに話す機会を設けるようにしています。しかし、教室の中だけでは英語を使う状況も限られています。実際の生活の中で使ってみることが大切です。そんな需要に応えるために生まれたのがデイトリップやサマースクール、サマーキャンプ、そしてホームステイです。デイトリップは1日遠足、サマースクールは朝から午後までの通学形式、そして寝食を共にしながら英語で過ごすのがサマーキャンプです。さて、今年のサマーイベントの特色を企画チーフより紹介してもらいましょう。


お家ではできない遊びやゲームを盛りだくさん

       サマースクール企画チーフ 中村純子

 ”英語を使って思いっきり遊ぶ”をテーマに今年の夏は、お家ではなかなか出来ない遊びや大勢で楽しむゲームをたくさん用意しています。時間も9:30~15:00までと拡大しました。昼食は、先生やコーディネーターがお店を開きます。子どもたちはお客さんとなって食べたい物を買いに行くスタイルです。お買い物に必要な英語表現も事前にみんなで練習しますので、言い方が分からなくても大丈夫です。
 では、数あるアクティビティーの中でいくつかをご紹介しましょう。1つ目は、クラス毎に全員が大きな紙に好きな絵の具を手、足、ボールなどを使って塗るペインティングです。2つ目は、ビックすごろくゲーム。遊び方はみんなが知っているやり方と同じです。さいころを振って、出た数だけ進む・・・。でも、普通のすごろくとは違います。大きいサイズのサイコロを投げ、止まったマスに書いてある内容をクリアしなくては先に進めません。例えば、“1~10まで英語で数える”や“動物の名前を5つ言う”だったり・・・。内容は様々でレベルによっても異なります。

 全てのアクティビティーは英語で行ない、各クラスにはネイティブの先生とコーディネーターが1人ずつ入ります。分からない事や不安な事があってもコーディネーターがすべてサポートしますので、英語を始めたばかりの子どもたちも安心してご参加頂けます。普段のレッスンでは学んだ単語、フレーズも次の週には忘れてしまっていることもあるかと思いますが、サマースクールでは長時間スクールに滞在しますので定着率もぐんと増します。例えば、普段のレッスンでよく使っている”Can
I have a gold star, please?” は言い回しを少し変えることでいろいろな状況で応用することができます。名刺交換の時は、”Can
I have your name card, please?”  お昼ごはんの時には、”Can I have apple
juice, please?” パフェを食べる時には、”Can I have a parfait, please?”
といった具合です。このように、普段教室で使っている表現をいろいろなゲームやアクティビティを通して、2日間繰り返し使うことによって、日常生活の中でも自然に出てくるようにしたいと考えています。

 去年までは、2日目にミニ発表会と縁日を行なっておりましたが、今年はご家庭での練習を必要としない企画を用意しています。英語が好きな子どもたちだけでなく、普段のレッスンでは自分からはなかなか発話出来ない子どもたちにも是非、参加して欲しいです。サマースクール参加後にはきっと自信を持って積極的に英語を使えるようになっていると思いますよ。皆さんの参加をお待ちしています。


欧米の子供たちが体験するキャンプとは?

    サマーキャンプ企画チーフ Audra Lincoln

 欧米の子供たちってキャンプでは何を食べ、どんなことをするか考えたことがありますか?今年、ニッセイトが実施するサマーキャンプは欧米の子供たちが過ごすサマーキャンプにできるだけ近づけたいと考えています。もちろんスイカ割りや流しそうめんもありますが、なるべくいろいろな欧米の伝統的なキャンプライフを紹介したいと思います。例えばBBQ(バーベキュー)、キャンプファイアーを囲んでキャンプの歌を歌いながらスモア(グラハムクラッカーにチョコレートとマシュマロを焼いたのを乗せてサンドイッチにする)を作って食べたり、トレイルミックスといってチョコレートにレイズン、ナッツなどをまぜた美味しいスナック菓子作りにも挑戦します。また欧米の子供たちに人気の高いピニャータ、伝統的な競争ゲームなどをし、共同生活を通してグループの友愛を育みます。キャンプ参加者は自分たちで野菜を洗ったり切ったりしながら自分たちの食事やおやつを自分たちで用意するなどアウトドアのスリルある生活を存分に楽しむことができるでしょう。

 清水公園はロープにつかまって池を飛び越えるターザンや水上ロープウェイなど難関なアスレチックコースがたくさんあります。またアスレチック以外にグループごとに競い合うミニオリンピックも行います。ミニオリンピックは、お尻相撲やトイレットペーパーを使ってミイラ作り競争、水風船投げ、綱引きなどなど楽しいゲームをたくさん取り入れたチーム対抗のゲーム大会です。

 それぞれのグループは最終日にキャンプの歌を発表できるように練習していきます。参加者はキャンプ3日間の中で練習していきますので覚えられるかどうかなんてあまり心配はいりませんよ。100%英語の環境でたっぷりと楽しさが詰まった3日間を過ごしてみませんか。8月のスケジュールをニッセイトのサマーキャンプのために是非、空けておいてくださいね。


※サマースクール、サマーキャンプの詳細は別紙の案内書をご覧下さい。


Easter Egg Contest 2008 入賞者発表

池袋スクール 川越スクール
木の玉子部門

【幼児】

The Best Easter Egg
瀧本絵美
 (年長)
西菜花
(年長)
The 2nd Best
山田直来
(年長)
遠藤阿実
(年長)
池袋スクール 川越スクール
木の玉子部門 

【小学生】

The Best Easter Egg
新井裕煕
(小3)
清水亮
(小4) 
The 2nd Best
小林紗羅
(小3)
中野開
(小3)
池袋スクール 川越スクール
本物の玉子部門
The Best Easter Egg
中嶋光希
(小4)
小林春菜
(中1)
The 2nd Best
宮永大雅
(小4)
西木大成
(小4)


編集後記

What youth is used to, age remembers.
(三つ子の魂百まで)

 若い頃に体験したことは歳をとっても覚えているという意味です。自分の子供の頃を振り返ってみて、たった1回だけの経験なのに鮮明に覚えていることってありますよね。家族で体験したこと、友だちと体験したこと・・・。どれも今の自分のベースになっています。では次に自分の子供にどんな経験をさせてあげるのか・・・。長い夏休みもあっという間です。一生に残る経験を何か1つでも残してあげたいですね。