2007年09月号(Vol.137)英語をもっと話したい!
英語をもっと話したい!
今月号は6月に行ったデイトリップと8月に実施したサマースクールを特集します。
貸し切りバスで群馬サファリ
6月24日(日)、今年第二弾のデイトリップは貸し切りバスで群馬サファリパークでした。参加者は生徒46名、保護者24名、乳児2名、スタッフ14名、総勢86名。バスの中も有意義に過ごせるように、歌やゲーム、クイズなどをたくさん用意しましたが、その中でも一番盛り上がっていたのが Day Trip English(デイトリップのための英語表現集) のスタンプ集めです。初参加の生徒さんも多かったのですが、リピーターの生徒さんの積極的な姿勢にリードされ、全員の生徒さんが目標のスタンプ数を集めて賞品を手にしていました。では、参加者の声を紹介しましょう。
■わたしは、はじめてサファリパークにいったのでわくわくしました。でも私のクラスのおともだちがあまりいなかったのでざんねんでした。前のよるはたのしみで、なかなかねむれませんでした。
とうじつの朝は、わたしが一ばんのりでした。バスの中からはふじ山や山、田んぼ、森が見えました。バスの中でのゲームやうたもとてもたのしかったです。(中略)
どうぶつえんやバスの中では、たくさん英語を話しました。もくひょうは、20だったけど、30こもスタンプをもらいました。こんどいくときは、もっとえいごを話せるように、もっとおぼえていきたいとおもいます。
平田えり(小2)
■ニッセイトでぐんまサファリパークに行きました。ことしははじめておかあさんのいないデイトリップなのでちょとどきどきしました。わたしはらいおんチームでした。目標の20ポイントをぜったいあつめようとおもいました。(中略)
さいごにぜんぶのポイントをかぞえました。わたしは93ポイントでした。3いまではっぴょうされて、わたしは4いでした。うれしかったです。でも、ちょっとくやしかったです。 もち田ゆき(小2)
◆昨年は入会して数ヶ月で、凛太郎もまだ自分から英語でしゃべろうとする姿勢があまり見られなかったので参加しませんでしたが、「今年は是非!」とかねてから思っており、楽しみにしていました。
当日はバスの中から英語満載の雰囲気でスタンプカードも楽しく、普段は照れるりんたろうも照れるのを忘れて「見て、deer!」「あっ、tiger!」といつしか自然に知っている英語を口にしていました。帰宅してからパパにサファリの話をする時も、「あのね、elephantが…」と英語を交えて報告していました。まだ単語レベルですが一日中英語漬けの状況にいるとこんなに自然に英語がでてくるんだ。すごい!!と思いました。初めての参加でしたがほんとに楽しかったです。
栗林貴美(凛太郎くん<4歳>のお母さん)
◆初めてデイトリップに参加しましたが、バスの中から楽しく過ごすことができました。また、小学生のお兄さん、お姉さんたちの英語力に驚きました。生徒さんたちみんなが生き生きしていて輝いていました。ニッセイトで英語を学ぶことが楽しくてしょうがない感じですね。本当に楽しい1日を過ごすことができました。先生方ありがとうございました。
関英恵(颯人くん<3歳>のお母さん)
◆我が子は虫や動物が好きではないのでどうなるかと心配しましたが、スタンプ集めに熱中し非常に楽しい時間を過ごしたようです。普段はMartin先生に話しかける勇気がないのですが、当日はべったりくっついて離れませんでした。英会話も息子なりに懸命に話しているようで、またひとつ英語を身近に感じてくれたのでないかと期待しています。
中濃耕司(優大くん<5歳>のお父さん)
サマースクールを振り返って
企画チーフ 吉野和子
今年のサマースクールは『大きな子供と小さな子供の交流』と『ミニ発表会』をテーマにしました。池袋スクールは8月2日と3日、川越スクールは4日と5日の各2日間、午前10時から午後2時半までの通学形式で、年齢、レベルにより2つのコースを設けました。参加者は池袋スクールが13人、川越スクールが12名でした。
今年はお昼をニッセイトが用意させていただくことにしましたので、この機会に年齢を超えた子供たちの交流が図れないだろうかと考えました。そこで出てきた案がお店屋さん。大きな子供たちに1日目はサンドイッチ屋さん、2日目はおにぎり屋さんになってもらい、小さな子供たちをお客さんとして迎えるという想定です。子供たちがしっかりと英語で買い物のやりとりの練習ができるよう、メニューに合わせておもちゃのサンドイッチ、おにぎり、から揚げ、ジュース等もスタッフの手で作りました。
もう1つのテーマはミニ発表会です。ミニ発表会は毎年行っているものの、今年は対象年齢を小学校低学年までに広げたことから、発表の内容も「Basicコースは学校の『夏休みの自由研究』としてもふさわしいものにできないか?」というスタッフの意見がありました。そこで
B4版スケッチブックを利用し、サマースクールを担当する外国人講師を英語で紹介をすることにしました。「出身地はどこですか?」「好きな日本の食べ物は何ですか?」「小さな頃、何になりかったですか?」等、前もって子供たちが考えた10項目の質問の答えにあたる絵を用意しました。子供たちは講師に英語で質問をし、その答えに当たる絵をスケッチブックに貼り、英文を書き加えることにしました。
さあ、準備万端、いよいよサマースクールの始まりです!幼稚園児中心のクラスは、最初からリラックスした様子でしたが、小学生のクラスは、なかなか緊張がほぐれないのか、硬い雰囲気の滑り出しとなりました。
その後、レッスンが進みいよいよお昼の時間です。大きな子供たちはエプロンをつけ、紙の帽子をかぶり、サンドイッチを前にちょっと誇らしげにパーティールームで待機をしています。まるでマクドナルドの店員さんのようです。そこへ小さなお客さんが折り紙で作ったお財布におもちゃの100円コインを数枚入れてやって来ます!
Welcome to our shop! May I help you?
Can I have a ham sandwich, please?
Here you are.
How much is it?・…..
子供たちってすごいですね!お買い物という状況の中では、大人の助けなしでも、自然に英語が口をついて出てきます。
そして、いよいよ2日目のミニ発表会。最初は小さな子供たちが、自分の宝物を大事そうに抱えての発表です。自分の背よりも大きな恐竜のぬいぐるみを持ってきてくれた男の子もいました。続いて大きい子供たちの番です。まずは英語でのお友達紹介。名前、誕生日、ペット、好きな食べ物、嫌いな食べ物、ひとり一人がインタビューシートを見ながら紹介していきます。そして次にいよいよ全員による講師の紹介です。
We will introduce you our teacher Sandra.
Sandra, come here please.
講師のサンドラが子供たちの前に座ります。
全員の子供たちがそれぞれ、自分のスケッチブックをめくりながらサンドラを紹介していきます。
She is Sandra.
She is from France.
Her favorite Japanese foods are natto and sushi.
等々。とても素晴らしい発表ができました。
2日間という短い限られた時間で、保護者の皆様の前で発表するという事は大きなプレッシャーだったと思いますが、そのプレッシャーに負けることなく大きな声で発表する事ができ、保護者の方から暖かい拍手をいただきました。その拍手のひとつひとつが、子供たちへの応援歌になってくれることを願ってやみません。
平成19年度 第1回英検合格者
5級
宅和真人(小3)
成澤駿(小3)
平田彩夏(小4)
大坂千淳(小4)
川辺智代(小4)
樫山大樹(小4)
佐久間未紗(小4)
佐藤知怜(小4)
酒巻美月(小4)
篠原未南(小4)
吉沢樹莉(小5)
荒幡楓(小5)
4級
森口菜礼(小4)
生艸東子(小4)
溝上優美(小5)
上野亜香音(小6)
阿部ひかる(小6)
宮田彬(中1)
小谷野華(中1)
田中絢子(中1)
3級
今給黎るな(小3)
川越海里(小3)
大島葵(中1)
佐藤啓貴(中2)
準2級
坂本絢香(中2)
2級
松野紗季(中3)
SPELLING BEE (スペリング・コンテスト)
平成19年度 前期成績優秀者発表(7月実施)
GE6 部門
1位 100点 並木基修(小2)
1位 100点 墨田小百合(小3)
1位 100点 村木杏寧(小3)
1位 100点 三上航(小5)
1位 100点 武藤里奈(小5)
GE5-1 部門
1位 100点 福徳里彩(小2)
1位 100点 石川達也(小4)
1位 100点 酒巻美月(小4)
GE5-2 部門
1位 100点 清宮小百合(小4)
1位 100点 小松規孝(中1)
3位 97点 吉沢樹莉(小6)
GE4 部門
1位 80点 大島 葵(中1)
GE3 部門
1位 100点 大田明慶(小6)
1位 100点 野田貴紀(中2)
2位 98点 桐原弘亘(小6)
2位 98点 石川友梨(中1)
2位 98点 冨岡美咲(中1)
編集後期
Make hay while the sun shines.
(日の照っている間に草を乾かせ)
アンケートで各企画の参加動機について尋ねたところ「本人が希望したため」が圧倒的でした。やる気になっている時は上達も著しいものです。実際、参加者の取り組み姿勢はとても積極的で、英語に益々興味を持ち、更に実力をつけているという印象を持ちました。「好機逸すべからず」という諺もあります。しっかり子どもたちの成長を見つめ、成長と上達に合わせていろいろな機会を与えてあげたいものです。