2016/02/28
英語教員にも4技能が求められる
2016年2月28日朝日新聞朝刊
小中高校生の英語力を高めるため、文部科学省は教員の改革にも乗り出すという記事です。
特に中学と高校の教員には英検準1級程度の力を持たせることを目指すとしています。コアカリキュラムは、英語で授業ができることが目標で、子供たちに英語の4技能を求めるのだから指導する側も、4技能をバランス良く習得していることを重視するとしています。現状は、英語教員の中にも英米文学などを「読む」に偏っていて、「書く」「話す」を苦手とする教員が多いことが懸念されている。さて、この改革、方向性としては素晴らしいと思いますが、かなりハードルが高いように感じます。英語を知識として知っていても、それを使える人は少ないのが現状。また、そういった学習環境を与えられなかった人たちが、果たして指導できるのでしょうか?