クリスマス発表会 「この経験が役に立つ!」
昨年12月、ニッセイトのクリスマス発表会を各スクールで行いました。
ハロウィンが終わってからほぼ1ヶ月半という短期間での取り組みです。1年前は人前に立つことがやっとだった生徒さんが、大きな声で自己紹介ができるようになり、次の年には英語のセリフを覚えて英語劇の発表をしたり。小さな舞台ではありますが、子供たちの大きな成長を感じる場になっています。
各スクールの発表会では、講師、スタッフもハンドベルで『星に願いを』の演奏を披露しました。
川越スクールで最優秀演技賞に選ばれた樋渡帆花(小6)さんが、感想文をよせてくれました。
「演じることって楽しい!」
Honoka(小6)
私は、三年生の時にニッセイトに入りました。ベストプレイヤーには、最初はあまり興味がありませんでしたが、五年生の時、「あれ、演じる事って楽しい!」と初めて思いました。
その時私の役は、「金のおのと銀のおの」の女神でした。私は、その役になりきりました。発音はおかしくないか…、声の高さはどうか…、動きは女神らしくなっているか…。そして、ベストプレイヤーになったとき、すごくうれしかったです。そして来年も…と思って楽しみにしていました。
今年度、私は「赤ずきん」のナレーターとおばあさんとお母さんの役をやりました。ジャンケンで負けてしまい主役ではありませんでしたが、一人三役は意外と大変でした。あつみと相談してかみがたを変えたり、声色を変えたりしました。私のクラスではみんなとても上手で、昨年よりもすごく役になりきっていたので、私もとてもやる気がでました。そして、ベストプレイヤーに選ばれたとき、ぴょんと飛び上がってしまうくらいうれしかったです。また、クラスでベストプレイがとれたことでうれしさが二倍になりました。とても思い出に残りました。これからもがんばります。
皆さんからいただいたアンケートより、家庭での練習の様子や発表会の感想などをご紹介します。
●幼稚園のクリスマス発表会より涙が出そうになりました(笑)。慣れない英語で、しかもみんなの前できちんと名前や年齢が言えていたので成長をとても感じました。
歌、年少の男子のお母さん
●初めてのクリスマス発表会でした。本番では緊張して泣き出してしまわないかと心配しましたが、思った以上に堂々とはっきりした口調でできていたのでびっくりしました。1年近くのレッスンが身に付いているのを実感しました。
「The Enormous Turnip」小2男子のお母さん
●娘は英語を始めたのが遅かったので、クラスのみんなの足を引っ張ってはいけないと思い、セリフの用紙をコピーし、ラミネートして防水仕様にして、毎日お風呂で練習しました。平日は、私が仕事のため、帰りが遅くなかなかコミュニケーションを取る時間がない毎日ですが、この発表の練習を一緒に取り組むことで、娘と一緒に充実した時間を過ごすことができました。
「The Kind Wolf」小3女子のお母さん
●今年も楽しいパーティーを催してくださりありがとうございます。1年に一度、とても緊張するクリスマス会ですが、クラスのお友だちが一生懸命、発表に向けて取り組んできたことが伝わるパーティーでした。とても感動しました。先生方のハンドベル、とても癒されました。ありがとうございました。
「The Three Little Pigs」小4女子のお母さん
●初めての研究発表でしたが、いろいろな角度から取り組めてとても充実した発表だったと思います。Nick先生やJun先生にも英語はもちろんのこと、多々ご指導をいただきました。スライドもたくさん準備していただいたおかげでとても見ごたえがありました。火山については図書館で本を借りて調べたり、インターネットの英語サイトを見たりして興味を持って取り組んでいました。原稿は、音読を繰り返し、暗記しました。
スピーチ、小3男子のお母さん
●先生方のご指導の素晴らしさ、イベントに対する熱意や心配りがとても感じられ、「ニッセイトで良かったな」と改めて思いました。ありがとうございました。
「The Enormous Turnip」小1女子のお母さん
●感動いたしました。年を重ね、発表も回を重ね、とてもしっかりはっきりと人前でセリフを言っている姿に、「ニッセイトを続けていて良かった」と心から思いました。
家で全くセリフが覚えられないと泣いたのは初めてでした。毎週、泣く娘に戸惑いましたが、家に電話をくださったり、先生のフォローのお陰でなんとか乗り越えられました。 家ではCDを繰り返し聞いていましたが、早くてついていけず。私も付き合いましたが発音が違うと言われ、単語の意味を聞かれても分からずで、ほとんど何の役にも立ってあげられませんでした(泣)。文が長くなってきたので練習をビデオに1度、撮らせていただけると家でも練習がやりやすいと思いました。
「The Kind wolf」小2女子のお母さん
ニッセイトアカデミー2016賞決定!
Oh We can play the Big Bass Drum
<木曜日 K3>
担当講師:Nick & Jun
Ryu(6歳)
Tomoki(6歳)
Mikado(5歳)
Shun (6歳)
Koharu(6歳)
Haruya(6歳)
※例年は劇部門から選んでいますが、今年度は Best Performance (最優秀演目)として選考しました。
川越スクール
Little Red Riding Hood
<木曜日 B4>
担当講師:Corinne & Atsumi
Saki(小5)
Yua(小5)
Honoka(小6)
※演技のみならず英語レベルの高さも感じます。
最優秀演技賞
<土曜日 B2>
Chiken Little
Wolf 役
Nao (小5)
※ちょっと恥ずかしさが有りながらも、お客さんの受けを楽しみながら演じる余裕がありました。
川越スクール
<木曜日 B4>
Little Red Riding Hood
ナレーター、おばあさん、お母さんの3役
Honoka (小6)
※2年連続の受賞となりました。とても落ち着いていて、演じる工夫が伝わってきます。
◆昨今、非認知能力の大切さが叫ばれています。将来の成功は非認知能力の高さに関係するという科学的データさえ発表されています。非認知能力とは、IQ(知能)に関係なく、「意欲」「協調性」「粘り強さ」「忍耐力」「自制心」「計画性」などの個人の特性です。私たちが発表会を続けている理由もここにあります。劇づくりや発表会の経験はきっと将来役に立ちます。
※夏休みアメリカホームステイ
対象:新小5~新高3 (主催:ユートレック)
説明会:3月12日,19日:国立オリンピックセンター
※ホームステイプログラムの詳しいパンフレットをご希 望の方はコーディネーターまでお申し付けください。
編集後記
Easy come, easy go. 簡単に手に入るものは簡単に失う
簡単に覚えてしまったセリフはすぐに忘れてしまうものです。しかし、苦労して、苦労して覚えたセリフは一生忘れられません。ニッセイトの卒業生に過去の思い出を語ってもらうとき、多くの卒業生がクリスマス発表会をあげます。その思い出は強烈なようです。まだあの時のセリフを覚えていますよ、と諳んじてくれることがあります。