夏休み特別イベント サマースクール報告
今年は暑い夏を覚悟していましたが、終わってみれば雨が多く、夏を満喫できず、どことなく消化不良的な夏休みを過ごされた方も多かったのではないでしょうか?しかし、ニッセイトのサマースクールは、天気に左右されることなく熱く盛り上がりました。
浅草外国人観光客インタビュー
企画チーフ:Atsumi Nakajima
毎年恒例の浅草の外国人観光客へインタビュー、今年はこれまでで最高57名の生徒さんが参加してくださいました。毎年恒例ではありますが、私たちは内容を毎年バージョンアップさせてきました。
今年は、参加者にインタビューしたい質問をひとつ考えてくるという宿題を出しました。その内容は私が予想をしていた質問よりもバリエーションがあり、また、自分が考えた質問は与えられた質問よりもスラスラと出てきているように思え、“自分の聞きたい事を聞く”ことの重要性を感じました。
まだまだ全体的にスムーズに進んでいるとは言い難いですが、これまで自分が覚えた質問をするだけで精一杯だった生徒さんが相手の答えを聞き、去年よりもリアクションをし、質問されても対応している姿をたくさん見ることができました。
帰りの電車の中では、インタビューが上手くできなかったと言っている子が「来年はもっといっぱい練習して参加する!」と言ってくれました。英語を実践で使う事でこんなにも子供たちのモチベーションが上がるのか、と再確認。こういった機会が子供たちの英語学習に不可欠だな、と改めて思いました。
《保護者の方から》
◆作ったファイルを見せながら、インタビューをした人のこと、ファイルつくりが大変だったこと、当日の出来事をたくさん話してくれました。自分が話したことが相手に伝わったという体験が嬉しかったようです。また、毎回「浅草」という場所で新鮮味に欠けてしまうのではと心配でしたが、本人はメンテナンスシート(メタルサイレント32専用2枚組)「インタビューする人が毎回違うから気にならない」と言っていました。私の勝手な思い込みでした。(笑)
(小4男子のお母さん)
◆外国の方と会話する機会はなかなかないので、今回のサマースクールに参加して貴重な体験ができました。他の国の方たちとのコミュニケーションを「楽しい!」と感じてくれれば、将来的に世界が広がっていくと思います。(小3男子のお母さん)
《開催場所に関して》
毎年みなさまからいただくアンケートには「違った場所では?!」といったご意見をいただいておりますが、参加者の生徒さんはそれぞれが2人にインタビューをする事を必須としていて、一日に60名以上の外国人を見つけられる場所はなかなかありません。また、浅草は池袋校から30分以内で行け、雨の場合でも屋根のついたアーケードがあるため天候にもあまり左右されないなどの利点があります。この利点を上回る以上の場所がない限り、場所の変更は難しいと考えております。
サマースクール(幼児、小学校低学年対象)
「宇宙探検」をテーマに
企画チーフ:Aya Izumi
幼児~低学年向けのサマースクールは、7月27日(木)~29日(土)の3日間、朝9:30~午後3:00という日程で行われました。今年のテーマは「Space Exploration(宇宙探検)」、宇宙に関連した工作やクッキングなどのアクティビティを、たくさんの英語を使いながら楽しみました。
毎年一番人気のアクティビティであるクッキングでは、「宇宙」にちなんで「エイリアンパフェ」作りに英語で挑戦しました。メロン味のゼリーやヨーグルトを朝のうちに作っておき、午後それをカップに入れたあとに、ポッキー、マシュマロ、ベビーチョコで目を作ったらできあがりです!テキストやカードで習った単語、”water” “hot water” “cup” “bowl” “cookies” “bag” “yogurt” “chocolate”など、実際に英語で言い、手に取って使うことによって、より英語を身近に感じられたのではないかと思います。
その他、自分でデザインしたエイリアンが乗ったUFOや、飛ばして遊ぶロケットも作りました。レッスンで学んだことのない英語表現もたくさんありましたが、英語で頼まないとパーツがもらえないので、皆がんばって発話してくれていました!
毎年恒例になっているカフェテリアスタイルのランチタイムでも、”I’m hungry.” “I’m finished.” “Can I have more spaghetti, please?” “It’s yummy!”など、英語の会話が聞かれ、とても嬉しく思いました。
《保護者の方から》
◆毎週のレッスンに少しモチベーションが下がっているように感じたので、違った雰囲気で楽しく過ごせればと思いました。帰宅後も工作で作ったロケットやUFOでいつまでも楽しそうに遊んでいました。英語をたくさん話してがんばったと本人は満足した様子でしたので良かったです。 (6才女子のお母さん)
編集後記
In the middle of difficulty lies opportunity.
(困難の中に機会がある)
上達心のある生徒さんは、同じことをやるのでも常に新しいことにチャレンジし、上達しています。1年目は自分の覚えた質問を言うだけで精一杯だった生徒さんが、次の年には相手の答えを聞き取れるようになり、次の年には自分で質問を考えて聞いてみたいと思うようになる。上達している生徒さんは、与えられたチャンスに一生懸命取り組んだ人です。
《動画によるインタビュー風景はコチラ》