英検英作文筋肉トレーニング 学ぶ権利が守られる世界を
皆さま こんにちは
ニッセイト池袋校GE講師のYokoです。
梅雨がスタートして大荒れの日が続いていますね。体調を崩されていらっしゃる方も多いのではと心配です。
柑橘類が大好きな私はベランダでキンカン カボス 花ゆず 栽培に挑戦中です。こちらは先週咲いた花ゆずの花です。可憐ですよね。
いつの日か自家製ゆずでお鍋やおさしみを楽しめればいいな~と愛情込めて育てております。
今回の英作文筋肉トレーニングは 「学ぶ権利が守られる世界を」
世界には 紛争、貧困、ジェンダーの問題などによって学校に通えない6歳から17歳の子どもが、2億4400万人いると言われています。最も弱い立場に置かれる子どもたちを日本を含む約120カ国支援してきた民間・非営利の国際組織 Save the Childrenを今回はご紹介したいと思います。
「世界の子どもたちを救うことは、もとから不可能なのではありません。私たちが行動をしないことで、不可能にしているだけなのです。」これは創設者でイギリスの社会改革家の エグランタイン・ジェブの言葉です。イギリス人女性のジェブは1919年 第一次世界大戦後の荒廃したヨーロッパで敵と味方の分け隔てなく苦しむ子供たちを支援したいとの思いからSave the Childrenを設立しました。当時は栄養不良の子供たちがあふれており、彼女はまず食糧支援から始めました。特に深刻な食糧難に陥っていたロシアの子供たち30万人に食料を届けました。やがて彼女は子どもの権利というより普遍的な視点から支援を広げていきました。その中で子どもの権利に関する世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草します。彼女は若くして亡くなりますがそこに記された理念は生き続け 現在 日本を含む196の国と地域が批准している「子供の権利条約」へと引き継がれています。
SDGsの目標4に「質の高い教育をみんなに」がありますが 子供が教育を受ける権利を守る為にどんな活動をしているのでしょうか?彼らがまず念頭に置いているのはいかに安心・安全な場所で子どもたちが勉強できるか だそうです。例えば彼らが支援している インド北部のビハール州は洪水や干ばつ、地震などの自然災害が多い地域です。それに加え学校内でのいじめや暴力も起こっています。子供たちをあらゆる危険から守り安全に教育を継続する体制を作るために子供たちと一緒に「学校災害対応計画」を作っているそうです。教員 保護者 行政の人たちも交えながら学校の内外に潜むリスクを子供たちとじっくり話し合って対策を立てます。緊急事態に備えて一緒に考えることで子どもたちが本来持っている力を存分に発揮しながら教育の質だけでなく環境の改善も目指しているのです。ご自分が住む地域のハザードマップを見ていただければと思います。多くの場合避難場所に指定されているのは学校です。頑丈な建物があり上下水道や調理場も整備されています。学校に逃げれば助かるという認識は世界共通でしょう。
しかし紛争下ではこうした概念は覆されてしまいます。次回は 学校を攻撃の対象にしないための活動をお話したいと思います。
まだまだ体調管理の難しい毎日が続きますのでご自愛くださいね。
では 皆様 またね!! Yokoでした。
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