日本語では泳ぐとメールを打つのが「速い」は同じ漢字だが、英語では?
先月、「Step Up Grammar (Part 1)」のテキストの最終校正で Kazuko 講師のほうから 「不定詞の最終問題 の 9と10の
答えは同生徒に伝えていますか。」と聞かれました。川越教室の Masa です。
先ず、お題が入っている、10 の問いは「私は、メールを速く打つのが得意です。」を英語にするものです。ニッセイトの
生徒でこの教材を使用する最も早い学年は小5ぐらいです。これらの生徒たちの語彙でこれを簡単な英語にします。(「~が
得意」はこのテキストを使用するレベルの生徒はbe good at と知っています。)
「I am good at emailing fast. と言えます(生徒が)。」
おそらく多くの小5ぐらいの生徒さんたちも同じような英文を考えると思われます。ところがネイティヴスピーカーの
Amieke Walker さんによるとこの英文は通じるけど “awkward”「ぎこちない」ということでした。先ず、email は名詞とし
て使用されることが多いということです。
もう一つの解答例として、
I am good at typing emails quickly. と示すと、こちらのほうが自然だということです。
(先日、高校生に質問するとすぐに上記の答えがすんなりでてきました。流石ニッセイトの生徒。)
ここでわかることは日本語で fastとquickly ではどちらも「速く」と言う意味で使えますが英語では違うようですね。
大人の英語上達法(https://english-fan.com/fast-quickly/)によると
fast: 人や物の移動の速度が「速く」と言う意味
quickly: 動作や理解度などが瞬間的に「速く」と言う意味
ということでメールを「速く」打つと言うときは 「fast」ではなく「quickly」を使用するのが自然なようです。
- 9. の問いは「その男性は、メールをするために立ち止りました。」を英訳にするものです。
解答例: The man stopped to send an email.
Kazuko 講師は、最近は「メールをする」は text を使用するということでこちらのほうも解答の参考にして頂ければ
と思います。
send a text を使用する場合は4文型を取る give 型の動詞の書き換えと同様「誰にか?」がないと英文が “choppy”
「とぎれている」と言うことで次のように言うと自然だとうことです。(by Amieke)
The man stopped to send a text to his friend.
あるいは
The man stopped to text his friend.
(こちらも短期留学した中学生に同じ出題をしてみると「メールを送る」と言う場合、”send a text”を使用することは
知っていました。
ナチュラルな英語を話したり書いたりする時は、実際に聞いたり書かれたものを読んだりしたものを使用したほうが
いいのでしょう。つまり日本語を直訳的に英語にするのではなく、日本語に相当する実際の英語の表現を覚えていった
早道なようです。ただ、日本住んでいては日常的に実際native の英語に聞いたり、読んだりすることなどが難しいよう
です。ニッセイトでは「できるだけ日常的に英語に接しよう」とする一環として、英文多読を推奨するべきRaz-Kids を
開始ました。時間などに余裕のある生徒さんは、自然な英語習得を目指すべくRaz-Kidsに挑戦してもいいのではないで
しょうか。
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