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2023/09/19

『東京科学大学』英語が公用語に!

(2023年度の東京工業大学の写真です)

先日、携帯のインターネットニュースで興味深い記事を見つけました。

こんにちは。

池袋校の吉野和子です。

 

東京工業大学と東京医科歯科大学の両国立大学が2024年度に統合し、「東京科学大学」となる事はご存知の方もいらっしゃると思います。その両大学の学長が揃ってインタビューに答え、英語を学内の「第2公用語」とする方針であることがわかったのです。

 

大学院や研究部門だけではなく、これらを支えるスタッフも英語で対応できるようにするという事です。

『世界最高水準』を目指す「科学大」では、海外との共同研究も積極的に進め、外国語の教員や留学生が支障なく学内で活動でき、研究成果を高める為、大学内では英語を公用語として使用する考えです。

 

東工大の益学長は「外国人材を招くのに『日本語だけしか使えない大学』はありえない」と強調。

医科歯科大の田中学長は「海外での業務経験を積んだ専門職のいることが大学の国際化につながる」と述べ、

公用語としての英語の重要性を強調していました。

 

因みに2023年度世界大学ランキングでは、現在日本の最高峰である東京大学が、去年度より4つランクをさげ、39位。

京都大学は7つ下げ、68位という結果です。

 『世界のトップ』は

オックスフォード

ハーバード

ケンブリッジ

スタンフォード

マサチューセッツ工科大学

と続きます。

 

ランク付けの要素は以下の5点で、世界のトップクラスの大学と比べて

・教育/学習環境 88.1
・研究 91.4
・論文の被引用数(研究の影響) 55.5
・国際的な展望(国際性) 43.3
・業界収入 86.7

 

『研究や業界収入のスコアについては、世界でもトップクラス。教育・学習環境についても、ランキング上位10か国と比較して遜色ない結果と言えるだろう。足りていないのは、残りの2項目、論文の被引用数(研究の影響)と国際的な展望(国際性)である。』

このような国際性をどう養っていくのかが、今後の評価を高めるための重要なポイントと言えるだろう。

(参照:ELEMINIST

 

国際性とは、自分とは異なる考え方や価値観を認め、それを受け入れられる許容性を持つこと。

どんな場面でも積極的にイニシアティブをとれること。

その土台となるのは、まずは、国際共通言語としての英語力でしょう。

東京科学大学が『学内の公用語を英語にという決断も、大いに頷けるものですね。

 

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