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2025/05/27
池袋スクール
川越スクール

Kazuko一押し! 【英語の本】のご紹介

ポツポツと紫陽花の花が咲き始めました。季節の移ろいを感じさせてくれますね。

皆様、こんにちは。池袋校の吉野和子です。

 

今回は、私が英語学校に通っていた頃に、先生に薦められて毎日のように読んでいた楽しい本

「Baby-Sitters Little Sister」をご紹介します!

 

著者『Ann M. Martin』の「Little Sister」シリーズは、英語圏の6〜9歳向けに書かれた児童書で、

英語が母国語でない日本の小学生にもぴったりな読み物です。

 

Little Sister」シリーズは、彼女の有名な『The Baby-Sitters Club(BSC)』シリーズのスピンオフで、

「スピンオフ」というのは、もともとの作品に登場するキャラクターが主人公になって、

別のシリーズとして描かれることを言います。

 

主人公は『The Baby-Sitters Club(BSC)』シリーズの主人公、

中学2年生の女の子-Kristy(クリスティ)の義理の妹のKaren Brewer(カレン・ブルーワー)。

元気いっぱいで想像力豊かなカレンが、家族や学校、友達との日々の出来事を子どもらしい視点で語ります。

 

文はやさしく、会話表現も多く含まれているので、英語を楽しく読みたい小学生や、

英語学習を始めたばかりの中学生にもおすすめです。しかも、カレンの日常生活を題材にしているので、

状況を想像しやすく、生き生きと描かれた子供たちの姿が目の前に広がるのも、この物語の魅力の一つです!!

 

机上の英語の勉強では絶対に学べない、英語独特のフレーズや日常会話がたくさん出てくるので、

英会話のヒントにもなり、私もこの本から本当にたくさんの生きた英語を学びました!

 

例えば、カレンは、元気いっぱい。

だけど、いつも、ちょっとおしゃべりに夢中になりすぎて、声も大きくなりがち。

先生から何度も注意されてしまいます。

Karen, use your indoor voice!」日本であれば、絶対「Be quiet!」ですよね。

 

また、クラスのある男の子のことをKarenはこう言います。

He is a walking disaster!

すごくカジュアルで面白い表現ですよね。

直訳すると「歩く災害」ですが、つまり「ドジばっかりする人」とか「いつもトラブルを起こす人」みたいな意味になる。

この本を読んでいると、こういうネイティブっぽい表現が自然に身につくのがとても有難い。

 

さらに、このシリーズが特に魅力的なのは、カレンが「二つの家族(two families)」を持っているという設定です。

 

カレンの両親は離婚していて、それぞれ再婚しています。カレンは、ママの家(”the little house”)と、

パパの家(”the big house”)を行き来して暮らしており、どちらの家にも新しい家族がいて、

同じおもちゃがあり、どちらからもたっぷりの愛情を受けています。

 

現代の家族のかたちを自然に描きながら、「家族の形っていろいろあっていいんだ」と

子どもたちに感じさせてくれる点も、このシリーズの大きな魅力です。

 

🗣 このシリーズに出てくる、カジュアルで会話的な表現

  1. “I’m telling you!”
    「ほんとなんだから!」とか「マジで言ってるんだよ!」
     子どもが自分の主張を強調するときによく使うフレーズ。
  2. “No way!”
    「うそ!」「ありえない!」
     驚いたときや信じられないときの定番リアクション。
  3. “Guess what!”
    「ねえ聞いて!」とか「ちょっとちょっと、わかる?」
     ワクワクして何か話したいときにぴったり。
  4. “So there!”
    「だから何?」「どうだ!」「おあいにくさま!」みたいな、ちょっと意地っ張りな言い方。
     カレンっぽい(笑)
  5. “Big deal.”(皮肉っぽく)
     「だから何?」とか「すごくないし
     ふてくされた感じの返しに使うことがある。
  6. “I was just trying to help.”
    「手伝おうとしただけなのに
     カレンが空回りして、誰かに怒られたときに言う口癖!

 

👧 Karenっぽいセリフで印象に残りやすいもの

  • “I’m not a baby!”
    カレンが大人ぶりたいときに言う。
  • “It’s not fair!”
    小学生あるあるの不満の表現。
  • “I have a great idea!”
    これをカレンが言う時は、常にトラブルの前兆です。(笑)

 

これらのフレーズは、子ども向けの本だからこそシンプルだけど、生きた英語のリズムがそのまま感じられますよね。

英会話の練習にもぴったり!

 

ぜひ、機会があれば手にとって、Karenちゃんの世界を感じてください。

かわいくて元気な物語の中で、自然な英語表現にたくさん出会えるはずです。

英語学習に役立つばかりではなく、お子さんと一緒に読む本を探している保護者の方にも、

とてもおすすめのシリーズです!

 

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