日本語にも、「しゃべる」「言う」、「話す」などいろいろ言い方がありますが英語では?!
副読本や、「Question Forms」を勉強し始めたり、規則変化動詞を単語のテストとして教室で始めたりすると
自然に出てくる質問があります。それらは、say, speak, talk, tell の違いです。(近頃生徒からそれらの質問はあ
りませんが。(-´∀-)アハハ‥)川越教室GE担当のマサです。
日本語にも、「しゃべる」「言う」、「話す」などいろいろ言い方がありますが、今回は英語のsay, speak, tell,
の違いを見ていきたいと思います。
まず、いつものようにOxford Advanced American Dictionary で調べてみると
- 1. say: to speak or tell someone something, using words
言葉を使用し誰かに何かを話す、あるいは伝えること
- (1)say + speech「言う+話し言葉」
“That was marvelous,” said Daniel.
「それは素晴らしかったです。」とダニエルは言った。
(2)say to somebody / yourself + speech 「自身に言う(思う)+話し言葉」
I said to myself (= thought), “That can’t be right!”
「そんなこと有り得ない。」と私は思った。
(3)say (that)~ 「~と言う」
He said (that) his name was Sam. (彼は、彼の名前がサムだと言った。)
(4)it is said that~ 「~と言われている」
It is said that she lived to be over 100. (彼女は100以上まで生きたと言われている。)
などです。
- 2. speak: to talk to someone about something; to have a conversation with someone
何かについて誰かに話しかけること;誰かと会話すること
- (1)① speak (to somebody) (about something / somebody) (誰かに)(何か / 誰かについて)話す
I’ve spoken to the manager about it.
私はそれについてマネージャーに話した。
➁A: Can I speak to Susan?
「スーザンに話しかけられますか。→スーザいますか。」
B: Speaking.
「話しています。→私です。」
(= at the beginning of a telephone conversation) (電話での会話の始めに)
③A: Do you know him?
「彼のこと知っている。」
B: Not to speak to. (= only by sight)
辞書はB のような対話文になっていましたが、違和感を覚えAmieke Walkerさんに聞いてみました。
案の定、彼女はこのような表現は聞いたことがないということです。(辞書に書かれていることもすべて
正しいとは限りませんね。)次のように言うのが自然との事です。
B: Yes, but I have never spoken to him. (=Only by face)
「はい、でも一度も話しかけたことありません。」(=顔だけ知っています。)
(2)speak (with somebody) (about something / somebody) (何か / 誰かについて)(誰かと) 話す
Can I speak with you for a minute?
(私はあなたと少し一緒にお話しできますか。→少しお話しできますか。)
- 3. talk: speak to someone 誰かに話しかける
(1) to speak in order to give information or to express feelings, ideas, etc.
情報を与えたりあるいは感情やアイディアを表現したりするために話すこと
Stop talking and listen!
「話すのを止めて聞きなさい。」
(2) talk (to/with somebody (about somebody/something)
(誰かに / 誰かと)(誰か / 何かについて)話す
Who were you talking to just now?
「さっき誰と話していたの。」
- 4. tell: to give information to someone by speaking or writing
話したりあるいは書いたりすることによって誰かに情報を与える
- (1)tell something to somebody誰かに何かを 話す / 伝える / 教える / 告げる
He told the news to everyone.
「彼はその知らせを皆に伝えた。」
(2)tell somebody something 誰かに何かを伝える / 教える / 告げる
Did she tell you her name?
「彼女はあなたに名前を教えましたか。」
(3)What did I tell you? (= you should have listened to my advice)
あなたになって教えた / 告げた。= 私の忠告を聞くべきだったのに[聞かなかった]。
(4)tell somebody + speech 誰かに伝える / 教える / 告げる+話し言葉」
“I’m ready to go now,” he told her.
「もう準備できたよ」と彼は彼女に告げた。
などです。
中学生では say の (4) 以外の使用の仕方を覚えておくのみでいいのではないかと思います。
色々とみてきましたが say と tell は主に伝達的に使い、speak と talkは会話的に使用するようです。また、say
は単に言った内容を表し、tell は上記のように「話したりあるいは書いたりすることによって誰かに情報を」伝える
場合に使用するようです。speak に関しては、「話す」こと自体を言い、talk は上記のように「情報を与えたりある
いは感情やアイディアを表現したりするため」に使用するようです。ただそれらの使用の仕方は、状況に応じて覚え
たほうがよさそうです。
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