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2013/09/02

卒業生インタビュー

 ニッセイトは、今年創立40周年を迎えました。かつてニッセイトで学んでいた生徒さんも現在は社会の第一線で活躍しています。今月は、卒業生のインタビューをご紹介します。


 最初に紹介するのは酒井冬樹さん(40才)。埼玉県立浦和高等学校を卒業後、慶応義塾大学法学部に進学。卒業後は転職を経て、現在は大手広告会社に勤務しています。

 

–ニッセイトの思い出を聞かせてください。
 入学は3才の時で高校生まで通っていました。 記憶も定かではないのですが、単純に「遊びに行く」というくらいの楽しさだったと思います。
今でも記憶しておりますが、先生に「Pretty」の発音が良い!と褒められた事は、子供心に「なんか僕、できてるのかも~?」と思わせてもらい、英語に夢中になるきっかけとなりました。この時期は、「あ!英語って楽しい!」と思う事こそが一番大事な事だと今になって思います。褒められることで、もっと知りたいという知的好奇心が育つのだと思います。
また、サマーキャンプで他の国の人達と触れ合った事は、非常に楽しく貴重な財産になっています。言葉や肌の色が違う人がいる。伝える努力をすれば、片言英語でも通じ合える。言葉が通じると楽しい。こうした英語と向き合う姿勢は小学校時代に培われました。
(*補足:当時、外国の人と触れ合えるのは、こういったイベントだけでした。)

 

–中学、高校での思い出は?
 通常の授業もさることながら、英語のワークショップ的に「ドラマ(演劇)」を通じて英語を学んだ事は一生忘れ得ない貴重な経験になりました。ドラマのセリフの場合、極端に言えばその言葉の意味が分からない状態で丸暗記して、話しているうちにその言葉の文法的な意味ではなく、「その言葉の響きや繋がりが持つ本質的な言葉の”意味”」を理解していきます。丸暗記し、その感情を乗せてゆく事で、結果、通り一辺倒でその言葉を覚えるよりも、”生きた言葉”としての英語を学べたように思います。

 

–会社で現在のポジションにおいて、どの程度の英語力が求められていますか?
 今やボーダーレスになっているビジネス環境において、英語のスキルは必須です。TOEICでいえば最低800点のスキルは求められるところです。

 

–ニッセイトで習ったこと、体験したことは、その後どのように役立っていますか?
 今の職場の前に外資系の広告企業にいたのですが、ニッセイトで学んだ日本人でない人達とのコミュニケーションの取り方は非常に役に立っています。仕事以外では全く外国にも行った事もない私がスムーズに溶け込めたのは、ニッセイトでの経験があったからこそです。
 現在はクライアントが外資の会社もある為、本国へのレポート等重要書類は全てが英語で、日々英語には接しております。ただ、ビジネス英語は習ってきた通常会話英語とは異なる為、日々勉強し続けなくてはならないと自戒の念を込めて思っております。

 


 次に紹介するのは田中希果さん(41才)。写真右下の「7and i」のロゴは有名ですね。このロゴをデザインしたのが田中さんです。高校を卒業後、デザインの勉強をするためにアメリカに留学。帰国後はグラフィックデザイナーとして大手企業のロゴや広告を手がけています。

 

–ニッセイトの思い出を聞かせてください。
 ニッセイトには小学4年生~高校卒業まで通っていました。生活の一部になっていたように思います。

 

–ニッセイトで習ったことは、その後どのように役立っていますか?
 まず、英語に関しては耳が良く鍛えられていると感じます。私だけではなく、ニッセイトに通っていた友人は皆「発音がいいね」とほめられるようです。
意味は分からなくても大抵は聞き取れたので、その後の英語習得にとても役立ったと感じています。
 また、通常の授業以外にもイベントがいっぱいあったので、コミュニケーションの訓練になっていたと思います。サマーキャンプでは、はじめ友達もいないので不安ですが、数日間一緒に寝泊まりしているうちに最後の日には沢山の友人が出来ています。このような経験から、あまり人との関わりに臆病にならず、人見知りもありません。

 

–現在、「英語」にはどのように接していますか?
 外資系企業と仕事をする際に役立っています。外資系企業で働く人たちも英語が出来るので、海外とインターネットを通じた会議なども違和感なく一緒に仕事が出来る事も利点です。
 趣味でプルメリアという熱帯のお花を研究していますが、それがきっかけでハワイに行く事が多くなりました。現地でも言葉のストレスがなくコミュニケーションを取れる事はとても良い事だと感じます。今、英語を頻繁に使っているので学生の時より上手になっている様な気がします。メールのやりとりも多いので、知らない単語をいつも調べています。言葉は常に勉強ですね。

 

–ニッセイトで英語を習ってきて一番良かったと思われることは何ですか?
 ずっと英語に苦手意識を持つ事なく、好きでいられた事だと思います。

 


◆ニッセイトで習ったこと、体験したことが現在のお仕事にもとても役立っているようで嬉しい限りです。ニッセイトのHPでは、酒井さんと田中さんのお二人以外の卒業生の声も掲載しています。ぜひ、ご覧になってください。
 今回、インタビューを通して改めて「英語を小さいうちから楽しく習っている生徒さんは、外国人や外国語を受け入れやすい体質になっている」ということを感じました。自分の夢をふくらませ、その夢に向かって進むことに英語は障害になりませんでした。職場でも、英語を苦手とする同僚が多い中で、一歩先をリードしているようです。

 


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平成25年度 第1回英検合格者

 

5級
田村素子(小4)  富村美祐(小5)   森部伽弥(小5)
岩田侑子(小5)  國分彩加(小5)  神林滉平(小5) 
藤瀬愛斗(小5)   森俊翼(小5)  村上汐南(小6)
斉藤アミン(小6)  梅津佑太(小6)  岡野ユリヤ (中1)
古川優斗(中1)

 

4級  
若狭慶生(小5)   泉咲来(小5)  小笠原萌音(小6)
大野萌(小6)   阿部美来(中1)  宮田一輝(中1)
比嘉拓実(中1 ) 新堀哲大(中2) 薄葉光(中2) 

 

3級 
髙田真玲奈(小4)  佐藤雄大(小5)  目﨑愛理(小6)
佐藤愛梨(小6)   山本孝幸(小6)  成田江里(中2)
坂本雄紀(中2) 長谷川拓海(中2) 古川雅信(中2)
池田潮音(中2)

 

準2級
保坂孔雅(小5)  川口優衣(中2) 中島萌乃(中2)
岩原宏平(中2)
2級 川越海里(中3)  小林千裕(高1) 川辺智代(高1)
荒幡楓(高2)

 


SPELLING BEE (スペリング・コンテスト)
平成25年度 前期成績優秀者発表(7月実施)

 

GE6-1 部門
1位 100点 杉本麗奈(小2)
1位 100点 小笠原萌(小5)
1位 100点 後藤涼奈(小5)

 

GE5-1 部門
1位 100点 冨山結一翔(小4)
1位 100点 浦田望羽(小4)
3位   99点 細沼勇希(小4)

 

GE5-2 部門
1位 100点 岩田侑子(小5)
1位 100点 富村美祐(小5)
1位 100点 小笠原莉音(小5)
1位 100点 西菜花(小5)
1位 100点 佐藤雄大(小5)
1位 100点 小笠原萌音(小6)
1位 100点 斉藤アミン(小6)
1位 100点 手代木優奈(小6)
1位 100点 小出澤愛子(小6)
1位 100点 青木渚(小6)

 

GE4-1 部門
1位 100点 橋谷田聖(小4)
1位 100点 斉田 千穂(小5)
1位 100点 神谷隼人(小5)
1位 100点 小川雄大(小5)
1位 100点 目﨑愛理(小6)

 

GE4-2 部門
1位 100点 岩井美咲(中1)
1位 100点 比嘉拓実(中1)
3位  96点  山岡結望(中2)

 

GE3 部門
1位 100点 小峯美優(中1)
1位 100点 川越海咲(中1)
1位 100点 宮下悠愛(中2)

 

GE3-2 部門
1位 100点 山田三友貴(中1)
1位 100点 中島萌乃(中2)
3位   99点 奥田晴(中2)

 


編集後記

 

Rome wasn’t built in a day. (ローマは1日にしてならず)

 

 大繁栄したローマ帝国も、築くまでには約七百年もの歳月を費やし、長い苦難の歴史がありました。ニッセイトも40年を振り返れば実にいろいろなことがありました。創立当初から形態もだいぶ変わりました。しかし、変わらないこともあります。それは「どうしたら子どもたちが効率よく英語を習得できるか」を常に考えてきたことです。これが私たちの誇りです。これからも多くの子どもたちが「英語を使えるって楽しい!」と思ってもらえるよう励んでいきたいと思います。