発表力を鍛えるクリスマス発表会
昨年の12月12日(月)~17日(土)、幼児、小学生クラスのクリスマス発表会を行いました。1年に1回の発表会。英語の上達はなかなか見えにくいものですが、1年前の発表と比較し、改めてお子さんの成長や上達を確認できたのではないでしょうか。
クリスマス発表会アンケート・レポート
皆様の貴重なご意見、ご感想ありがとうございました。今月号は皆様から頂いたアンケートより、主だった声をご紹介します。
ご家庭では、発表の練習をどのように取り組んでいましたか?
●暇さえあれば音楽を流してやっていました。車での移動中も、赤信号で止まると運転席の私と助手席の娘二人ともがのりのりでやっていました(笑)。周りのとても冷めた視線を感じながらも楽しんでました。
(3才女子のお母さん<歌>)
●時間を決めて毎日2回だけ無理せず楽しくやれる時だけしました。寝る前に二人で練習する時間も楽しかったです。
(4才男子のお母さん、<歌>)
●クラスの練習を撮影させていただき、家に帰ってから家族みんなでビデオを見ながら歌と振り付けを練習しました。
(3才男子のお母さん<歌>)
●一緒にセリフを覚えて劇みたいなことを家族でやってみました。
(小2男子のお母さん<Who stole the cookies?>)
●前回は一緒になって必死にセリフを覚えましたが、今回は本人任せでした。自分のセリフだけでなく劇全体のセリフを覚え、1人で何役もやりながら練習している姿に感心しました。
(年長女子のお母さん<Who stole the cookies?>)
●昨年までの劇タイプに比べてセリフが少ないせいか、ほとんど時間をかけずに覚えてしまいました。踊りはインターネットのYoutubeで先生方の映像を見ながら練習をしました。セリフは他の人の部分を私が担当して、何度か読み合わせをしました。
(小5男子のお母さん<Nissait Commercial>)
お子様の発表や他のクラスの発表をご覧になられた感想をお聞かせください。
●家では大きな声で歌っていたのに発表では恥ずかしかったようで…。前に1人で出ただけでも進歩かなと思います。
(4才男子のお母さん<歌>)
●パーティーの中で一番下のクラスでしたので、ただ可愛い、どうなっちゃうのかな? とワクワク、ヒヤヒヤでとても楽しく拝見いたしました。また、スピーチや年令の上の子の発表では、「将来こんな風になれるのかな?」「できたらいいな…」という親の欲が出てしまいましたが、初めての参加ということもあり、すべてが新鮮で素晴らしく感じられ、全てのお子さんたちが本当に楽しく英語を学び修得されていることに感激いたしました。
(5才女子のお母さん<歌>)
●「すごいなぁ」の一言です。途中、休みがあったりして大丈夫かなと心配でしたが先生たちがどうにかしてくれるだろうという気持ちもありました。本番はどの子も一生懸命頑張っていて毎年ながらクリスマスパーティーはウルウルしてしまいます。
(小3女子のお母さん、<Chiken Little>)
●どのクラスも上手で楽しく観させていただきました。息子は人前で話すことが苦手で私の方が緊張してしまいましたが、今年は去年より本人なりに努力して頑張っていたと思います。
(小2男子のお母さん<Three Billy Goats Gruff>)
●ニッセイトに通わせていただいて早6年。今回7回目のクリスマス会にして初めてグループでの劇ではなく、一人でスピーチの発表でした。何回も図書館に通い、和英辞書で分からない言葉を調べていました。発表会直前は家の中でもスピーチを口に出して何回も練習していました。人前で話すだけでも緊張すると思いますが、英語で、しかもそれを全て暗記してというのは本当によく頑張って努力したのだと思います。
(小6女子のお母さん<スピーチ>)
●練習した成果がうまく出せたと思います。自分の子供だけでなく成長を感じることができます。年齢が上がるにつれ、恥ずかしいという気持ちが強くなる中、発表という場を通して拍手をもらったり、褒めてもらうことで自信につながっているのではないかと思います。(小5男子のお母さん<Little Red Riding Hood>)
●大きい子たちと一緒のパーティーだったため、来年、再来年はどんなことをやるのか、どのくらいのレベルになるのかが分かりとても良かったです。親子で良い刺激になりました。息子はクラスの人数も少なかったためセリフも多く見ていて楽しかったです。(小3男子のお母さん<Gingerbread Man>)
川越スクールに通う 季補子ちゃん(年中)は、今年「大きなカブ」の劇に取り組みました。アンケートの裏にその様子を上手に描いてくれました。
■発表会の位置づけは、日頃の成果を見てもらうことですが、その練習過程には学ぶべきことがたくさんあります。その代表が発表力です。
一般的に日本人は人前で発表することが苦手と言われています。往々にして、西洋人は自己主張が強く、人前でも萎縮することなく堂々と自分の意見を述べます。何が異なるのでしょうか? 文化が違うと言えばそれまでですが、やはり一番の違いは教育の場でそういった機会が与えられているかどうかではないかと思います。西洋では、”Show & Tell(個人の宝物などを持ってきてみんなの前で発表する)”などの授業が小さいうちから行われています。また、議論し、なぜそう思うか、個人の考えをいつも求められます。ですから西洋の人たちは発表すること、個人の意見を述べることに慣れています。慣れることこそ大切なのです。これからの子供たちは世界のいろんな分野で活躍することでしょう。幼少期のうちから、こういった機会に慣れ親しんでいって欲しいと私たちは考えています。そして子供たちが将来、世界のリーダーシップを担える人材になって欲しいと願っています。
ニッセイトアカデミー賞決定!
池袋スクール
The Kind Wolf
<土曜日 B1>
担当講師:John, Yasuha
林歩斗良(小1)
新井涼太(小2)
水口愛海(小2)
西田雪花(小3)
岩井媛香(小3)
井戸海翔(小3)
梶原燦綺(小3)
川越スクール
Who stole the cookies?
<水曜日 Pb2>
担当講師:Katherine, Masumi
遠藤祥太(小1)
水田ひかり(小1)
岩長ちはる(小1)
須賀愛心(小2)
吉田真沙斗(小2)
橋本賢人(小3)
最優秀演技賞
池袋スクール
<木曜日 Special>
宮本亮吾(小6)
Little Red Riding Hood
担当講師:John, Aya
川越スクール
<金曜日 B1>
新堀貴大(小2)
Three Billy Goats Gruff
担当講師:Martin, Mariko
特別賞
スピーチ部門
池袋スクール
<木曜日 B5-2>
森部紫央(小6)
※上記、入賞作品はニッセイトのHP上で見ることができます。
※発表会DVDは、1,000円にて販売しております。
編集後記
Practice makes perfect.(習うより慣れよ)
緊張にも良い緊張と悪い緊張があります。良い緊張は、集中力が高まり、普段通りまたはそれ以上の実力が発揮できます。一方、悪い緊張は「失敗したらどうしよう」と不安が先にたち、本来の実力が出せません。観客をカボチャと思えとはよく言われますが、どう見られているかを気にしている限りは悪い緊張はなくなりません。自分の発表の内容を楽しみ、伝えることに一生懸命になった時、自然体になれるものです。しかし、これも慣れですよね。