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2002/05/01

2002年05月号(Vol.78)楽しかったよ、イースタークラス!

 楽しかったよ、イースタークラス!

 今年もたくさんのイースターエッグがスクールに展示されています。5月7日(火)~13日(月)の間、各スクールでは、『イースターエッグ・コンテスト』の投票が行われます。木のタマゴの幼児部門、木のタマゴの小学生部門、そして本物のタマゴ部門に分けての投票です。今年のベスト・イースターエッグ賞は誰の手に?


●針で上下に穴を開ける ●中身を噴出す    ●食紅を解いた湯で染める  ●中身は卵焼き!


イースターって何するの?

イースターはイエス・キリストの復活を祝うキリスト教最大の祝祭です。イースターの日は、春分後の満月のあとの最初の日曜日と定められていて年により3月22日から4月25日の期間を移動します。今年は、3月31日でした。来年は4月20日となります。しかし、ニッセイトではカリキュラムの都合上、毎年、ゴールデンウィーク前の4月最終週と決めています。
さて、そのイースター。西洋の国ではどのように子供たちは過ごすのでしょうか?一般的な過ごし方を挙げてみましょう。

*Going to church
教会に行き、イースターのお話を聞く。

*Making Easter Egg
イースターエッグ作り。タマゴはゆで卵、中身を取り出した生卵、またクラフトだったりします。

*Eating Hot Cross Buns for breakfast
聖金曜日の朝食にホットクロスバンズ(十字パン)を食べる。

*Easter Egg Hunt
宝探しをするようにお部屋の中や庭に隠されたイースターエッグ(最近はチョコレートのタマゴが主流だそうです)を探す。

*Egg Toss
二人づつペアになります。どのペアが一番遠くまでタマゴを投げて割らずにキャッチできるかを競う。

*Egg and Spoon Race
スプーンの上にタマゴを乗せて、タマゴを落とさないで走るレース。

*Egg Roll
丘の上からタマゴを割らずに誰が遠くまで転がせるかを競う。

*Feast
イースターの日には家族や親戚が集まり、ちょっとしたご馳走をいただく。

などなど…。ただし、国や地域によって祝い方も様々のようです。今月は、Anna先生に子供の頃のイースターの思い出を語ってもらいました。


 イースターの思い出  Anna Lamason

子供の頃のイースターの思い出といえば、チョコレートのイースターエッグをたくさんもらったことです。いつも食べ過ぎていました。(笑)
イースターの日曜日は、朝早く起きます。そして、ベッドの足元の近くにイースターバニー(うさぎ)が隠していったイースターエッグを探します。そして、この日の朝食は、母の作ってくれた”hot cross buns”(十字マークのついたパン)とミロ(ココア)、それにチョコレートのイースターエッグでした。
朝食が終わると私たちは家族でイースターのお話を聞きに教会に行きました。教会の後は、再びチョコレートのイースターエッグを求めて祖母の家に出かけました。祖母は私たちにとても優しく、「一度にたくさん食べてしまってはダメよ」と言いながら、たくさんのイースターエッグやプレゼントを用意しておいてくれました。祖母にも言われた通り、もらったチョコレートのタマゴは1日で食べきってしまわないように、翌日も食べられるようにと思うのですが、毎年のことながら、いつもその日のうちに食べてしまっていました。そして、残るのは丁寧にはがしたアルミの綺麗な包だけ…。(笑)
イースターは国民的祝日でもあります。一般に会社は、金曜日(Good Friday)から翌月曜日(Easter Monday)までの4日間がお休み、学校は1学期が終わり約2週間の休みに入ります。学校ではタマゴを染めたり、友だちや親戚の人にイースターカードを書いたりして忙しかったのを覚えています。また、学校では、イースターの意味や、タマゴやうさぎが新しい生命、春を象徴するといったことを習いました。けれど、ニュージーランドは南半球に位置しているため、私たちがイースターを祝うのは秋です。子供ながらにイースターと春が結びつかなく混乱していたのをよく記憶しています。
イースターは子供たちにとってとても楽しい行事で、大人になった今は友だちや家族とゆったり過ごすことのできるステキな休暇です。私の母は私がどこにいようと毎年、私の大好きだったチョコレートのイースターエッグを必ず送ってくれます。今年もたくさん送ってくれました。


*去年及び一昨年のニッセイト・ニュースでも他の先生たちの子供の頃のイースターの思い出を掲載しています。バックナンバーはスクールでご覧いただけます。また、ホームページ上でも読むことができます。


Hot Cross Buns

マザーグース(英語圏の伝承歌)を好きな方なら “Hot Cross Buns” という歌は聞いたことがあるかもしれませんね。訳せば「十字マークが上についたアツアツのパン」ということになります。このパンは、Good Friday(聖金曜日)に食べるのだそうです。この日に焼いたバンは特別な力が宿っていて、それを食べると一年間、病気にかからないといった言い伝えもあるそうです。

Hot Cross Buns
Hot Cross Buns
If you have no daughters
Give them to your sons
One a penny, Two a penny
Hot Cross Buns

(絵:ラボ教育センター「マザーグースとあそぶ本」より)

(訳)
アツアツの十字パン
アツアツの十字パン
おじょうちゃんがいなけりゃ
ぼうやにおやり
1こ1ペニー、2こでも1ペニー
アツアツの十字パン

【この歌の遊び方】
「●」のついたところで、1人が手を中央に出し、その上に次の1人がまだ歌いながら手を乗せていきます。全部の手が重なったら今度は下の手を上に重ねていきます。最後のHot Cross Buns のところで一番下の人がしっぺをします。他の人は叩かれないように手をサッと引きます。
ご家族でやってみませんか?


これって英語? 

ラーメン Rarmen?!

好きな日本食はラーメン! そういう方も多いのではないでしょうか? さて、そのラーメン。広まったのは明治時代、横浜の中華街から。語源は、広東地方に伝わる柳の枝に似た麺、「柳麺(リュウメン)」からきているという説、手で伸ばしてメンを作る技法、「拉麺(ラーミェン)」がなまったという説などがあるようです。中華街から始まったラーメン、その後、さまざまなスープや具が考案され、もはや日本の伝統食品とも言えるのではないでしょうか。英語では、Chinese
noodles が一般的です。


編集後記

Other times, other manners. 時が変われば作法も変わる

 イースターエッグと言えばゆで卵と思いきや、今ではチョコレートのタマゴが主流になってきているようです。ニッセイトでもゆで卵でイースターエッグを作っていた時期がありましたが、コンテストをするようになり、1週間もすると匂いが部屋中に立ち込めてくるため(笑)、今では特製の木のタマゴと中身を出した本物のタマゴを使っています。過去のイースターエッグを家庭のボードに飾り、お子さんの成長記録の一つにしているという話も聞きました。何年か経ち、そのタマゴを見た時、子供たちは何を思うのでしょうか?