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2003/01/01

2003年01月号(Vol.85)自信から生れる積極性

自信から生れる積極性

 12月16日(月)より21日(土)まで、ニッセイトの各スクールでは発表会を兼ねたクリスマスパーティーが催されました。生徒さんたちは、お友達の前で、ご家族の前で緊張しながらも素晴らしい発表を披露してくれました。


発表の場を通して

発表力は大切なコミュニケーション能力のひとつです。人前で自分を表現する経験は、後にいろいろな場面で役立つことでしょう。また発表という目標ができることにより学習のモチベーションも上がります。人によってはたった数行のセリフだったり、何ページものセリフだったりしましたが、皆、何度も何度も練習を重ねて当日を迎えました。今月号はご家庭での練習の様子を聞かせていただきました。


幼稚園のお友達も歌ってる!

待ちに待っていたクリスマス会。今回は、「I am a robot」のお歌を振り付けをしながら発表することになりました。手作りロボットの紙袋をかぶり練習したのが楽しかったらしく、一日中口ずさんでいました。先日は、幼稚園のお友達も歌っているので、楓に聞くと「いつもぼくが歌っているから皆が覚えちゃったんだよ」と答えていました。(驚!)
発表はとても大きな声でできたのでたくさんほめてあげました。子供の記憶力と発音の良さには驚くばかりです。「英語を話せるようになってほしい」という願いはありますが、まず子供自身がきっかけと興味を持つことによって道が開かれるのを認識しました。自信がつくと積極的になれるんですね。

荒幡裕子(楓くん<6歳>のお母さん)


サンタさんに聞こえるようにね

「サンタさんに聞こえるように大きな声で元気良く歌おうね!そうすればサンタさんがくつ下の中にステキなプレゼントを入れてくるよ」と励ましながら車での移動中やお風呂の中で振りをつけて毎日練習をしていました。その甲斐あってか、クラスの練習の時には小さな声でしか歌わない娘が誰よりも大きな声で楽しそうに歌っていました。ちょっと恥ずかしがりやの娘がとても自信に満ちていて私も嬉しかったです。

小谷野敦子(慧ちゃん<4歳>のお母さん)


私が一番苦労していたかも

昨年と大きく違ったことは、親子で毎日練習をしたことです。姉のSakiは、1日1回ですが自主的に大きな声で「I
am a robot」を繰り返し、それにつられ、妹のMomokaが「Twinkle Twinkle」を歌い始めます。そして私も「Snakes Chorus」に出演することになり、少ないセリフと歌を暇さえあれば練習しました。もしかしたら、私が一番苦労していたかもしれません。子供たちはいつのまにか私のセリフを暗記していました。当日は、幼稚園の発表会やお友達とするクリスマスパーティーと違い、とても身近で盛り上がりのある楽しい時間でした。

西田由利子(早希ちゃん<4歳>百伽ちゃん<3歳>のお母さん)


家では練習をしないので不安でした

「お母さん、今日のパーティー楽しかったネ」と、初めて自分から感想を言った伸介です。「エッ?」と、私はビックリ。何を隠そう当日、出かける前に私に叱られて大泣きしていたからです。教室のレッスンだけで、家では練習を一度もしないので私が不安に思い、「今日どんな事するのかおじいちゃんに見せてあげて」と言ったら「イヤだ!!忘れた!!もう英語行かない!!」そんな事ばかり言い、私からは笑顔が消えていました。他のクラスのお友達がいると気弱になり引いてしまうので、どうなる事かと不安に思っていましたが、何とか私から離れて参加してくれたので良かったです。「継続は力なり」。これからも伸介の様子を見ながら、とにかく休まずにレッスンを続けていこうと思ってます。

富澤宣子(伸介くん<4歳>のお母さん)


みんなの一生懸命に感動

娘が一番大変がっていたのが「Jingle Bells」の歌を覚える事でした。テープを聞いて真似をして歌おうにも、「ダメ!早くてついていけない。歌えないよ~」と不安がっていたのです。でも今では親が感心するくらい上手に歌えるんですよ。一度わからないところにカナをふって覚えさせようとしたら、トシ先生に「万莉ちゃんぐらいの年齢の子は十分に聞き取る力があるからそんな事をしたらもったいない」とアドバイスを受けたんです。だから根気強くテープを聞かせ続けたらビックリ、あっという間に2番まで覚えてしまいました。この歌を自分で覚え歌えるようになったことによって、娘は英語に対して自信と意欲が沸いてきたみたいです。当日はみんなが一生懸命発表している姿に感動しました。

園田芳美(万莉ちゃん<6歳>誠くん<5歳>のお母さん)


子供の成長を目の当たり

「結構、練習大変なんだよね」という子供の呟きを聞いて、初めてクリスマスパーティーの練習が始まっていることに気づいた母でした。我が子は小学4年生。以前に比べ、家では照れてしまって英語の練習や歌を歌ったりすることが少なくなっていました。このままではいけないと思っていたところに、このクリスマスパーティーのお話。そしてなんと母にも出番が!! お話を頂いた時は「えっ、私まで!?」と思っていましたが、これはひょっとしてGood Chance!? 親子で一緒に練習する習慣を取り戻すきっかけになると思いました。でも、練習を始めてみると、私の方が子供についていけず、ダメ出しされることの連続でした。昨年の練習では私がアドバイスしていたはずなのに、今年はすっかり逆転しておりました。(悔しい!!)
当日の劇は素晴らしいものになりました。ストーリーは子供達によってテンポ良く展開されていき、見ている小さなお友達の真剣な眼差しにとても感動しました。劇は大成功!!先生にもおほめの言葉を頂いて、子供の成長を目の当たりにした最高のクリスマスパーティーになりました。

斉藤典子(豪視くん<9歳>のお母さん)


■自信がつくと積極的になります。しかし、その自信を養うためには日々のコツコツとした練習の積み重ねが必要です。どうしたら続けられるか? 試行錯誤をしながら一番合った方法を見つけるしかありませんよね。苦労があるからこそ達成感が自信に変わるのだと思います。クリスマス発表会をひとつの節目に生徒さんの成長をとても嬉しく思います。


平成14年度 第2回英検合格者

5級
神戸啓孝(小3)  長江慶大(小3)  林茉奈(小4)  岡本卓真(小4)  岡田奈美(小5)

福原香光優(小5)  滝沢雅紀(小5)

4級
出戸端健人(小2)  松野紗季(小4)  福徳枝里子(小6)  矢崎かれん(小6)

3級 
高藤由紀子(小4)  津田亜矢(小5)  飯塚宏香(中1)  滝沢孝広(中2)  松本淳(中2)
井上大樹(中2) 高橋剛介(中3)  高草木恵(中3)  寺尾美緒(中3)

準2級
丹治彰乃(中3) 小川詞子(中3)  西澤薫(高1)


編集後記

A New Year Resolution (新年の抱負)

ものごと、初めが肝心。良いスタートができると気分も乗り、その後を順調に乗り切れることも多いですね。
年が改まった今、2003年を実り多き年にするためにも、英語に対する自分の”抱負”を考えてみませんか。まずはできることから。そしてそれを続けてみる。きっと大きな自信を手にできると思います。