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2004/01/01

2004年01月号(Vol.97)一生懸命には感動がある クリスマス発表会

一生懸命には感動がある
           クリスマス発表会

 幼児、小学生クラスは12月15日(月)~20日(土)、各曜日ごとに合同クリスマスパーティーを行いました。メインプログラムはクラス発表。ハロウィンが終わった11月から練習に励んできました。さて、当日、その成果を十分に発揮することができたのでしょうか。


 私の方が緊張していました

今回のクリスマスパーティーは何日も前からとても楽しみにしており、発表の歌もよく家で口ずさみ、一人で練習していました。日頃から歌って踊ることが大好きな息子です。しかし、今回はみんなの前で発表するという初めての試みでしたので、果たして嫌がらずにできるのか、母親である私の方が大変緊張していました。でも実際は全く物怖じすることなく堂々と歌いこなすわが子の成長した姿を見て大変感激しました。これまでにはいろいろと不安定な時期もあり、それを乗り越えての成果でしたのでなおさら喜びも大きく、このクリスマスパーティーでの晴れ舞台は一生の宝物になりそうです。これも息子の大好きなリビー先生のお陰だと思っており大変感謝しています。
杉本えりか(託望くん<3歳>のお母さん)


 銀ホイルロボットで気持ちが高まりました

クリスマスパーティーで歌う曲が決まった時から「がんばって歌を練習する」と張り切っていました。車の中ではテープを何回も繰り返して聞いて振り付けをしながら歌ったりしていました。最初の頃は聞こえた通りに歌っていましたが、ハッキリと聞こえなかったので私が本を見ながら正しい歌詞を教えたりしました。ロボットのヘルメットも銀ホイルを付けたことで人前で発表するという気持ちが高まったようです。本番の日はちょっとドキドキしたみたいで、途中で声が小さくなるところもありましたが、お友だちと上手に歌うことができて良かったです。
佐藤節子(知怜ちゃん<6歳>のお母さん)


 見ている人は“じゃがいも”

ジェイソンと“大きなかぶ”の練習をするのがすごく楽しかったです。発表の時はすごくドキドキしたけど、見ている人たちを“じゃがいも”だと思ってがんばりました。楽しくできて良かったです。
松岡未来<6歳>

みくはとにかく恥ずかしがり屋で、ニッセイトに入った頃(3歳)から、この子の目標は“大きな声で発言できること”でした。レッスン中、聞かれても自信がなく、小さな声でしか言えなくて、親としてはもどかしく思っていました。単語を覚えること、英会話がしゃべれることよりもまず皆に聞こえるように声が出せることが目標でした。「分からなかったら、“I don’t know.” でもいいし、まちがってもいいから大きな声を出してね」。これがいつもレッスンの後に言ってきたことでした。
ところが、今回の“大きなかぶ”を見て少しびっくり。セリフを言う一番バッターだったのに親が思っていたよりどうどうとセリフを言っていました。単語を覚えるのも大変なのに文章なんて無理だと思っていた私は、みくがきちんとセリフを覚えていることにも驚きました。思えば確かに家でセリフを繰り返していたようでしたが・・・。ニッセイトに通いだして英会話はもちろん、精神面の成長も感じられ嬉しく思いました。そういった面で、今回のクリスマスパーティーは喜びも2倍でした。
松岡裕子(未来ちゃん<6歳>のお母さん)


 朝食前の30分が私と娘の英語の時間

娘は普段の教室でも、質問に答えられなかったり、皆ができているのに自分だけできなかったりするとすぐにしょんぼりしてしまいます。間違ってもとにかく「声に出すこと」が大切なのですが、それがなかなかできません。クリスマス会の台本を見てびっくり。本当にこんなにたくさんの台詞が言えるようになるのだろうか・・・?
英語の練習は朝食前に30分程、ほぼ毎日行っています。親も大きな声を出すこと、間違っても叱らないこと、できたらほめることを心掛けています。そして何より朝の英語は私の勉強でもあるので、一緒に楽しもうと思っています。劇の練習も動物の物まねをしたり、ボールをカブに見立てたりして体を動かしながら行いました。本番も(ねずみ役にピッタリの)小さな体でよく頑張りました。子どもが言葉を学ぶ力はすごい!
永山亮造(優乃ちゃん<6歳>のお父さん


●野田貴紀君<小4>の感想文

まるでミュージカルのよう! 

いつもの授業の時も楽しそうですが、クリスマスの劇も表情が豊かで楽しそうでした。セリフのチャンツと動きが上手で、まるでミュージカルのようでびっくりしました。なかなか他のクラスのお子さんを見ることもありませんが、一生懸命にセリフを口にする姿はとても可愛く、思わず微笑んでしまいました。
野田都美代(貴紀君<小4>のお母さん)


■ニッセイトのクリスマスパーティーは「発表の場」でもあります。人前での発表を不得手とする人も多いと思いますが、要は場数を踏むことではないでしょうか。積極的なコミュニケーション活動を行おうとした時、発表力は欠かせません。一生懸命練習し、本番で上手にできた喜びはきっと大きな自信に変わったのではないでしょうか。ニッセイトでの体験が将来、役立ってくれることを願っています。


平成15年度 第2回英検合格者

5級 

前原晏梨(小2) 吉本怜司(小2) 西川優花(小2) 小野塚頌人(小3) 小野里沙綾(小3)
中井悠登(小4)櫻井瑛子(小4) 田辺来彩(小4) 松本美嘉(小4) 藤田光(小5)

塩野祐久(小5) 石田成美(小6)

4級
金子諒一(小4) 長江慶大(小4) 斉藤宗一郎(小6)

3級
松野紗季(小5) 松田賢(中1) 福徳枝里子(中1)

準2級
田中千尋(高2)


これって英語?    

ミルクティー Milk tea?!

イギリスで一番ポピュラーな紅茶の飲み方がミルクティー。海外のレストランで、意気揚々と「ミルクテー、プリーズ!」と注文して戸惑われたことはありませんか? そう、「ミルクティー」は和製後なんです。英語では、“Tea
with milk”といいます。コーヒーにミルクを入れたのは“ Coffee with milk”。ちなみに「カフェオレ」は「コーヒーとミルク」という意味のフランス語です。


編集後記

Easy come easy go. (得やすいものは失いやすい)

一般に「悪銭身につかず」のように、楽をして得たお金は失いやすいといった意味で使われる諺です。クリスマスパーティーに向けて練習する子供たちの様子を見ていて、こんな風に苦労して覚えたセリフはいつまでもきっと忘れないのだろうな、という気がしました。