NEWS
2007/12/01

2007年12月号(Vol.140)個性的な仮装が勢揃い!!   ハロウィンパーティー

個性的な仮装が勢揃い!!
  
ハロウィンパーティー

 子どもたちにとっては待ち遠しいハロウィンですが、コスチュームが悩みの種という保護者の方は少なくないようです。しかし、その一方でコスチュームの準備を家族の共同作業として取り組み、楽しい時間を共有できたといった感想もいただきました。今月は、ハロウィンを彩ったコスチューム準備の裏話をご紹介します。


主人も参加して楽しい時間に!

 小百合の強い要望で「ジャック・スパロウ」にしました。帽子とコスチュームを買いたいと思いネットやお店を探しましたが、お値段が高く、それなら家で作ろうということになり、私と小百合でDVDを観たり、本の写真をみたりして研究し、約1ヶ月をかけて作り上げました。帽子はカップめんのカップと画用紙で作りました。ひげとカツラは百円ショップの毛糸を使って小百合が作りました。バンダナ、ベスト、ズボンは1m200円~300円の布を買い縫いました。そのほかは古いワイシャツやスカーフを利用しました。
 ジャックはメイクもポイントなので家にあった子供用のフェイスペインティングで顔を黒くし、目の周りを強調し、ひげもつけました。私と娘があまりにも楽しそうだったのか、最後には主人も仲間に入り、ダンボールとがチャポンの丸いケースで剣を作りました。寝不足の日々が続きましたが、家族皆で楽しい時間を過ごせたと思います。

  池袋スクール
  清宮まり(小百合ちゃん<小3>のお母さん)


昨年のミイラゲームがトラウマに…

 去年のハロウィンパーティーでミイラゲームにビビッて泣き出した我が子、優大はそのトラウマのため「ハロウィンには行かない!」と宣言。どうしたものかと悩んでいました。ある日、テレビで見たロボットダンスを真似して遊んでいるのを見て、「ロボットならハロウィンに行く?」と聞くと大喜び。シメシメと思い、ロボット作りに取りかかりました。段ボール箱を切り抜いて優大と2人で折り紙とお菓子でボディーをデコレーション。胸には百円ショップで見つけたチカチカ光るライトを貼り付けてコウモリの目にしました。こうして手作りロボットが完成。
 さて当日。去年のトラウマを思い出した優大は、自己紹介が終わると「そろそろ帰ろうかな」とお友だちの輪から一歩下がって私の横へ避難。でもゲームが始まり、お友達が楽しんでいるのを見ると、すり足でその輪に近づき、「Me next, please!」と目の色を変えて参加。いつしかミイラの恐怖も忘れたみたいでパーティーも無事終了。すっかり最後まで楽しんでいました。帰りの車では「楽しかった」「ぜんぜん怖くなかった」を連発。ニッセイトのお陰で親子共々思い出に残るパーティーを過ごすことができました。本当にありがとうございました。

  川越スクール
  中濃耕治(優大君<5歳>のお父さん)


一緒に作ることで興味が出てきました

 Mummy(ミイラ)は、端切れの布を買ってきて、洋服にボンドでつけました。昨年は義姉に作ってもらってほとんど用意することなく当日を迎えたので龍之介自身はハロウィンにあまり関心がありませんでしたが、今年はMummy(ミイラ)の衣装を一緒に作ることで、ハロウィンパーティーに対する思いも強く、「Mummyだぞ~!」と歩く練習をしたり、「みんなは何にするかなぁ」とパーティーを待ち望んでいました。それに今までなかなか覚えることができなかった単語も「あっ、Witchだ!」「あっ、Black cat!!」と突然言うようになりました。興味があるとこんなにも変わることにびっくりしました。10月は親子でワクワクした一ヶ月でした。

  池袋スクール
  馬場舞美(龍之介君<5歳>のお母さん)


テキストのキャラクターに変身

 テキスト「English Time 2」のキャラクターに親しみを感じてきたようで、犬の「Digger」にすると言い出しましたが、着ぐるみを作る自身がなく「Annie」にしようか?と言ったらOKだったので、布を買い、絵を見ながらまねて作りました。できあがるまで「ねえ、ねえ、どこまでできたの?」と「ちょっと着てみていい?」と鏡の前で合わせて、当日を楽しみにしていました。ハンガーにテープを巻いて作ったメガネは家でもよくかけて、「Annie」と喜んでいました。作るのは手間がかかりましたが、その過程は結構楽しい時間でした。来年は何になりたがるのか楽しみです。家に帰ってからは、先生やお友だちのコスチュームは何々だったよと教えてくれたり、ゲームの内容も楽しそうに話をしてくれました。ニッセイトに入り、今まで家ではなかった行事を体験でき嬉しく思っています。

 川越スクール
  荒川孝子(唯ちゃん<小2>のお母さん)


体の部分は全て娘が手縫い

 今回、初めて「ドラえもんになりたい!!」と自分から言い出しました。どんなコスチュームにするか、どうやって作るか家族みんなで話し合いました。体の部分は全て未有が手縫いしました。頭部と顔を作るのが一番大変でしたが、できあがると大喜びで、家で何度も身につけては本番にそなえてハロウイン気分を盛り上げていました。本当は母も仮装したかったのですが、ドラえもんで力尽きました・・・。

  池袋スクール
  鈴木由樹(未有ちゃん<小2>のお母さん)


私の心の栄養になりました

 生まれて初めての着ぐるみ制作でした。もちろん、型紙もない状態ですので娘の洋服を基準に裁断しました。いろいろと用事もあり、前日まで手付かずで、正直、購入に逃げようかと思っておりました。しかし娘は、「手作りは作った人の気持ちがたくさん詰まっているから好き!」と言うので、娘の喜ぶ顔を想像し頑張りました。当日、本当に嬉しそうにしてくれて、私の心の栄養にもなりました。来年も手作りで頑張ります。

  池袋スクール
  片貝淑子(萌ちゃん<小3>のお母さん)



Halloween Costume Contest 2007

IKEBUKURO SCHOOL
The Best Costume The Most Creative The Cutest
Ryunosuke Baba (年中) Sayuri Seimiya (小3) Kyohei Fukatsu (年中)
Mummy Jack Sparrow Beetle Hercules
KAWAGOE SCHOOL
The Best Costume The Most Creative The Cutes
Midori Obara (小4)
& Nhoko Tanaka (小4)
Yuiciro Ueda (小5) Kihoko Iwata (1歳)
Tarako Sisters Kitaro’s friend Nurikabe Devil




◆手作り衣装は確かに準備が大変ですが、その過程で家族がアイディアを出し合い、協力し合い、楽しい時間が持てたという感想は嬉しい限りです。手作りに限らず、お母さん、お父さんが苦労して準備してくれた衣装にお子さんたちはきっと大喜びだったことでしょう。

 さて、今年は通年のパーティーにどうやって変化をもたせるかがテーマでした。アメリカ人講師に、「子どものハロウィンパーティーで思い浮かべることは?」と尋ねると、返ってきた答えは

1. Trick or Treat (お菓子をくれないといたずらするよ!)
2. Bobbing for apples (水に浮いたリンゴを口で取るゲーム)
3. Haunted House (お化け屋敷)
4. Making a Jack-o’-lantern (カボチャのお化けちょうちん作り)

でした。りんごゲームはハロウィンの定番のため外せません。Jack-O’-lantern作りは時間がかかり過ぎます。そこで今年はよりアメリカのハロウィンらしくするために
Haunted House (お化け屋敷)風にTrick or Treat! をやろうということになりました。「全然怖くなかった!」という意見が多かったようですので、来年はもう少しグレードアップさせようかと考えています。お楽しみに。(^o^)/


編集後記

Many hands make light work.
(手が多ければ仕事が楽)

 苦手なことをひとりでやるのはとても辛いものです。時間ばかりが押し迫ってきます。でも、人とアイディアを出し合い、一緒に取り組むと、案外苦でなくなることがあります。むしろ「楽しい時間」に変わることも。どこかで気持ちを切り替えないと、ハロウィンも心の「負担」になってしまいます。どうせやるのなら楽しく取り組みたいですね。寄せられたアンケートには、「子どもが喜ぶ姿にそれまでの苦労が癒されました」という感想が何件かありました。一年に1回、ハロウィンがニッセイト行事において家族で取り組む楽しいイベントになれたら嬉しいです。