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2008/02/01

2008年02月号(Vol.142)1年の成長を感じました!


1年の成長を感じました!

     クリスマス発表会レポート

 12月15日(土)から21日(金)、各曜日ごとに数クラスが合同となり各スクールでクリスマス発表会を行いました。池袋スクールの土曜日は人数が多いため、豊島生活産業プラザのホールで午前と午後に分かれて行いました。練習を開始したのは11月。本番までたった5~6週です。「大丈夫かな?」「覚えられるかな?」いろいろな心配をよそに、子どもたちは緊張しながらも精一杯、舞台で歌や劇、スピーチを披露してくれました。


発表の場を通して得れること

 先日、もう大学生になっている卒業生がスクールに立ち寄ってくれました。「英語劇、懐かしいな~。私、まだセリフ覚えてますよ~♪」と言って当時のセリフを披露してくれました。たった数行のセリフでもそれを完璧にするため何十回も何百回も練習したからでしょう。もう体にしみついているようでした。
 毎年のことながら発表会で演じた子どもたちの劇やスピーチ、歌はとても素晴らしかったです。出演者自身が楽しみ、大きな声で一生懸命に頑張る姿には感動しました。短期間でよくここまでに仕上がったなと安堵すると共に子どもたちの持つ潜在能力の高さを改めて感じました。
 また、劇の発表は多くの子どもたちにとって将来への目標を意識する場でもあったようです。「来年はあれをやるのかな?」「お兄さん、お姉さんたち、スゴイな…」。そんなふうに発表の場を見つめていたお子さんもいたようです。発表の場を通して1年での上達と成長、そしてこれからの目標を確認できることもこの発表会の大きな意義ではないでしょうか。では「クリスマス発表会のアンケート」より保護者の方のご感想、ご意見などを紹介しましょう。


■お子様の発表や他のクラスの発表をご覧になられた感想をお聞かせ下さい。

●子どもに尋ねたところ、「一番楽しかったのは発表!」という答えに、発表することが楽しいと感じるくらい成長したことに驚きました。(6歳、保護者)

●小さいお友達のクラスの発表を見て、ひとつひとつ娘も経験してきたなぁ~と懐かしく思い出しました。今年は4回目のクリスマスパーティー。発表も歌から劇になり、大変かな…と思いましたが、当日のドキドキ感は今年が一番少なかったです。それだけ娘も成長し、練習もたくさんして母子共に自信を持って臨めたのだと思います。本番では緊張しながらも楽しそうに発表している娘を見て嬉しく思いました。娘にも達成感があったようです。
(6歳、保護者)

●みんな、とても立派でした。息子はクリスマス劇の練習が始まった頃、セリフを覚えていないので「レッスンには行きたくない」「パーティーにも出ない」と言っていたのに、セリフを覚えてからは「これでパーティーにも出れる」と言っていたのを思い出します。本番は堂々としていてビックリしました。子どもの成長をとても感じたひと時でした。(9歳、保護者)

●本番で緊張してしまったため、自分の納得のいく発表ができず、悔しさが残ったようでした。悔しがりながら「もう一度、発表の場が欲しい」と言っていました。でも、その悔しさをバネに今後、悔いの残らないように取り組めることを願っています。(小2、保護者)

●我が家では今年2度目の参加で、「毎年、同じ内容の発表か…」と親としては思っていました。ところが…。全ての発表をビデオで撮っていて、それを家で見ていたら、子どもが「来年はこれをするの?」「その次はこれ?」と興味深く関心を持って見ているようでした。次の目標が明確になることは子どもにとっては良いことなのかもしれない…と思い直しました。(年中、保護者)


■ご家庭では、発表の練習をどのように取り組んでいましたか?

●台本の英字部分をコピーし、濡れないようにカバーして毎日お風呂で台詞の練習をしました。動きを含めた練習は夜、おふとんをステージにし、家族がお客さんになって練習しました。とても楽しんでやっていました。
(小2、保護者)

●昨年のロボットまでは歌がメインで台詞はほとんどなかったのに、今年から台詞のある劇をやることになってかなり嬉しかったようです。練習用のCDは家でも車でもずっと聴いて、他の演目も覚えてしまうくらいでした。自宅では私を相手に…というか、ほとんど一人で全員の役を練習していました。(年中、保護者)


■劇の練習を「会話クラス」主軸にしたことに対するご意見をお聞かせ下さい。

●家庭でCDを聴いて覚えることができるようになったので、教室での練習時間が減少してもそれほど影響はないと感じました。また、パーティーについてはゲームの時間を短縮することで発表に集中でき良かったと思います。(9歳、保護者)

●「素晴らしい発表も見たい」でも「総合英語のレッスン時間も確保」と矛盾しているようにも思います。その問題を解消するには家庭でなるべく努力をすることが大切かと思います。(小3、保護者)

●子どもたちは一生懸命やったと思いますが発表の出来は完成度が今一つだったと思います。(小3、保護者)

●今回、練習不足は感じられませんでした。むしろ台詞などは各家庭で覚えて、動きや通し稽古だけであれば問題ないと思います。(小2、保護者)

●今年度はまだついていけたので良かったのですが、難しくなると親が見てあげられない場合どうしたらよいのか不安です。(小2、保護者)

●うちの子のクラスでは両方のクラスのメンバーが同じなので、「総合英語クラス」でも発音の練習をしていただいたようですが、それがなかったらやはり大変だったろうなと思います。CDを聞き、台本を見て、ちょっと違うなぁと思っても親ではなかなかきちんと直してあげることは難しいです。(小2、保護者)

◆昨年度までは「総合英語クラス」でもかなりの時間を割いて練習をしてきたのですが、会話クラスと総合英語クラスのメンバーが異なっていたり、また総合英語だけを履修している生徒さんもいるため、今年度は劇などの練習は基本的に「会話クラス」で行いました。完成度を高めるため「練習期間を長くしたら?」という意見もありますが、年間のレッスンが劇作りに追われてしまう可能性もあり、現状では2ヶ月間で出来ることを発表するので良いのではないかと考えています。また「総合英語クラス」でも今年度同様、状況により必要なフォローは続けていく予定です。今年度、「総合英語クラス」だけを履修している生徒さんは、スピーチや絵本の暗唱を披露してくれました。こちらの発表もまた新鮮さがありとても良かったです。            
 「内容が難しくなり、家で見てあげられない」という切実な悩みもあるようですが、まずはご家庭で練習用のCDを聞くことをやっていただければ結構です。音がしっかり入っているお子さんは教室の練習だけでもかなり短期間で覚えることができます。今回、一部のクラスでは練習用のCDがなく大変だったという意見もいただきました。次年度はどの演目でも家庭で練習できるCDを用意したいと思います。また「パーティー時間が遅くて大変だった」「会場が狭かった」といったご意見もいただきました。人数配分をしながら時間の設定を行っておりますが、学校の終了時間がまちまちで毎年ながら私たちも頭を悩ませている問題です。何卒、ご理解いただきたく思います。


ニッセイトアカデミー賞決定!

池袋スクール 

金曜日 Ba&Bb 合同 
Bear Hunt

担当講師:Abby, Allan, Kazue, Naoya
西田有里(小1)
古川雅信(小2)
西田百伽(小2)
池田潮音(小2)
入倉理緒(小1)
山本将史(小3)


川越スクール
木曜日 Bc
Chicken Little

担当講師:Martin & Mariko
青柳 遼(小3)
大島佑介(小4)
稲田紫苑(小4)
横田拓海(小4)
新井謙士朗(小4)
青柳友夏(小5)
市川 拓(小5)



最優秀演技賞

川越スクール 

青柳遼(小3)

劇:Chicken Little



池袋スクール 

小彼優奈(小3)

劇:Goldilocks & 3 Bears


★上記入賞作品は近々、ホームページ上でも動画を公開します。また、ご希望の方には発表会DVD、各スクールの「ベストコレクション(定価各1,500円<税込>)」を予約販売いたします。


編集後記

By other’s faults, wise men correct their own.
(人の振り見てわが振り直せ)

 「発表が一番楽しかった」と答えたお子さんの気持ちを考えてみました。本番が練習通りできたという達成感。お友だちと一緒に創り上げたという充実感。皆から誉められたという満足感…。いろいろな要素があるのでしょう。同時に違った年齢のお友だちの発表を見たことで気付いたり、意欲を湧かせたりしたことも多いのではないでしょうか。いろいろな意味で発表会の意義は大きいように思います。