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2008/07/01

2008年07月号(Vol.147)目標があるから    がんばれる!


目標があるから
   がんばれる!

 6月1日(日)のデイトリップ「昭和記念公園スポーツ&BBQ」は梅雨の合間の好天に恵まれました。参加者は生徒43名、スタッフ12名、総勢55名。今月はデイトリップレポートをお届けします。


『Day Trip English』 全員が目標達成!

 池袋駅、川越駅には首に Day Trip English をぶら下げた子どもたちが集まってきました。「英語で1日過ごせるかな…」と不安そうな生徒さん、「今回も目標のスタンプを集めるぞー!」と毎年参加している意欲的な生徒さん・・・。二つの駅に集合したグループはそれぞれのルートで立川市にある昭和記念公園前で合流しました。
 オープニングセレモニーではスタッフの紹介、グループメンバーの自己紹介、Day Trip Englishの練習が行われ、その後、スタンプ集めが開始。まずは先生やスタッフへのインタビュータイムから始まりました。何回も参加している生徒さんたちはさすがです。すばやく先生やスタッフを見つけて質問攻撃し、スタンプ数を増やしていました。初参加の生徒さんたちも最初は戸惑いながらも、時間の経過と共にコツをつかみ徐々にパワーアップしていきました。

さて、いよいよバーベキュータイムです。

先生:What’ this in English?    (これは英語で何と言いますか?)
生徒:I don’t know.(わかりません)
先生:It’s a turner.(turner <フライ返し>です)
先生:Do you know this one?(これはわかりますか?)
生徒:I know. It’s salt.(塩です)
先生:Very Good! (そうです)
生徒:I’m hungry.(おなかすいた~)
先生:Good English. I give you a stamp.
(いいですね、スタンプをあげましょう。)・・・

 こんな具合にバーベキューを囲みながら英語の会話が飛び交っていました。お友だちや先生と一緒に青空の下で食べるバーベキューは味も格別だったようです。食事の後は片付けをし、グループタイム、そしてドッヂボール大会と続きました。今回のデイトリップは、例年以上に「Day Trip English の目標数を集めるぞ!」といった意識が高かったように思います。クロージングセレモニーでは、全員が目標のスタンプ数を獲得し、メダルと賞品を手にしました。また各グループから一番多くスタンプを集めた生徒さんが表彰されました。

では、いただいたアンケートより保護者の方や参加者の感想文を紹介しましょう。



●今回、初めてDay Tripに参加させて頂きました。前夜から娘はスタンプ帳を見て、「ちょっと無理かも・・・」と弱気なことを言っておりましたので、「言えることから少しずつ表現してみたら」と話していました。いつもなら元気良く「行ってきまーす」と手を振って出かける娘が「英語で話す」を意識するあまり少し硬い表情でしたので心配しました。しかし、帰って来た時は「本当に楽しかったよ!」と笑顔で、スタンプ帳を見せながら先生とのエピソードをいろいろ話してくれました。普段の教室では得られない楽しい体験ができたことがとても良かったです。次回も参加させていただきたいと思いました。

 鳴海記久子(慧ちゃん<小2>のお母さん)



●今回のDay Trip はニッセイトにお世話になってから2回目の参加です。1回目は小学1年生の時でしたが、今回は年齢も上がったせいか当日までスタンプカードも一生懸命練習し、前回に比べて本人の意気込みが違いました。
 当日、帰宅してからも興奮気味で「英語たくさん話せたよ!!」と喜んでいました。しかも、「これから、おうちでの会話もいっぱい英語を使いたいな」と頼もしい宣言までしてくれました。1日、英語漬けになったことで少し自信がついた様子です。家庭でももっと英語が大好きになれるようにサポートしていきたいと思います。
井上晴美(綾菜ちゃん<小3>のお母さん)


私がDay Trip で一番心に残っていることはバーベキューの準備をしている時に木登りをしたことです。なつきが男の子よりずっと高い木に登れたので、みんなびっくりしました。そのうちにJohn先生がやって来てみんなと同じようにびっくりしていました。そこへ公園の男の人が、
「危ないから木にのぼらないでね」と注意しました。
John先生に、「What he say?」と聞かれてとまどったけれども、「He say “Don’t climb the tree.”」と答えました。John先生はほめてくれ、スタンプも1つくれました。自分の話したことが通じてうれしかったです。
               大坂千淳(小5)

●とても楽しい1日を過ごせてありがとうございます。
1日英語モードで帰りも「I’m home!」と帰ってきました。娘自ら英語を口にするのは久しぶりで感激しました。また是非、こういうチャンスを作っていただきたいです。ほんとうにありがとうございました。
    大坂優賀(千淳ちゃん<小5>のお母さん)


【英語で感想文を書いてきてくれました】
●My name is Sarara. I got up at 6 o’clock today. I went to Kawagoe station by my mother’s car. I saw Martin at coffee shop. Then we arrived at park. I ate meat, onion, green pepper, carrot. It was delicious. There is a big trampoline. It was fun. Then we played dodge ball. I like dodge ball.
I want to go there again!!    

 石塚彩麗<小3>


■休憩ごとにスタンプを数えている子供たちを多く目にしました。目標数のスタンプ数をかなり意識していたのでしょう。また、首からかけているDay Trip
Englishの小冊子にもラインマーカーで色がつけられていたり、カタカナがふってあったりして、ご家庭で練習してきている様子が伺えました。スタンプ集めがゲーム感覚で進められるのも大きなメリットですが、それ以上に目標があるとこんなにも積極的になれるんだと改めて気付かされた気がします。


Introduction Cards のCDができました

 『Introduction Cards』は英語で自己紹介をするためのトピックカードです。レッスンでは自分のことを言うためだけでなく、お友だちや先生に質問をする練習にも使っています。カードは全48枚あり、幼児クラスから中学生クラスまで使用しています。ぜひ家庭学習にお役立てください。


編集後記

Who keeps company with the wolf will learn to howl. (朱に交われば赤くなる)

 直訳は「オオカミと交わる者は吠えるようになる」という意味です。一般には、「交際する仲間によって人は感化される」という意味で使われていますね。
 デイトリップに参加した生徒さんの多くはとても積極的でした。大人特有の英語を話すことへの恥ずかしさなんて感じません。こういう環境に身を置くことができれば、日頃伸び悩んでいるような生徒さんも一筋の光を見つけることができるかも、と思いました。デイトリップでお互いに感化し合い、レベルを高めていくことができればとても素敵なことだと思います。