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2009/12/01

2009年12月号(Vol.162)ハロウィン・コスチューム 母も楽しむことができました


ハロウィン・コスチューム
母も楽しむことができました

 ニッセイトでは10月19日(月)~24日(土)、ハロウィンパーティを開催しました。本来ハロウィンは10月31日ですが、12月にはクリスマス発表会があり、練習時間を確保するために少し早めの日程となっています。さて、ハロウィンのメインイベントは仮装大会。様々なコスチュームが会場を華やかに飾りましたが、当日を迎えるまでにはどのようなドラマがあったのでしょうか?


「かっこ悪いところは見せられない!」

 池袋スクールでベストコスチュームに選ばれた馬場龍之介君(小1)。お母さんにお話をうかがいました。

 今回「二十世紀少年ともだち」をやることは比較的早く決まっていました。しかし、学校の下校時間が間に合わず、パーティーの参加自体迷っていました。泉コーディネーターに相談したところ、お友だちを誘って土曜日に参加することを勧められました。龍之介はお友だちが一緒ということで「かっこ悪いところは見せられない!」と気合が入っていました。まだ「ともだち」のマスクもできていないのに鏡の前で
“I’m Maskman.” と決めポーズを作り、何度も何度も練習をしていました。マスクができてからは、前が見えないためビデオを撮ってどうすればかっこ良く言えるか、かっこ良く見えるかを研究していました。
 当日のパレードでは、かっこ良いところを見せるどころか、お友だちに手を引いてもらいながらのパレードとなり、車止めにぶつかったり、1人だけ違う方向を向いていたりとかっこ悪いところばかりでした(笑)。パレードを見ていた私もハラハラしましたが、龍之介と同様、いつものハロウィンとは違ったパレードになり、良い思い出となりました。
 


母たちもワクワク!

 川越スクールでベストコスチュームに選ばれたのは「チーム二十世紀少年ともだち」のグループ賞でした。グループで参加するアイディアを持ちかけたのは松崎木乃香さん(小2)のお母さん。
 「個々で考えてもアイディアがなかったので、今年は思い切って皆を誘ってみました。こうしよう、あぁしようと話していくうちにハロウィンを迎えるのがだんだん楽しくなってきました。せっかくのイベント、母たちもワクワクしてみました(笑)。

 田辺諒君(小2)のお母さんの感想もご紹介します。

「チーム二十世紀少年」は母たちで決めましたが、最初は子どもたちが少し引いてしまっていました(笑)。  ニッセイトで打ち合わせをすると楽しみがばれてしまうようで別の場所で、内々に「シーツ? 父のシャツ?下着? お面に張る?」などなど話し合いました。お陰で子どもたちだけでなく母親たちも楽しむことのできたハロウィンになりました。終えた後も勝手な満足感と子供たちがさらに仲良くなり嬉しかったです。


パパ大活躍!

 川越スクールのアイディア賞に輝いた長峰凛さん(小4)は感想文を寄せてくれました。
 なぜ私が、モンスターズインクの「ブー」になりたかったかというとディズニーのキャラクターが好きだからです。今までで今年のが一番むずかしかったと思います。私も少しコスチュームを作るのを手伝いましたがむずかしさがよくわかりました。今年のはとてもはくりょくがありました。でも自分ひとりできがえることも歩くこともできませんでした。コスチュームをパパたちと作るのも楽しかったし、パーティもすごく楽しかったです!!
凛さんのお母さんにもお話をうかがいました。
 「ブー」になりたいと言ったのは凛でした。パーティの3週間位前から何で本体を作ろうかと家族で話し合い、ダンボールで体、頭、手、足を作ることにしました。頭の丸みをだすことや口の中から凛の顔が見えるようにしたのが一番大変でした。また持ち運べるように全部がバラバラになるように工夫しました。ほとんどは主人が土日を使って少ない日数で作りました。凛も絵の具で色をぬるのを手伝って楽しそうにやっていました。大変でしたがいい思い出になりました。


テレビのバラエティ番組がヒント

 池袋スクールでアイディア賞に輝いた島田航汰君(年長)、翔太君(小3)のお母さんにもお聞きしました。
 テレビのCMを見ていた時に翔太が「スパイダーマン」がいいと言い出して決まりました。どのように作ろうかと思案していたある日、たまたまあるテレビのバラエティ番組で「100円ショップのものを利用してヒーローコスチュームを作る」というのを見ていて「これだ!」と思いました。発色の良い物の方が見映えがすると思ったのでビニールコーティングされている袋を土台にしました。目の部分にビニールテープを貼っているとそれらしくなってきたので全身も勢いに乗って頑張りました。製作時間は4、5時間です。手作りは手間がかかり大変ですが、途中で子どもたちに着せてみるとすごく盛り上がるので私も楽しむことができました。


■コスチューム準備では、手作りされた方も、インターネットやお店で買われた方も様々な大変さがありドラマがあったようです。コスチューム準備を負担に感じられている方もいらっしゃるようですが、家族でアイディアを出し合ったり、仲間を募って一緒に取り組むことで楽しい時間に変えている人たちもいるんですね。
 さて、いただいたアンケートより主だったパーティの感想もご紹介しましょう。

●外のパレードの時、保護者がビデオ撮影をするのは危険だと思います。まだ目の離せない年齢ですので突発的なことがあった時、対応がしきれないのでは?(2才、母)

●本人たちはとても楽しかったようです。みんなのコスチュームもステキで、パーティ!祭り!感たっぷり。少しだけでもパーティの様子が見られたらもっと良かったです。(小1、母)

●仮装して公共の道を歩くというのは初めてのことでドキドキとても楽しい経験でした。子どもの方は何だかよく意味がわからなかったようですが、かわいい服を着てみんなにみてもらい、ほめてもらい、とても嬉しかったようです。お部屋にも一緒に入ってお友だちと楽しんでいる様子を見たいです。(年少、母)

●思いかけずテレビモニターで見学ができ、とても楽しんでいる様子が拝見できました。色々と趣向を凝らしたゲームを本当に喜んでおりました。(小1、母)


 池袋スクールでは、今回、試験的に8階でのパーティの様子をインターネット回線を使い、7階のテレビモニターで上映する試みを行いました。こちらはとても好評でしたので来年度は川越スクールでも行えるよう準備をしていきたいと考えています。池袋スクールの金曜日、土曜日は参加人数が多いため別会場を借りて行いましたので、パーティの様子をモニターで見ていただくことは残念ながらできませんでした。

 また、パレードではお忙しい時間にも関わらず下記店舗の方々に多大なご協力をいただきました。

【ご協力を頂いた店舗】(池袋)ミスタードーナツ店、サンリオ店、KFC店、
(川越)イトーヨーカドー店、文明堂店、ファーストキッチン店 
※順不同


Halloween Costume Contest 2009

IKEBUKURO SCHOOL
The Best Costume The Most Creative The Cutest
Ryunosuke Baba (小1) Shota Shimada (小3)
Kota Shimada (年長)
Yuri Noshita (2才)
Sera Hashimoto (2才)
20th Century Friend Spidermen Ladybugs
KAWAGOE SCHOOL
The Best Costume The Most Creative The Cutes
Kai Nakano (小4)
Ryo Tanabe (小2)
Takayuki Yamamoto (小2)
Konoka Yamazaki (小2)
Rin Nagamine (小4) Ouki Kato (2才)
20th Century Friends Boo(Monsters Inc.) Angel

 タスマニア ワクワク体験ツアー

 現地子どもたちとキャンプ&ホームステイ

 日程:3月25日(木)~4月3日(土)10日間
 場所:オーストラリア(タスマニア州)
 参加費:355,000円(燃油サーチャージ込)
 企画:日本児童英語振興協会

※2010年度、ニッセイト独自の海外オーストラリアホームステイは予定しておりません。海外での子どもたちとの交流プログラムをご希望の方は是非こちらのツアーをご検討ください。なお、各スクールに詳しいパンフレットを用意しております。


編集後記

Two heads are better than one.
(三人寄れば文殊の知)

 1人で悩んでいてなかなか解決できないことも3人寄るといろんな視点からアイディアが生まれ、難題もわりとすんなり解決できることがあります。ハロウィンのコスチューム準備も、もし今年一人で悩んでいらしたなら、来年はクラスの人たちを誘って一緒に準備されると楽しくなるかもしれませんね。