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2010/06/01

2010年06月号(Vol.168)イースターエッグコンテスト         結果発表


イースターエッグコンテスト
        結果発表

 ニッセイトでは、4月22日(木)~28日(水)までをイースターウィークとし、イースターエッグ作りに挑戦しました。子どもたちが描いた思い思いのイースターエッグは鮮やかに待合室を彩りました。5月連休明けより木のタマゴ幼児部門、木のタマゴ小学生部門、本物のタマゴ部門と3部門に分けてベストイースターエッグの投票を行いました。今月は投票結果の発表です。


やはり下準備が大切!

 イースターは日本ではあまり馴染みがありませんが、キリスト教徒の多い西欧の国では、イエス・キリストが復活した日とされ、クリスマスと同様にとても大切な祝日です。
 さて、イースターウィークの週、幼児と小学校の低学年生までは木の玉子にマーカー等で模様を描きました。小学校の中学年生以上は生卵に挑戦です。長期間の保存ができるように卵の上下に針で小さな穴をあけ、中身を吹き出すのですが、これが至難の業。顔を真っ赤にしながら格闘している姿がとても印象的でした。そして食紅を溶かした液体で染めます。乾かした後に模様や絵を描き加えて出来上がり。中には自宅で準備してきた下絵を持ち込んで、イースターエッグ作りをしている子どもたちもいました。


 川越スクールの幼児部門で1位になったのは田村亜弥ちゃん(年長)。お母さんにお話を伺いました。

前日には玉子の形の紙で練習

  田村志乃(亜弥ちゃんのお母さん)

 亜弥にとって今回のイースターは入学してから2回目でした。そのため、何をするのか分かっていたので前日には自分で紙を玉子の形に切ってデザインを考えていました。
 たくさんの色のペンを使い、リボンや星を描いていました。とても丁寧に描けていて実際に玉子に描くのをとても楽しみにしていました。しかし、当日、ステラ先生に読んでいただいた本に載っていた玉子のデザインが気に入ってしまい、それを参考にして作ることにしたそうです。急にデザインを変更したので自分で考えていたのとは違うものになってしまったのですが、カラフルな仕上がりに満足だったようです。コンテストで1位になるとは思っていなかったのでとてもびっくりしましたが本人はとても喜んでいました。これがきっかけで、益々、英語が楽しくなってくれたら嬉しく思います。


 池袋スクールの岩井媛香さん(小2)は、感想文を寄せてくれました。


 また、川越スクールの山田眞聖さん(小5)は、

「今回、私はイースターエッグを作る時に、紙に下書きをかいて持って行きました。青いキノピオを想像してかきました。絵をかく時にできるだけていねいにかきました。予想以上にうまくかけたのでうれしかったのですが、みんなとても上手だったので何位になれるか心配でした。1位になれた時はおどろきました」と語ってくれました。

 眞聖さんもやはり下絵を準備していました。行き当たりばったりではなかなか手際よく描けないですよね。お子さんの成長の証として書棚に飾っているご家庭もあるようです。またひとつ作品が増えましたね。来年度、入賞を狙いたい人はぜひ、今から構想を練っていきましょう(笑)。


 さて、毎年、この時期、ニッセイトの先生たちにも子どもの頃のイースターの思い出を語ってもらっています。今回紹介するのは、4月より池袋スクールで教えているアメリカ出身のCarlie(カーリー)講師です。

My Easter Memory

As a child, on Easter, a magic bunny called the 摘aster bunny・would visit
our home. In preparation for his arrival, my mother would decorate eggs
with my brother and I , and also make bunny cookies the week before.・
On Easter morning, we would wake up early to find plastic eggs hidden throughout the house in anyplace imaginable (inside drawers, under pillows, buried in plants, etc). We would then spend the day battling each other to see who could get the most eggs. Often the eggs were hidden so well, that we would still come across them after the hunt had finished. One year, we even found an egg several months later on Christmas day!
I really enjoyed celebrating Easter at Nissait and decorating Easter eggs with the students, I was especially amazed by the high level of creativity and focus each student gave to their egg.:or me, it was like an old taste of home, and most certainly a sweet one!
Carlie Spruill

子どもの頃、イースターの日には、「イースターバニー」と呼ばれる魔法のうさぎが私たちの家にやってきます。私たちはイースターバニーを迎えるために、お母さんや弟とイースターエッグを作ったり、また前の週にはウサギのクッキーを作ったりしていました。
イースターの朝は早起きして部屋中に隠されたプラスチックのタマゴをさがします。実にいろんなところに隠されているんですよ。引き出しの中、枕の下、観葉植物の鉢に埋められていたことも…。よくだれが一番多くのタマゴを探せるか競っていました。タマゴは本当によく隠されていて、タマゴ探しが終ったあとで見つかることもよくありました。ある年には、数ヵ月後のクリスマスの日に見つかったこともありました。
今年、ニッセイトで子どもたちと一緒にイースターを祝い、そしてイースターエッグ作りができた本当に楽しかったです。子どもたちがとっても独創的で、また熱心に取り組む姿に感動しました。今回のイースタークラスは、とても懐かしくk、甘い故郷の香りがしました。

*訳文はHPに掲載しております。また、他の講師のイースターの思い出もニッセイトニュースのバックナンバーで紹介しています。


Easter Egg Contest 2010 入賞者発表

池袋スクール 川越スクール
木の玉子部門

【幼児】

The Best Easter Egg
太田琴音
 (年長)
田村亜弥
(年長)
The 2nd Best
中込優香
(年長)
牛窪晃基
(年長)
池袋スクール 川越スクール
木の玉子部門 

【小学生】

The Best Easter Egg
岩井媛香
(小2)
田村彩乃
(小2) 
The 2nd Best
佐々木洸大
(小2)
青木渚
(小3)
池袋スクール 川越スクール
本物の玉子部門
The Best Easter Egg
川辺智代
(中1)
山田眞聖
(小5)
The 2nd Best
唐澤愛理
(小3)
川越海里
(小6)


編集後記

Well planned is half done.
良く練られた計画は半分成功したようなものだ


 計画の大切さを教えてくれる諺ですね。イースターエッグはクラスの中でたった10分から15分くらいで仕上げなければなりません。その場でどんなデザインにしようかなと考えていたのでは、時間だけが過ぎていってしまいます。また行き当たりばったりでは、失敗や後悔も多くなることも。毎回ながら素晴らしい作品が多いのはみなさん、事前に準備してたからでしょう。イースターエッグに限らず、日頃から親子で何かに取り組む際、一緒に計画を立てたり、シミュレーションをしてしてみることが大切なんですね。「家庭教育」は、こういった生活習慣を
共有することから始まるのでしょう。