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2010/09/01

2010年09月号(Vol.170)貸切バスでさくらんぼ狩り  デイトリップレポート

貸切バスでさくらんぼ狩り
 デイトリップレポート

 6月20日(日)、今年第二弾のデイトリップは、「さくらんぼ狩り」。貸切バスで群馬県沼田市に行ってきました。5月のデイトリップ「品川アクアスタジアム」は幼児、小学校低学年生が対象でしたが、今回は小学2年生以上を対象に企画しました。


意識の高い仲間から刺激を受ける!

 企画段階では、池袋スクールも川越スクールもそれぞれスクール毎にバスを貸し切る予定でしたが、川越スクールからの申込者が最少催行人数に足らず、池袋からバス1台での実施となりました。生徒参加者は28名、スタッフ9名、総勢37名と、例年に比べ小規模なデイトリップとなりました。

 貸切バスの利点は、他の乗客を気にせず存分に車内の時空間を工夫できることにあります。車内では、歌を歌ったり、ビンゴゲームをしたりして楽しく過ごしました。

 ”Day Trip English”のスタンプタイムでは、毎回ながら、参加者も目標達成意欲がとても強く、行きのバスの中だけで目標数に達している生徒さんもいました。デイトリップの良さは、英語に対して前向きで積極的な子どもたちの参加が多く、良い刺激を受けることができる点にもあると思います。

 さて、8時半に池袋を出発した私たちは、予定通り11時に沼田市の原田農園に到着。農場に案内された私たちは、いよいよ、さくらんぼの食べ放題です。さくらんぼの大好きな人にとってはこの上ない至福の時間(?!)。英語を使うことも忘れてはいません。”Look! It’s big and yummy!・This is a little sour.”・あっちこっちで英語も飛び交っていました。

 ランチは農園内の食堂でバーベキューです。昨年のイチゴ狩りの時もそうでしたが、子どもたちの食欲の旺盛さには驚かされます。お腹いっぱいになった私たちが向かったのは、そこからバスで30分くらい走ったところにあるサラダパーク。広い芝生の広場にローラー滑り台などちょっとした遊具があるだけなのですが、広場に入ったとたん子どもたちの顔の表情が変わりました。カエルを追いかけて捕まえたり、サッカーを楽しんだり、ローラー滑り台を楽しんだり、それぞれが広い緑の広場で解放感に浸って楽しんでいました。子どもたちの活き活きした姿を見ていて、さくらんぼ狩りやイチゴ狩りもいいけど、こんな公園でただ遊ぶだけのシンプルなデイトリップもいいなと感じました。       


 では、参加者の感想文をご紹介します。

最初に紹介するのが、川越スクールに通う侑子さん(小2)。1歳で入学してから毎年参加してしています。新しい先生との出会いに緊張感があったようですが、グループの仲間にも触発され、英語もたくさん使い、楽しいデイトリップになったようです。


 琉生君(小3)は英語で作文を書いてきてくれました。池袋スクールの帰国子女対象のSpecialクラスに通いますが、海外在住歴があるわけではありません。ニッセイトに2歳で入学し、通常のクラスに物足りなくなり年長からSpecialクラスに通っています。英検準2級も小2で合格しました。


保護者の方の感想もご紹介させていただきます。

●さくらんぼ狩りは今まで経験したことがないので、実のなり方など英語以外のことでもいろいろ勉強になるかと思い参加させました。私が一緒だとどうしても手を出し過ぎてしまうので、自立させるためにも子どもだけで参加できるイベントはなるべく参加させていきたいと思います。(小4男子のお母さん)

●初めてのバス旅行、しかも私がいなかったので「途中できもちわるくなるのでは…」と少し心配しましたが、そんな心配をよそに「とても楽しんできたんだよ!」とたくさん話をしてくれました。
 普段の教室ではなく、自然の中で英語に触れることは素晴らしいことだと思います。遠足やサマースクールなど参加するにつれ、英語に対する気持ちが良い方向に変わっていくのがよくわかります。(小2女子のお母さん)


編集後記

Who keeps company with the wolf will learn to howl.
朱に交われば赤くなる

 人は交際する相手によって善にも悪にもなるということのたとえ。周りがやる気に満ちている環境では、自ずと好影響を受けます。友だちも選びなさいと言われる所以です。デイトリップやサマースクールなどのイベントに参加して、頑張っている友だちを身近に感じることにより得られることもたくさんあります。
イベントプログラムのひとつの利用方法ですね。