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2011/11/01

2011年11月号(Vol.183)海外で自分の英語力を試してみたい!!

 この夏、ニッセイトでは第二弾「オーストラリア小学校体験入学&ホームステイ」を予定しておりましたが、東日本大震災の影響もあり中止となりました。しかし、池袋スクールに通う琉生君(小4)は、ぜひとも今年にと一般募集の同様のプログラムに参加してきました。


オーストラリアで現地校を体験入学

 プログラムは、7月27日(水)~8月3日(水)の7泊8日、オーストラリアのパースでホームステイをしながら現地の小学校に体験入学をするというものです。小学校4年生から6年生までの4名の方が参加されたそうです。ニッセイトからの参加は琉生君だけでした。まずは琉生君の感想文を紹介しましょう。



◆琉生君のお母さんにお話をうかがいました。

 今年は東日本大震災があった為、参加者も少なく、私も少し迷いましたが、最後は本人の強い希望で参加を決めました。
 パースでは、ホストファミリーにすぐに溶け込み、とても楽しい日々を過ごしたようです。ホストファミリーは4人兄弟がいる賑やかな家庭で、一番上の4年生の男の子がバディとなり、ステイ中はバディの通う学校で授業を受けました。

 学校では、「琉生も津波にあったの?」など震災に関する質問が多く、「東京は津波の被害はなかったんだよ」と何度も説明したそうです。皆とても心配してくれていたようです。授業は社会が一番面白かったそうです。公正取引についての勉強だったらしいのですが、英語でその内容をしっかり理解できていたことには感心しました。

 休日にはホストファミリーにパースの街を案内してもらったそうです。事前にプロフィールや手紙(本人が英語で書きました)を送っていたので、趣味に合わせて鉄道博物館にも連れて行ってくれました。

 ステイ中は楽しいことばかりで、辛いことや困ったことは何も無かったようです。言葉も全く問題なく、普通に会話が出来るのでホストファミリーにはamazing
!と言われたそうです。本人も英語に関してはだいぶ自信がついたと思います。

 後からホストファミリーからの手紙で知ったのですが、滞在中の彼はとても礼儀正しかったそうです。ステイ先でのお手伝いも自ら進んで出来ていたようです。出発前にFEVの事前学習会があり、ホームステイの意味を勉強していたので、自分は遊びに行くのではないと理解出来ていたのだと思います。これからもホストファミリーへの感謝の気持ちを忘れずにいて欲しいです。

 帰宅後もホストファミリーとメールのやり取りをしています。このまま良い関係が続いていくことを願っています。(香)


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 コーディネーターからひとこと

 私が琉生君と初めて出会ったのは約3年前、彼が小学校1年生の時でした。在籍するSpecialクラス(帰国子女クラス)で講師のJohnと流ちょうに会話をしていましたが、海外への長期滞在経験があるわけではなく、ご両親との会話も日本語、普段は都内の公立小学校へ通っているということを知り、大変驚いたことを覚えています。

 今ではCNNやDiscoveryチャンネルといったテレビ番組を英語で観るなど、家庭でも積極的に英語を勉強しているそうです。オーストラリア・ホームステイでは、現地の人たちと対等にコミュニケーションを取ることができ、とても楽しい時間を過ごせたということです。それが更なる自信につながったのはもちろんのこと、英語を続けてきて良かったとの思いも抱かせてくれたそうです。そのことを何より嬉しく思いますし、ここまで努力を続けてきた琉生君を誇りに思います。   (綾)


前回のグアム旅行とは大違い!

 次に紹介するのは、川越スクールに通う優花ちゃん(小3)です。この夏休みにおけるグアム旅行での優花ちゃんは依然とだいぶ違ったようです。


◆お母さんにお話をうかがいました。

 優花が英語を始めたのは、1歳の時に英語サークルに入ったのが最初でした。そこで約2年を過ごしました。その頃、友人にニッセイトの話を聞き、お世話になったのは、幼稚園の年少になった年でした。その頃は、海外旅行に行って、現地の人に名前を聞かれても、もじもじしながら答えるのがやっとでした。

 順調に通っていた幼稚園の年長の秋に、第三子出産の為、4か月教室を休んでしまいました。復学後、やはりクラスの皆について行けず、答えるにも自信がなくなり、「わからない」と泣いてはいつも先生を困らせて、教室に通う事を嫌がり毎回の様に「やめたい」と言っていました。その頃は彼女にとって、英語はとても苦痛なものになっていた様でした。なんとか英語は続けて欲しかったので、担当の先生に相談してクラスのレベルを落とす事になりましたが、そのおかげで、少しずつ自信を取り戻し、なんとか乗り越える事が出来ました。

 学年が進むにつれて勉強の仕方が解ってきたらしく、とても嫌がっていたBlue
Bookや教室の宿題も進んでやる様になりました。そして、今まで海外旅行に行っても、何も自分で
‘TRY’する事もしなかった彼女が、小学3年生になった今年の夏に海外旅行に出かけた時は、自分で商品の値段を聞いたり、アイスを注文したり、トイレの場所を聞いたりと進んで会話をしている姿を見て教室に通っている成果を改めて実感することが出来ました。 (あゆみ)

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 コーディネーターからひとこと

 私が担当していた時、優花ちゃんはまだ幼稚園児でした。レッスンでは、お歌やフラッシュカードは元気に歌ったり答えてくれていましたが、絵辞書やイントロカードでは他のお友達が答えを競い合って叫んでいる中、一歩踏み込めない感じでいました。答えは解っているのに、自信が持てない、他のお友達が元気に答えている姿を見てさらに自信を失くしてしまう、そんな悪循環に陥っているようでした。レベルを下げたことは正解でした。その後、少しずつ自信を回復していったように思います。今回お母様から旅行先でのお話しを聞いた時、優花ちゃんの成長を感じ、とても嬉しい気持ちになりました。    (麻里子)


■琉生君は2才で入学。でもあまりに著しい上達に、彼の年齢とレベルに合ったクラスがなくなり一時退学となりました。しかし、間もなく「帰国子女クラス」を新規に開設。年長の時から帰国子女のお友達と学習するようになりました。クラスでは、能力を持て余してしまうお子さんもいれば、圧倒されて自信を無くしてしまうこともあります。日頃のお子さんの様子をしっかり把握して、それぞれのお子さんに合った環境を作ってあげることが大切ですね。


編集後記
Perseverance
is a key to a
sucess. (継続は力なり)

 琉生君も優花ちゃんも今回の海外体験で「英語が使える!」ということにだいぶ自信をつけて帰ってきたようです。まさに「継続は力」ですね。学習で一番大変なことはモチベーション。
親が勉強をやりなさいと言っても本人がその気にならなければなかなか家庭学習も進みません。しかし、スイッチさえ入れば本人が自主的に学習を始めます。スイッチが入るまでは保護者の辛抱強さと工夫が試されることになります。