2011年07月号(Vol.180)ゲーム感覚だから夢中になれる!
ゲーム感覚だから夢中になれる!5月22日、天気予報では午後から雨で、上野動物園での開催を心配しましたが、午前中は晴天に恵まれました。雨が降り出したのは閉会式の途中。これも、デイトリップを待ち望むたくさんの生徒さんが、前夜に「てるてる坊主」を作り、天気を祈ってくれたからかもしれませんね。参加者は、生徒45名、保護者18名、スタッフ15名、総勢78名でした。朝10時、上野動物園の表門の前には、パンダの「リーリーとシンシン」に一目会いたいと既に長蛇の列ができていました。ゴールデンウィーク中は、あまりの混雑のため入場制限もかかったとか。しばらくの間、パンダ人気は衰えることがないようです。 さて、オープニングはスタッフの自己紹介から。その後、各グループに分かれてメンバーの自己紹介をし、グループごとに園内を巡りました。 「デイトリップ」の一番の目的は、実際の状況の中で英語を使ってみることです。今回のデイトリップに先立ち、生徒さんたちには二つのカードを渡してありました。 では、いただいたアンケートから参加者の感想文、また保護者の方の感想をご紹介します。 ■普段、家では全く英語を話すことのない娘ですが、この日は、帰宅後も英語モードになっていました。まず、夕食の時。食事を前に、”I’m hungry.” といきなり英語が出てきたのには私たちもびっくり。そして、「おいしいときは、”It’s yummy.” っていうんだよね。いっぱいおいしいときは、”They are yummy.” っていうの?」と質問をしてきました。「複数形の勉強もしてきたんだな(笑)」と、ますます驚いてしまいました。寝る時は、さすがに疲れたらしく、”I’m sleepy.” と言い、その10秒後には眠りに落ちていました。子供のDay Trip で受ける影響のすごさを改めて感じました。ただ、英語が出てきたのはその日だけ、翌日からはいつも通りでした(笑)。(年中、父) ■毎日の生活の中であまり英語に触れる機会がないので、デイトリップは入学してからずっと参加させたいと思っていました。今年、やっと対象年齢に! ■今回は、子供の好きな「動物園」、さらに「パンダもいる!」ということで子供もとても喜んでおりました。スタンプをたくさん押してもらいたくて、英語で頑張って話していました。長い時間、英語に触れていたのでとても良い勉強になったと思います。閉会式でいただいたメダルも、ジョン先生からのメッセージが書いてあったのでとても嬉しかったようです。 ■炎天下の中、笑顔を絶やさず時間があれば子供たちに英語で話しかけてくださった先生方に、大変感謝しております。スタンプがひとつでも多くもらえて達成感を味わうことが、今後の英語学習の糧になることを実感できた一日でした。(小1、母) ■本人の希望で参加しました。自分で「行きたい!」と言っただけあって、それなりに家で勉強はしていたようです。以前に一度だけ参加したことがあるので、その時よりたくさんのポイントを取れるように頑張りたいと思っていたようです。親としても、日常で使う会話をたくさん学んできて欲しいなと思ってました。 ■早いもので、4歳の時に初めて群馬サファリパークへのデイトリップに参加してから4年が経ちました。 4歳の時は恥ずかしさもあってか、なかなか積極的に話せない様子でしたが、年齢が上がるとともに英語の表現も定着し、曲がりなりにも本人の自覚が出て来て、「98個のスタンプがもらえた」と喜んでいました。(小3、母) 編集後記 Birds of a feather flock together. (類は友を呼ぶ) デイトリップには、英語を使いたいというお子さんたちがたくさん集まってきます。がんばっている集団の中に身を置くと、感化されます。中には自ら一歩を踏み出せないお子さんもいらっしゃることでしょう。そんな時、保護者の方が背中をポンと押しだしてあげることも必要かもしれません。今回のアンケートでも、お母さんに勧められて参加したという初参加の生徒さんはとても多かったです。でも、リピーターの子供たちは、殆どが自分の意思で申し込んだと回答していました。 |
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