2012年12月号(Vol.195)ハロウィンコスチューム、 苦労話聞かせてください!
ハロウィンコスチューム、
苦労話聞かせてください!
10月13日(土)~20日(土)、ニッセイトではハロウィンパーティーを行いました。その後,各スクールでコスチュームコンテストと題して展示した写真から皆さんに投票していただきました。両スクールとも得票数が多かったのは手作り衣装。今月は制作過程での苦労話を聞かせていただきました。
<池袋スクール Best Costume>
●夏に上野の森美術館にツタンカーメン展を見に行き、その時にツタンカーメンのお面を買いました。今年のハロウィンはこのお面を使って何かできないかなと思っていました。初めは黄金のマスクを制作しようと壮大な事を考えていたのですが、どう作ろうか考えているうちに、日時が迫り、エンジンがかかったのはハロウィンの1週間ほど前。
ツタンカーメンといえばゴールド。そして鮮やかな色彩。 それには布地より絵の具の方が手軽に仕上がると思い100円ショップで材料を集めました。 子供は絵の具で塗るのが好きですよね。 私が塗り始めると、「僕もやる」と手伝ってくれました。毎年、心掛けているのは、お金をかけずに、楽しく子供が喜んでくれる事です。
いつもギリギリにならないとアイデアがまとまらず、ほぼ前日が勝負で、楽しむより、苦しむ方が勝ってしまっているかもです(笑)。でも、今年は息子も成長して手伝ってくれるし、一人分で済んだので徹夜は免れました(笑)。当日、先生方が驚いて下さるのも励みになっております。驚いてくれるかドキドキですが…(笑)。
航汰くん(小3)のお母さん
<川越スクール Best Costume>
●姉弟セットで仮装できるのはないかと考えていたら”ポテトヘッド”を思いつきました。一番苦労したのは鼻と耳です。最初は紙粘土で作りましたが重くて落ちてしまいます。友人に相談したら発泡スチロールをスーパーでもらってきてくれたので、それで作ることにしました。そのお友だちには発砲スチロールをカッターで削るのも手伝ってもらいました。鼻が完成してつけてみると子供たちは大喜び。”ポテトヘッド”は鼻が命だな!!と思いました。
利一(年長)くん、美莉ちゃん(小1)のお母さん
<川越スクール The Cutest>
●クラスで女の子が2人だけなのでお揃いの衣装なら可愛いかなと考えていたところお友だちのお姉さんから「”きゃりーぱみゅぱみゅ”がいいんじゃない?」とアイデアをいただきました。制作は一緒に生地選びをしようなどといろいろと考えていたのですが幼稚園や学校行事が多く集まることができませんでした。生地は100均で買うなどしましたが型紙もなく、インターネットなどで衣装を探し、それをじーっと見て作りました。子供たちが「かわいー!」と喜んでくれたので良かったです。
美月ちゃん(年長)のお母さん
さて、ニッセイトのネイティブ講師は子供の頃、どんなハロウィンを過ごしたのでしょうか?子供の頃の思い出を語ってもらいました。最初に紹介するのはBrittany講師。パーティーでは3つのコスチュームを用意していました。
■私は2年前、大学卒業後に福島県の郡山市に来て英語を教えていました。ところが3月11日の大震災。校舎の立て直しを行っている1ヶ月間アメリカに帰国していました。学校が再開後、再びその英語学校に戻りましたが、翌春には縁あってニッセイトで働くことになりました。
さて、私は子供の頃、ハロウィンが大好きでした。多くの子供たちがハロウィンが好きなのはお菓子がもらえるからですが、私はお菓子類があまり好きではありません。私は単にいろいろなコスチュームを着るのが大好きでした。
はっきりと記憶に残っているのは私が小学校の低学年の頃。ハロウィンは10月31日でいつもは学校がありますが、この年は土曜日で学校がお休み。いつもならコスチュームを着れるのは学校から帰ってからですが、この日は学校がお休みだったため私は朝からコスチュームを着てはしゃいでいました。近所の友達は、まだトリックオアトリートに行くには早すぎるよと忠告してくれるのですが、そんなのお構いなし。もうとにかくコスチュームを着るのが好きでした。
I came to Japan about 2 years ago after I graduated college. First, I went to teach in Koriyama, Fukushima prefecture, with a small English conversation school. After the big March 11th earthquake, I went back to America for about a month while my school was being rebuilt. Then I went back to help my English school company, but the next spring I moved down to Tokyo and started working at Nissait.
When I was a child I always looked forward to Halloween. Most kids love Halloween because you get lots of candy to eat. I don’t like candy very much, so for me I loved Halloween because I could dress up in crazy costumes. It was my favorite holiday.
I remember one year Halloween was on a Saturday, so I didn’t have to go to school. I didn’t want to wait until nighttime to dress up, so I changed into my Halloween costume at around 11am in the morning. Some of the neighbors saw me and asked me why I was dressed up and that I couldn’t go trick or treating for a quite a few hours yet. I told them that it was ok because I just wanted to dress up!
Brittany
次に紹介するBory講師もアメリカ出身です。趣味は絵を描くこと、映画鑑賞、料理、ドーナツ作りです。お父さんはアメリカでドーナツ屋を営んでいるそうです。
■ハロウィンは子供の頃から大好きでした。近所全体がこの時期、不気味なジャコランタンや吸血鬼、魔女などで飾られハロウィン一色になります。年に一度、お菓子をもらうために子供たちはコスチュームを着て近所をまわります。私も家族と一緒にトリックオアトリートに出かけていました。子供たちは誰がその日一番多くのお菓子を手に入れられるかを競争していました。たいていは、枕カバーをお菓子入れにし、二つほどがいっぱいになっていました。楽しかったなぁ。家に帰ってからは、家族みんなでハロウィンパーティー。カップケーキ、キャンディー、クッキー、フルーツパンチ、それにポップコーンを食べながら怖~い映画を見ました。6才の頃バットマンのコスチュームがすごく気に入って数年間、バットマンのコスチュームを着ていました。
Halloween has always been one of my favorite holidays. As a kid I would always look forward to Halloween. The entire neighborhood would be decorated with spooky things like jack-o-lanterns and vampires and witches. It’s the one time of the year that you get to dress up and put ona mask and go door to door to get candies.
Each Halloween my family would gather together and go trick or treating. It was always fun dashing to the next house to ee who could get the most candies by the end of the night. We usually end up with two pillow cases full of candies! It was a lot of fun!
Afterward’s we would have a family gathering for a Halloween party. There would be cupcaskes, candies, cookies, and fruit punch and we would eat popcorns and watch a scary movie totether. I really miss Halloween as a kid.
One of my favorite costume was a Batman. I wore that costume for a few years when I was around 7.
Bory
Costume Contest at Ikebukuro School 2012
Ikebukuro school
Best Costume | The Most Creative | The Cutest |
Tutankhamen | iPhone 5 | Mario |
Kota (9 years old) | Manami (9 years old) | Honoka (9 years old) |
Kawagoe School
Best Costume | The Most Creative | The Cutest |
Mr. and Mrs. Potatoe Head | Kyary Pamyu Pamyu | Postbox |
Riichi (6 years old) Miri (7 years old) |
Rin (12 years old) | Mizuki ( 6 years old) Hikaru (6 years old) |
編集後記
Even though you may think that you are cornered, there is always some way out.
(窮すれば通ず)
ハロウィンのコスチューム準備では、だいぶ前からコツコツと準備をしていた人もいれば、直前になってエンジン全開で臨んだ人もいらっしゃるでしょう。私も後者です^_^; 諺にもあります。「窮すれば通ず」。何とかしたいと本気で思っていれば必ず道は開けます。後藤静香(ごとうせいこう)さんの「本気」という詩の一部を紹介しましょう。
本気ですれば たいていな事ができる
本気ですれば なんでも面白い
本気でしていると だれかが助けてくれる