中1で英検2級に合格！　9月からイギリスへ！

今年度最初のニッセイトニュースは、　池袋スクールに通うMoeさん（早稲田実業中等部3年）をご紹介します。
現在、英語エリート養成クラス英検準1級対策コースで学んでいますが、小5の時に準2級、中1で2級に合格し、着実に実力を伸ばしてきました。9月からはイギリスへ1年間の留学を予定しています。

Q：イギリス留学は、学校のプログラムですか？

はい、そうです。ラグビースクールに留学することになりました。

 

Q：ラグビーをするのではないですよね？（笑）

いいえ、違います。(笑) ラグビー発祥の学校　ということで、そう呼ばれているそうです。

 

Q：学校の募集要項を見ると、選ばれるのは2名だけのようですね？

はい、基準の評定平均以上の成績と、英検2級　程度の英語力が必要でした。中１で2級に合格していたのは大きかったと思います。

また、昨年の秋に「グループ・プレゼン・コンテスト」の全国大会に出場し入賞したのも、選考に大きく影響したと思います。

 

Q：そのコンテストでは、どんなプレゼンを行ったのですか？

国分寺は路地の治安が悪いので、改善するためにどうしたら良いかという提案を、友だち3人で行いました。

 

Q：素晴らしいですね！ところで、留学先に　　ラグビースクールを希望したのはなぜですか？

中1の時に、ラグビースクールに留学した先輩の講演がありました。学校のカリキュラムに軍の勉強があり、空軍を選択すると飛行機の操縦席にも乗れるということを知りました。日本では女性のパイロットについてあまり聞かないですが、海外にはたくさんいます。私にはパイロットになりたいという夢があるので、この学校に行けば自分の夢が実現できるような期待感が湧いてきました。世界中からいろいろな人が留学してくるので、そんな多様な環境の中で勉強できるというのも、とても楽しみです。

 

Q：不安はありますか？

英語の映画やドラマを見ていると、早口過ぎて分からなかったりするので、学校の授業についていけるかな…といった不安はあります。

 

Q：中学では、どんな部活動に取り組んでいますか？

ダンス部に入っています。

 

Q：ダンスだと、練習もハードではないですか？

はい。でも、部活に入らなかったら、信じられないくらい何もしない自分が見えているので（笑）そういう環境に身を置くことが大切だと感じています。

 

Q：考え方が大人ですね！ びっくりです…。ニッセイトで、これまで一番印象に残っていることは何ですか？

やはり、留学に向けての準備でお世話になったことです。GEクラスのKazuko先生には、スピーチの原稿を何度も添削してもらいましたし、Bory先生には、オンラインレッスンでたくさん指導してもらいました。お二人の先生にはもう感謝の言葉しかありません。

 

Q：お母様にお伺いします。ニッセイトに通う　ことになった経緯をお聞かせください。

幼稚園はインターナショナルスクールでした。アフタースクールもあったのですが、遠方だったため週に数回通うのも大変で、効率良く英語の学習が継続できるところを探していました。

 

Q：他校もたくさん検討されましたか？

はい。でも多くのスクールは、英語のレベルではなく年齢でクラス分けをしていたので、娘のレベルにあったクラスがなく困ってました。

そんな時、知りあいの方からニッセイトのことを聞きました。日本人講師による文法クラスも、大きな魅力でした。

 

Q：Moeさんの英語学習において、何か心がけていたことはありますか？

毎日英語に触れる習慣を持つことです。多読・多聴のRaz-Kidsは、小３くらいまでずっと取り組んでいました。一人でやらせるようになったら、やらなくなってしまいましたが…（笑）

 

Q：子育てに関して、ご家庭での教育方針などはありましたか？

子供が臨界期を迎える前に、たくさんの体験をさせてあげたいと考えていました。英語もそうですが、リトミックやピアノ、習字などです。小学生まではなるべく付きっきりで勉強などを見てあげ、中学生になったら手をかけないと　決めていました。娘は負けず嫌いでしたので、コンテストや英検などをすすめると、非常に熱心に取り組んでいました。これも、結果的には良かったかなと思います。中学生で1年間の留学にチャレンジしたいと聞いた時にはさすがにびっくりしましたが、応援してあげたいと思っています。

 

ありがとうございました。

GEクラス担当 吉野和子講師より

 

Moeさんは小学生の時からとても努力家で、自ら率先してやるタイプ。エリートクラスでは、毎回かなりの時間と持久力を必要とする宿題を出していますが、今まで一度も　忘れた事はありません。そんな弛みない努力と強い意志が、今回の留学を勝ち取ったのだと思います。9月からの1年間で色々な体験をし、英語力に磨きをかけ、日本という国を俯瞰的に捉えてくれる事を期待します。がんばれ！Moe！

私もニッセイトで英語が好きになりました！（母）

 

 

次にご紹介するのは、池袋スクールに通うKanta君（小4）です。昨年 復活した「浅草インタビュー」では、外国人観光客と積極的に会話する姿が堂々としており、とても頼もしい印象を受けました。その自信の原動力になっているのは一体・・・？

 

Q：お母様も、子供の頃ニッセイトに通われて　いたそうですね？

はい。小学生の時、蓮根教室（板橋区）で、日本人のSatoko先生に教えていただきました。

 

Q：そうでしたか。当時ニッセイトは、多い時で都内近県に60教室程ありましたが、各教室に専任のネイティブ講師はいませんでしたからね。どんな思い出がありますか？

とにかく楽しかったです。特にサマーキャンプでは、外国の人達と一緒にテントを張って、食事も自分たちで作って食べたのを鮮明に覚えています。

 

Q：その頃、国内には外国の人達もまだ少なく、私たちは横田基地やインターナショナルスクールに赴き、ニッセイトのキャンプに参加してくださるご家族を募集していました。生徒さん達にとっては、海外の人達と英語を使い、一緒に生活をする貴重な機会でしたよね。

英語での生活もそうですが、初めて体験することがたくさんあって、すごく楽しかったです。UNOのカードゲームをやったのも、この時が初めてでした。（笑）

 

Q：そして、ご長男のKanta君が2歳の時、再びニッセイトに来ていただいたのですね。

私が楽しく英語を学んだように、我が子にも小さい時から英語に慣れ親しんで欲しいと思っていました。スクールを探す中、自分が小学生の頃に通っていたニッセイトで体験を受けたところ、子供がすごく楽しそうだったので入学を決めました。

 

Q：そんなKanta君も、もう小学校4年生ですね。お子様の上達をどのように感じていらっしゃいますか？

とても嬉しく思っています。B2クラスの宿題である Picture Journal（英語絵日記）をやっていた時、”I’m worried〜“ というフレーズが自然と出てきました。「こんなフレーズが使えるようになっているんだ。上達したなぁ。」と感じました。

 

Q：自分から意欲的に学習するようになったの　には、何かきっかけがありましたか？

年中の時から毎年参加している、Recitation Contest（英語絵本暗唱大会）がきっかけです。頑張ったらご褒美に任天堂スイッチのゲームを買ってあげると言ったところ、一生懸命に取り組むようになりました。ご褒美で釣ってしまいました。(笑) 年長の時に「DEAR ZOO」、小1で「3匹のこぶた」に挑戦し、「DEAR ZOO」では幼児部門3位をいただきました。

暗唱大会の練習をする中で、音声を聞きながら本を目で追えるようになっていることに気づきました。絵本を読む事がとても良い事だと思い、Jun先生にどのような絵本が良いか相談したところ、Raz-Kids をご紹介いただきました。Raz-Kids を始めた事はとても大きく、英語に　対する興味や英語力がすごくついてきている

ように思います。また、同じタイミングでGE　クラスのフォニックス学習が始まった事も、自分で英語の本が読める楽しさに繋がったと思います。

現在は、Raz-Kids と Oxford Reading Tree が読める Oxford Reading Club も利用しています。

 

Q：Raz-Kids や ORC の良さは、どんなところにあると思われますか？

ネイティブの音声で絵本の内容を聴くことが　できて、その後に自分の音読を録音できるのがとても良いと思います。また、読みっぱなしでなく、理解度を確認する問題があるのも良いなと思います。

 

Q：どんな時間に取り組んでいるのですか？

毎晩、寝る前に時間をとるようにしています。１日にORTを1冊、Raz-Kidsを1冊のペースで、30分くらいですかね。

 

Q：お母さんも一緒にですか？

最初の頃は、読後の確認問題が一人ではできなかったので一緒にやっていましたが、今は一人で取り組んでいます。ただ、声かけをしないと始まらないですが。（笑）

 

Q：弟のYota君（年長）も、英語絵本暗唱大会では2年連続で入賞されていますね。同じように学習しているのですか？

最近、Raz-Kidsを始めました。

 

Q：これまでを振り返って、ご家庭でどんなことを心がけてこられましたか？

毎日、少ない時間でも継続して英語に触れる事を心がけています。小さい頃は、車で出掛ける時に、英語のCDやDVDを流したりしていました。

 

Q：親子2代で通っていただき、ニッセイトの良さはどんなところにあると感じていらっしゃいますか？

とても熱心で、相談にも良く乗ってくださる先生方が沢山いらっしゃいます。英会話・フォニックス・文法とバランスよく学習でき、何よりレッスンが楽しい事が、ニッセイトの良いところだと思います。

 

内藤じゅんコーディネーターより

 

インタビュー、ありがとうございました。

幼稚園児の頃のKanta君は本当に本当にシャイ。それでも、レッスンでは英語を着実に吸収　していることが分かりました。暗唱大会や　昨年の浅草でのインタビューでは、かつてのシャイな姿はなく、表現豊かに発表したり、観光客からの質問に落ち着いて答える余裕も見られました。会話を心から楽しんでいる　様子が伝わってきて、とても感動しました！

浅草の外国人観光客へのインタビュー動画は、こちらになります。

 

 

編集後記

Knowing yourself is the beginning of all wisdom.

（自分を知ることは、すべての知恵の始まりである）

 

古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉　だそうです。やはり、ただ人のまねをするのではうまくいきません。Moeさんは、自分が負けず嫌いなのがわかっているので、敢えて勝負に出て自分を追い込み、結果を導いてきたようです。お母様も、どうすればMoeさんにエンジンがかかるのかをご存知だからこそ上手に誘導して、お子さんの成長を見守ってこられたということが、インタビューを通して改めてわかりました。

Kanta君の場合、きっかけは任天堂スイッチのゲーム？だったようですが、見事にあたりましたね。Kanta君は絵本を読む面白さを見出し、英語に対する興味を広げていったようです。日頃からお子さんと良くコミュニケーションを取り、お子さんの向き不向きを知っているからこそできたことですね。お母さんの作戦勝ちです。

 

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