2016/01/16
2016年度、英検2級に「ライティング」問題が!
2016年度、英検2級にライティング(英作文)が導入されます。
これまでの英検は、5級から1級まで、リーディングとリスニングで英語力を判定していました。英検3級以上では2次試験として、「スピーキング」の判定をしてきました。しかし、グローバル化の近年、英語に「書く能力」は不可欠となってきていました。文科省もこれからのグローバル化時代には英語の4技能習得が欠かせないないと教育方針を掲げています。英検協会も、これに先立ち、試験問題を英語4技能判定に内容を変えようとしています。
これまでの、日本の英語教育は、答えはひとつだけ。どれが正解かを選ぶという出題形式でした。しかし、多様化する現代、答えは必ずしも一つだけではありません。いろいろな考え方があります。私たちには、自分たちの思い、考えを社会に対して発信する義務があります。英検は日本の英語教育に大きな影響力を持ちます。ですから、英検がこういった本当に実用的な英語力を判定する方向に移行されることはとても好ましいことだと思います。
英検のホームペジには、見本問題が掲載されています。
英語のライティングのチカラはそう簡単にはつきません。日本人はおおむね、クリエイティブライティングが非常に苦手です。想像して物語を書いたり、自分の思いを文章にすることが苦手です。しかし、小さい頃から習慣化しているとそれ程苦になることなく書く力が養われていきます。今年、筑波大学に推薦入試で内定した高校生も、推薦入試で英作文が出題され、多くの友だちが苦しんでいたが自分は、そこで大きな点数を稼げたと報告してくれました。