Used to と Would (often)
高校の授業の時、過去の習慣を表す方法としてused toと would (often) を学習しました。そして、その使用法
として used to のあとはbe 動詞、一般動詞どちらにでも使用され、would のあとは一般動詞のみに使用されると
教わりました。ただ、would の使用法としては実際そうでもないようです。こんにちは。川越教室の Masa です。
私がいつも文法で参考にさせて頂いている、Oxford University Press 出版「PRACTICAL ENGLISH USAGE」
によると
used to: refers to things that happened at an earlier stage of one’s life and are now finished. It is not used simply
say what happened at a past time, or how long it took, or how many times it happened.
(人生の早い時期に起こって、今は終了しているということを言う。過去に起こったことあるいはどれぐらい
あるいは何度起こったかを単にいう場合には使用されない。)
つまり以前はしていたが、今はしていない時に使用。
I used to work very hard last month. とは言わず、I worked very hard last month.
I used to live in Singapore for two years. とは言わず、I lived in Singapore for two years.
I used to go Australia three times last year. とは言わず、I went to Australia three times last year.
また同書では
Both would and used to can refer to repeated actions and events in the past, but only used to can
refer to past states.
(would と used to は両方とも過去の繰り返しの行動や出来事を言えるが、used to だけが過去の状態を言える。)
これによりused to のあとはbe 動詞、一般動詞両方ともに使用され、would のあとは一般動詞のみに使用される
ということになったのでしょう。
ただし、次のような例もあります。
When I was young, I would be excited to watch baseball games.
(若いころは野球の試合を見てわくわくしたものだ。)
I would be sad when I lost to play shogi.
(私は将棋に負けたら悲しくなったものだ。)
とbe 動詞を使用する場合もあるようです。ニッセイトのカナダ出身の講師Amieke Walkerさんに聞いてみると
「これら2つの文のwould は used to と interchangeable (取り換え可能)」ということです。
ただ、この be 動詞は、get か become 「~になる」という意味で一般動詞的であることがわかります。
結論として意味に関して言えば、would (often)~ は「(よく)~したものだ」という過去の習慣を言い表すと
きに使用されます。used to ~も「~したものだ」という過去の習慣のほかに「今はそうではない」とうい言外
の意味が含まれます。使用法に関して言えばused to に関しては一般動詞やbe 動詞両方に使用されます。would
に関しては一般動詞のほかに get や become の意味になる be 動詞も使用されることがわかりました。例外は付
きものですね。
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