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2023/07/11

英検英作文筋肉トレーニング 学ぶ権利が守られる世界を その2

皆様 こんにちは

ニッセイト英語専門教室池袋GE講師Yokoです。

大雨で大きな被害が出ている地域もありとても心配です。

これ以上災害が起こらず 一日も早く日常生活が戻られることを願っています。

また昨日からの暑さで熱中症の方が緊急搬送されることも多いとのこと

皆様どうも気を付けてお過ごしください。

この写真は我が家の キンカンの花です。白い可憐な花弁がたくさん咲いています。

秋はどうなるのかとてもとても楽しみです!

今回も前回に引き続き学ぶ権利が守られる世界を No.2 をお届けします。

紛争下では本来安全の象徴であるべき学校が破壊され軍の拠点として占領されることもあります。中東のシリアでは2011年の紛争以来多くの子供たちが学校に通えなくなってしまいました。たった四か月の戦闘で少なくとも217の学校が壊されたり使えなくなってしまいました。どんなことがあっても学校だけは破壊の対象にしてはならないと国連では99日を「教育を攻撃から守る為の国際デー」と定めています。また、世界的な取り組みとして「学校保護宣言」があります。紛争下であっても 子供たちに教育の権利を保障することを各国政府に約束してもらう国際的な宣言です。署名した国には学校を意図的に破壊しないこと 軍事利用してはならないことが求められています。前回からお話していますセーブチルドレンは人道危機や自然災害が起こった時「子供広場」を設置します。ここでは 学校に通えなくなった子供たちに仮設の学習センターを設けたり保健医療などの総合的な支援を行います。子供たちの心のケアもちろん欠かせません。

ウクライナの隣国 ルーマニアでは教員を対象とした研修を実施しています。避難してきた子供たちと適切に関わるために「子供のための心理的応急処置(PFA)」について学んでもらうのです。専門家ではなくても基礎知識を身に付けた大人がいれば子どもたちが本来持っている力を発揮する上で大きな助けになるのです。緊急事態が発生するたびに子どもたちが受ける影響は極めて大きく その中でいかに日常性を取り戻し子供たちの学ぶ権利を保障できるかは活動する彼らにとっても継続して取り組まなければならない課題だそうです。彼らがより深刻な問題と感じているのはそれぞれの国の中で起きている格差だそうです。経済的な事情と直結している場合が多く 子どもの出生地域や家族の社会的地位によって大きく左右されてしまいます。モンゴルでは広大な大地に暮らす遊牧民の子供たちは町の子供と比べ 小学校に入る前の学びの場がありません。日本では幼稚園や保育園にいくことは当たり前となっていますが世界では必ずしもそうではありません。そこで彼らはおもちゃや絵本などの教材を家庭に届け入学準備支援を行っています。教育格差は国が決めた方針によって生まれる場合もあります。アフガニスタンでは女子の中学校・高校への進学がおしなべて禁止されています。世界には教育を受けられない6歳から17歳までの女子が約11800万人いると言われています。約5000万人はサハラ以南アフリカ 次に数が多いのは南アジアでいずれも農村部の貧しい地域で男女の格差が顕著です。

次回はもう一度 日本国内での教育の課題とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの支援についてお話したいと思います。

では またね!!  See you soon!!!

Yoko

 

 

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