英検英作文筋肉トレーニング 地球にやさしい光で未来に明かりをNo.2

 

 

皆様　新年あけましておめでとうございます。

ニッセイト池袋教室GE講師Yokoです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬休み　皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか？

元旦には大きな地震が起こり　翌日には羽田空港で事故がありました。

世界では今もなお紛争が続き　この一年がどうなってしまうのかと心配された方も多いかと思います。

無力を感じてしまうことも多い現実ではありますが　できることを自分なりにやり続けることが　未来を創る基本になるのではと

私は感じています。

今年も生徒様と心を近くにして　毎日を丁寧に生きていきたいと思います。

今回は地球にやさしい光で未来に明かりを　No.2です。

イクバルさんが中心としてできたボトル・バティの普及は当初困難を極めました。

屋根に穴を開けるなんてとんでもない！と思われたからです。そんな意識を変えるために数か月に及ぶ啓発キャンペーンが実施されました。

一軒一軒ドアをたたいて訪ねて回り取り組みを紹介するリーフレットを配布しました。

スラム街では違法に引かれた電線から無制限に電気を使っている家庭もありました。簡単に作れるボトル・バティの普及は生活の利便性の向上のみならず

電力の無駄遣いを減らすことになります。そしてそれは石炭火力発電によるCO2排出量を減らすことにもなり　気候変動の影響で洪水や干ばつが深刻化している国の未来を

救うことになるーそう訴えて歩きました。

プロジェクトの一つの成果として　スラムの約2,500世帯にライトを設置することができ　人々の生活に明るい自然光が差し込むようになりました。

この成功から工場から設置できないかという問い合わせが相次ぎました。

規模を大きくしたものを作るために海外の取り組みを調べたところ　太陽光を反射させて室内を照らす　スカイライト　という装置を見つけました。

しかし製品を輸入すると費用が高くつくため　自分たちの手で作ることにしました。ここでまた　人々の意識を変える　という試練が生じました。

つながりのある海外企業に相談をすると　君たちの手で作ることは困難だと跳ね返されました。

それでも　計画と必要な資金を具体的に提示し　粘り強く交渉を重ねていく中で　最終的に融資が決定しました。

また　自然光の有効利用はそこまでのエネルギー節約にはならないのでは　と疑問を抱く新聞記者や大学教授たちもいました。

「本当にそうでしょうか？物事は5年、10年という長い期間で考えるべきです。何より　私たちは環境問題に注意を払うべきです。

国際社会の一員として　市民の責任として　CO2の排出量削減を目指すべきだと思います。」と彼は訴え続けたそうです。

理解は少しずつ広がり　最終的には機械工学に強い大学や　持続可能な開発を扱う政府の部署ともつながり　彼らが開発した　スカイライト　を多くの工場に導入することができました。

次回は　経済発展を見据えたバングラデシュの未来のための更なる彼らの挑戦をお伝えいたします。

いつもより暖かい冬ではありますが　寒い！と思う回数も増えてきましたね。

どうぞ心も身体も温かくして　健やかにお過ごしくださいね。

今年も頑張ります！！！

またね！

 

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