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2018/10/01

サマースクール報告 & 英語絵本暗唱大会

今年の夏休みには生徒さんの年齢に合わせていろいろな企画が開催されました。

幼児、小学校低学年を対象としたサマースクール、小学生を対象とした浅草での外国人観光客インタビュー、小学生・中学生を対象とした英検特別対策講座、そして小学生から高校生を対象にした同時通訳疑似体験のサマーセミナー。

 

それぞれの企画チーフが中心となり、「普段のレッスンではできないこと」をテーマに、思案を重ねて企画しました。

 

浅草外国人観光客インタビュー

 

企画チーフ:Atsumi
2018-1001

 

今年も恒例のSummer School Asakusaを実施しました!毎年、川越、池袋の両校からたくさんの生徒が参加してくれて嬉しく感じています。

 

昨年はインタビューの内容を事前に練習してこなかった生徒さんがいたため、今年はインタビュー内容を事前にしっかり覚えた生徒には「ニッセイト公認インタビュアーステッカー」を交付しました。そのためか、今年はスラスラとインタビューができる生徒が多かったように思います。また、ステッカーがもらえたことで、自信を持ってインタビューに参加できたのではないでしょうか。

 

生徒さんたちのインタビューをする姿を見て、年々生徒さんのレベルが上達しているのを感じます。私たちがハードルを上げていることにも起因すると思いますが、生徒さんたちは見事に私たちの期待に応えています。初対面の外国人観光客を相手に堂々と質問をし、時には質問で返されることがあっても一生懸命、返答しようと頑張っている姿には感動しました。

時間の関係で、一人の生徒ができるインタビューの人数は限られてはいますが、「もっとやりたかった!」、「来年はもっと英語が上手になって、今年よりもスラスラとインタビュー出来るようになりたい!」といった感想をたくさん聞きました。こういった体験はきっと子供たちの今後の英語学習にきっと大きな影響を与えてくれると思います。

 

2020年まであと2年。今後外国人旅行客が日本に増えていくことでしょう。街中で外国人に話しかけられたときに、子どもたちが今回のインタビューのことを思い出し、堂々と会話ができるようになって欲しいと願っています。

 


2018-07manato


サマースクール ”A Magic Day”

 

今年の幼児~低学年向けのサマースクールは、「A Magic Day(マジック)」というテーマで3日間行われ、シャボン玉から絵を作成したり、お豆腐がプリンになったり、一瞬で絵が変わるマジックピクチャーを作ったりと、マジカルな1日を英語で過ごしてもらいました!
普段のレッスン時間の約6倍もの時間を保護者の方と離れ英語のみで過ごすため、お子さんたちの大きな成長が見られるのも毎年スタッフの楽しみです。通常レッスンの時はなかなかお母さんと離れられなかった生徒さんが、サマースクール経験後は1人でクラスに入ることができるようになったり、保護者の方々からは、サマースクール後は会話の中で自然に英語が出てきてびっくりしました、というお話をよく耳にしました。長時間英語の環境で過ごすことのメリットを実感していただけたら嬉しいです。今年もたくさんのご参加、ありがとうございました!
2018-10-02


 

<<参加者の保護者の方から>>
■英語を1日中シャワーのように浴び、それに対して自ら英語を使って受け答えをし、自信につながれば良いと思います。(5才女の子のお母さん)

 
■まだ小さいので感想を聞いても良くわからないのですが、手品とかシャボン玉の絵とか、とにかく楽しかったようです。帰宅後も、手品のマネをしていました。(4才女の子のお母さん)

 

 

 


2018-10-03

 

 

今年、ニッセイトでは、初の試みとして『ビデオによる英語絵本暗唱大会』を実施しました。5月に募集を開始し、7月に募集を締め切るまでの間に池袋と川越の両校で38名の応募がありました。審査は、ニッセイトの講師、スタッフ全員が2人1組になり下記の6つの項目を5点満点で採点し、総合得点の高さから上位を決めました。なお、今回は、特別に上位3名以外にも総合得点の高かった生徒さんを敢闘賞としました。

 

《審査項目》
1. 物語の難易度 2. 暗唱の長さ
3. 発音等英語力 4. 発表力
5. 声の大きさ  6. 独創性

 

入賞者発表

1位 Saya Okada(小3)<川越スクール、B1>
2位 Yuuna Morii(小2)<川越スクール、Pb2>
3位 Yuki Ito(小4)<池袋スクール、B2>
敢闘賞 Yamato Sakata(小4)<川越スクール、B3>
敢闘賞 Yui Kawachi(小2)<川越スクール、Pb2>
敢闘賞 Sotaro Yashiro(小4)<川越スクール、B2>
敢闘賞 Kyohei Shibutani(小1)<池袋スクール、Pb2>
敢闘賞 Yuna Kanno(小1)<池袋スクール、SP>

 

この企画の意図するところは、英語の音声をたくさん聴き、まねることで発音を上達させて欲しいという考えです。言語の習得には「臨界期」があり、10才くらいから言語習得能力が極端に落ちると言われています。英語の発音を良くするには、ネイティブ講師に習えばよいというものではありません。どれだけたくさん英語の音を聴いたかが大切です。今回、応募していただいたビデオを観て、みなさんがたくさん練習してビデオ録画に臨んでくれた様子が目に浮かぶようでした。来年も、ぜひもっと多くの生徒さんたちに参加していただけたら嬉しいです。

 

※入賞者の動画は、コチラから。

 


編集後記
The first step is always the hardest.  (i最初の一歩が最も難しい)
真寿(まなと)君の感想に「英語の先生以外の人と英語を話すことがあまりないので、とても緊張した」とありました。浅草での外国人観光客インタビューのだいご味はそこにあると思います。新しい人との出会いは緊張を伴いますが、乗り越えれば大きな感動となります。そんな感動を体験した生徒さんは、英語の勉強がこれからますます楽しくなります。ニッセイトの目指す”英語力”とは、テストの成績を上げるためだけではありません。グローバル時代の生きる力を養っているといっても過言ではないでしょう。