2004年03月号(Vol.99)お母さんのための 『子育て英会話』開講
お母さんのための
『子育て英会話』開講
英語に接する時間が週に1度のレッスンだけでは上達もあまり期待できません。家でもCDを聞いたり、お母さんやお父さんの語りかけがあったりすることで、英語に対する興味、定着はぐ~んと違ってきます。しかし、「自分の英語に自信がない」「何をやっていいかわからない」という理由から家庭での時間を取れずに悩んでいる方も多いようです。そこでこの度、お母さん方のために『子育て英会話』を開講する運びとなりました。
学生以来のドキドキでした
学習内容は、以下を中心に構成しています。
●フォニックスと発音
●絵本の読み聞かせ練習
●英語童謡の手遊び歌を練習
●絵辞書を使って身近な単語を覚える
●子育て表現をショート・スキットで学ぶ
<レッスン参加者の感想>
*学生以来のドキドキレッスンでした。とても楽しく過ごせました。また自分の英語力の無さを確認できました。
*先生が楽しくレッスンをしてくれたことであまり緊張することもなく楽しめました。忘れていた“r”と“l”の発音の違いなどが再認識できて良かったと思います。学生時代はフォニックスを使っての発音の練習はしたことがなかったので勉強になりました。
*フォニックスを使っての発音練習やショートスキット、絵本の読み聞かせなど盛りたくさんの内容でした。とても分かりやすく良かったと思います。
ご家庭でもお子さんと一緒にスキットを練習してみませんか?
Short Skit Part 1
Kayo is in the bed.
M: Kayo, wake up ! K: Good morning, mom. M: Good morning. K: Yes, mom. M: Well, let’s get dressed. K: Yes, mom. M: Good girl. K: Can you help me? M: Sure. Here you go. |
カヨはベッドの中。
M: (カヨ)、目を覚まして。 K: おはよう、ママ。 M: おはよう。 K: うん。 M: さあ、お着替えしましょう。 K: うん、できるよ。 M: おりこうさんね。 K: ママ、手伝って。 M: いいわよ。 ほーら、できた。 |
◆最初は皆さんとても緊張されていたようですが、すぐにその緊張もほぐれ、楽しんでレッスンに参加していただきました。ご家庭でもお子さんと楽しい英語の時間を少しでも設けていただけることを願っています。
【4月開講クラスのご案内】
池袋スクール、火曜日10:00-10:50、水曜日10:00-10:50
川越スクール 水曜日10:40-11:30、木曜日11:40-12:30
月謝 在籍生保護者:5,250円 一般:7,350円
また、毎回出席できないという方は、5回チケット(10,500円)をご利用ください。
英語の絵本、読んであげませんか?
BEARS IN THE NIGHT
Bright & Early Books出版
Stan Berenstain 著 1186円
子グマの兄弟がベッドで寝ていると「ホー、ホー」と奇妙な音が聞こえてきます。その音を探しにベッドを抜け出して夜の森を恐る恐る丘の上まで上っていくお話です。でも音の正体に出会うと驚いて猛スピードで家路へ。out, down, over, between, underなど前置詞がたくさん使われていますが、絵本の楽しさに自然と覚えてしまうことでしょう。イラストもわかりやすく、繰り返しが多いので読み聞かせにも最適です。
Dear Zoo
Little Simon出版
Rod Cambell 著 1449円(テープ付1837円)
動物園に「ペットが欲しい」ってお手紙を書きました。でも、届いたのは象。”He was too big! I sent him back.” 大き過ぎたので戻しました。そして届いたのが、キリン。 “He was too tall! I sent him back.” 背が高すぎるので戻しました。次に、ライオン、ラクダ、・・・と続きます。繰り返しの表現が多いので何度か読んでいるうちに絵本を全部覚えてしまうことでしょう。動物の特徴を表す形容詞を楽しく学習できます。
Phonics Alphpets
Ladybird出版 525円(CD付 1,155円)
Annie has an alligator in her attic. (アニーはワニを屋根裏部屋に飼っている)
“A”のページは”a”で始まる単語が組み合わさって文章になっています。各キーワードには、イラストがありますので、イラストを楽しみながら文を理解することもできるでしょう。CD付きもありますので発音とフォニックスの学習になります。
PLAY WITH ME
Caldecott Honor Book 出版
Marie Hall Ets著 755円
女の子が草原に遊びに出かけました。すると草の葉に一匹のバッタがすわっていました。「バッタさん、いっしょにあそぼ」と言いながら、女の子はバッタをつかまえようとしました。でもバッタは逃げて行ってします。次に池のそばでカエルを見つけました。つかまえようとしましたがやはり逃げて行ってしまいました。声をかける動物はみんなどこかへ行ってしまいました。女の子は一人しょんぼり池の水に浮かぶ虫を静かに眺めていました。すると何処からか先ほどのバッタが戻ってきました。そして、カエルも。日本語版も有名ですがやはり原書で読めるといいですね。
DORAEMON
小学館出版
藤子・F. 不二雄著 819円
日本語訳付きでイングリッシュ・コミックスが出版されました。対訳も”What a pig!”(いやしんぼう)とか”What a pain!”(めんどうくさいなあ)なんていうのがあったりして、教科書では味わえない実用的な英語表現にたっぷり出会えることでしょう。マンガの楽しさと英語の楽しさが二度味わえますよ。
※上記絵本をご希望の方には注文を承ります。
*輸入書籍は換算レートにより価格が変更されることがあります。
SPELLING BEE (スペリング・コンテスト)
平成15年度 後期成績優秀者発表(2月実施)
GE5 部門
1位 100点 櫻井瑛子(小4)
1位 100点 斉藤彰人(小5)
1位 100点 林 茉奈(小5)
1位 100点 岡田奈美(小6)
GE4部門
1位 100点 福徳枝里子(中1)
2位 94点 津田亜矢(小6)
3位 92点 宮沢果奈(小6)
これって英語?
プリン prin ?!
プリンの発祥はイギリス。英語では”pudding”(プディング)といいます。日本人には“プリン”と聞こえたのでしょうね。さて、時は新大陸が次々に発見されつつあった15世紀末~16世紀。長い航海には栄養価の高い保存食が必要でした。初期のプリンは、パンくず、小麦粉、ラード、レーズン、卵、果実を混ぜ合わせ、塩やスパイスで味を付けて蒸したものでした。現在のような甘いカスタードプリンになったのは、18~19世紀にフランスに渡ってからだそうです。
編集後記
Never too old to learn. (学習に老齢なし)
学ぶという行為にはエネルギーが要ります。だからかもしれませんが、常に学んでいる人は輝いて見えます。社会人になり、試験 から開放され(?)、ややもすると受動的な日々を送ってしまいがちになりますが、一歩、踏み出してみることで新鮮な感覚が芽生えてくるかもしれません。樹木が芽吹き始めたこの季節、何かを始めてみませんか。