Drink, Take, Swallow, or…
最近、ケーブルテレビのローカル番組(北海道出身3名での食べ歩き旅番組)で、視聴者からの次のような意見を
紹介していました。
…『「たばこをのむ」の「のむ」というのは北海道弁だ。』と言っていましたが、「たばこをのむ」の「のむ」は標準語
です。』…
その後に 次のようなYahooの知恵袋にあるようなコメントを述べていました。
『昭和40年代ごろまでは、(たばこを)「のむ」はまだごくふつうに使われていたと…古い人ほど「のむ」を使い、
「吸う」は新しい言い方が次第に優勢になって定着したものだと思います。タバコを「のむ」の漢字は、飲む、では
なくて 意味読み・慣用読みですが 「喫」の字を使い「喫む」とすることが多いです。すべての国語辞典に、では
ありませんが、「喫む」を掲載している辞書はあります。タバコを「飲む」でも本来の「飲む」の意味からすると間違
いではなく、「息をのむ」のように「吸い込む」の意味での「飲む」と定義できます。息は気体だから吸い込むことが
できるけれど…』
前置きが長くなりましたが、川越教室GE担当で北海道出身のマサです。現在たばこの話をするのははばかれますが。
日本語にも「のむ」という漢字はその使用の仕方によって上記のたばこやお茶を「喫(の)む」、お酒を「呑(の)む」、薬を
「服(の)む」など漢字では区別されているようですが、これらの「のむ」は現在ほぼ「飲む」という漢字にあてられている
ようです。ただ、正しく使用する場合は辞書などを調べ適切な漢字を使用するほうがいいと思います。
日本語でもそうですので英語はなおさらで中学で学んだところから復習すると、
水、ジュース、コーラやお酒を「のむ」は→ drinkを使用
The baby drinks a lot of milk.
「その赤ちゃんは、たくさんミルクを飲みます。」
味噌汁やスープを「のむ」は→eatを使用(中学の先生からは『味噌汁は具沢山だから、飲むというより食べると言った
ほうが理にかなっているね。』と教わったものです。」
I eat miso soup every morning.
「私は、毎朝,味噌汁をのみます。」
上記のたばこを「のむ」は → smoke
My father stopped smoking last month.
「父は先月、たばこをのむのをやめました。」
高校生で学んだところでは
薬を「のむ」は → take(液体の薬でもこの動詞を使用します。)
When I was a child and caught a cold, I used to take the syrup medicine.
「子供のころ風邪をひくと、よくシロップの入った風邪薬をのんだものです。」
人の言ったことを「鵜呑(うの)みにする」→ swallow, take
I found his excuse very hard to swallow.
「彼の言い訳は鵜呑(うの)みし難いと思いました。」
Don’t take her story for granted.
「彼女の言うことを鵜呑(うの)みにするな。」
この「のむ」という言い方だけ見ても、日本語でもそうですが言語、文化が変われば表現の仕方も変わるのは当然なので
しょうか。面白いですね。
***********************************************************************
使える英語を身につける幼児からの子供英会話教室【ニッセイト英語専門教室】
★池袋スクール ℡03-3989-2111
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-15-3 アークランドビル7F
★川越スクール ℡049-224-8641
〒350-0043 埼玉県川越市新富町2-22 八十二銀行ビル5F
体験レッスン・資料請求・各種お問い合わせはこちら
https://nissait.com/contact/
***********************************************************************